古典に学ぶー供,修裡

  • 2017.04.22 Saturday
  • 12:00

    

近所の池で撮影 200mmレンズ

 

   爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。 

 

   桜の季節も足早に去って行きましたが如何お過ごしでしょうか。

   今月も時節の移ろいに加え古典に学ぶシリーズの記述を試みます。

   最後までコーヒー片手にお付き合い下さい。

 



 

 昨今の世界情勢 

 

相変わらず暗い話題が満載の 我らの地球環境です・・

まずシリアの生物兵器爆弾事件から採り上げましょう。

ネット情報を駆使して正規のTV報道では得られない裏社会を覗いてみます。

 

まず事の真相は誰が何の目的で生物兵器を使ったか?

犯人はアメリカのネオコン組織と組んだ共和党の右派組織に行き当たります。

この組織が実行をさせた悪玉の親分で、実行したのはアメリカ軍でありそれを命じたのはトランプ

大統領である。

(これを証明する手段はありませんが、下記の通り解釈すれば全て無理なく物事の道理が瑕疵なく

説明出来る、この事に既に気が付いた高名な政治評論家氏の言を参考にしております。)

 

そもそもの発端は、トランプ大統領を弾劾しようと裏で画策しているネオコン組織とトランプ大統領との間の確執に事の本質があるとの見方が報道されております。

共和党の右派はロシアを蛇蝎のごとく嫌っており、ロシアと仲良くしたいトランプ大統領との間の

政治的な路線対立に源流があり、この確執をネオコン連中が悪用してトランプ氏を潰しにかかって

いるようです。

 

そこでロシアに一泡吹かせたい・・とトランプ陣営は画策した。

手法は、生物兵器をシリアが使って反政府組織を空爆した。

その裏でロシアが糸を引いていると云う虚構を作り、これを基として情報戦に持ち込み世界を欺く

作戦です。

表面上はヨーロッパ各国と日本もシリアの生物兵器使用に批判の意を表明し、国連の安全保障委員会で議決された・・。

 

当然シリアもロシアもまったくこの生物兵器の使用にはまったく関与していないし・・これが事の

真相でしょう。

 

シリアのアサド大統領に対する日本人の独占インタビュー動画を見ました。

この動画は彼の人間性が溢れたとても良い印象を持つ動画でありました。

同じ自国民を生物兵器使って殺傷する必然性がまったく彼には無いのであり、彼の大統領は無実の

罪を背負わされている・・と、この確信が持てました。

 

彼の人間性は極悪の如くのようにアメリカのCNNを含めた報道機関が、平然と捏造しておりますが、実際の人物像は真逆であり冷静沈着・とても知的レベルの高い優れた指導者であるとの印象に

溢れている・・との確信が持てました。

・・でないとシリア国民から大統領の地位は与えられない筈でありましょう。

 

報道機関のCNNなどはネオコン組織に支配であれた一員であり、平気でフェイク(偽)ニュースを垂れ流しており、このニュースソース源を日本の報道各社も自動的に国内に流しております。

日本の報道機関はニュースソース源の正確さまで追及しておらず、アメリカのネオコン組織に牛耳

られた大手報道機関の嘘情報を、彼らの為に都合が良い形に情報操作され、意図した虚構が全世界

に向かって垂れ流れております。

 

シリアのアサド大統領を極悪人に仕立てたアメリカのネオコンは、人間としての一線を踏み越えた

と称して自立型誘導ミサイル(トマフォーク)約60発を使ってシリア軍の軍事施設を攻撃する素振

りを見せました。

実は正確に誘導できる筈が、わざと狙いを外して爆弾投下しており、飛行場にある戦闘機への

命中率は20%に制御されていた・・とネット報道があります。

しかも攻撃はロシア側に予め事前通告されていた・・と。

 

おまけに原子爆弾の規模に次ぐ世界最大の超大型爆弾MOAB兵器(重量約10トン)を、イスラム国と称するテロ集団組織に対して始めて投下しました。

これにより約百名のテロ集団メンバーが殺害されたとの報道があります。

 

ロシア主導でこのテロ集団組織への攻撃が為されておりますが、アメリカもロシアの先行を許さず

このテロと戦う・・との意思を示したとあります・・が、小生はまったく茶番劇であると思い

ます。

故は、そもそもイスラム国樹立に手を貸したのはアメリカCIA組織が関与し、武器を彼らに与え騒乱

の基を作っており、更に同テロ組織を今度は殲滅すると宣伝し大量兵器を彼らの頭上で使うのは

矛盾の極みです。

これは偏にアメリカのネオコン組織による戦争屋としての兵器販売で儲けを得たい・・と云う

死の商人の暗逆が其処にあるからです。

 

この恐るべき闇組織の暗逆を封じ込めない限り、無辜の罪なき人々が命を奪われる悲惨極まる残虐

な世相は収まらない理屈であります。

このネオコン組織を封じ込める為にトランプ大統領は立ち上がった筈です。

アメリカの政治的立場を利する目的と、このテロ集団の悪玉組織を潰す狙いで彼の大統領は涙を

呑んで兵器に手を出し、自作自演をしたのでありましょう。

 

ある識者曰くこのトマフォークなる高額兵器を使ったのは、在庫処分であろう・・と指摘します。

加えてMOAB兵器の威力を始めて実践で試した・・と。

考えれば考える程、空恐ろしい連中です。

曰く民衆主義は兵器が無いと守れない・・と彼の新大統領は発言しております。

 

上記罪をなすり付けられたロシアのプーチン大統領は・・と云えば、この一連の暗逆の真相は彼の

持つ諜報機関によって完全に把握されており、国連で我慢しながら非難決議に賛成する立場に

回っており、これもアメリアに裏で恩を売る結果として作用しております。

トランプ大統領の窮地を救ったのは実はプーチン大統領だった・・。

 

更にこれは北朝鮮情勢と強く結びついております。

トランプ氏はオバマ氏とは違って、優柔不断ではなく悪には決然として対処する・・と云う

メッセージを北朝鮮の頭が狂った指導者に送っております。

空母派遣は単なる脅しでは無いぞ!・・と。

加えて中国の習近平氏はアメリカに行って、トランプ氏からお前が管理しないならアメリカだけで

対処すると通告したのであります。

 

習氏との晩さん会の席上で、デザートタイムの最中にトランプ氏は習氏に只今シリアをミサイル

で攻撃したと伝えます。

習氏は当初何を云われたか?にわかには理解出来ず、改めて発言内容について質問し直したと。

甘い物を口にしながら、突然激辛情報を耳から詰め込まれた習氏の心情は・・??

 

ロシアに味方したい中国の習氏は、腹の中では腸煮えくり返っているのに記者会見の場では、作り

笑いをした 苦しい顔が印象的でありました。

アメリカの軍事力の強大さを見せつけられた習氏は、この屈辱は軍事力強化で絶対に返す・・と

彼は決意した事は想像に難くありません。

 

習近平氏は国内の都合で十分な対応が北朝鮮に対して出来ない旨を説明した様子です。

中国の評論家氏が曰く、北朝鮮と国境を接する中国軍の軍区組織はまったく党中央からの統制が

利いておらず、北朝鮮に有事が発生すれば一緒になって敵と戦う心算であると。

故に北朝鮮のキムジョンウン氏に中国への亡命を勧めている最中だと・・。

 

彼の頭のおかしい指導者のみ排除すれば、北朝鮮の核開発問題は解決するとアメリカは考えている

様子ですが、小生にはそのように見えないのですが・・。

南の韓国は・・と見れば、これも混乱の極みであり北朝鮮に融和する新大統領が誕生する危険性が

高いとアメリカは見ており、その5月上旬の大統領選挙までにこれらの一連の課題を解決したいと

考え、軍事作戦も辞さずとの立場であるようです。

 

もしアメリカが北朝鮮に軍事作戦を強行すれば、北のミサイルが我が国を襲う事は十分予測され

ます。

それにしても我が国の国民はのんびりしたものですね!

平和ボケの極地であって国会議事堂では森友学園問題で盛り上がり、一体この国の政治屋は自国

防衛に関して何も考えていない証拠であるとしか見えませんが・・。

アメリカが軍事発動すれば、南の韓国も大被害が発生する事が考えられます。

 

北のミサイルが最近発射したら空中爆破する事故が多発しております。

これはアメリカのサイバー攻撃の成果であるとの見方が一般的です。

北はこれに既に気が付いておりましょう。

 

北朝鮮の核開発を今まで容認してきた、その根本要因はこれもアメリカのネオコン組織に行き

当たります。

即ち北朝鮮を利用して彼らの世界戦略に利用しようと企んでいたとの報道があり、ネオコン組織の

世界戦略の中で北朝鮮を泳がせる、この方針であった・・と。

しかし今回トランプ大統領となり、この泳がせ作戦は北朝鮮のICBMがアメリカ本土を襲う事態へと変貌しようとする矢先に、これを殲滅する方針に変更された。

 

その泳がせ作戦にも中国を利用したとあります

即ち中国国境を接するバッファーに北朝鮮を利用する必要が中国にはあり、北朝鮮にパイプライン

でせっせと石油を供給しており、その裏で北のミサイル開発をさせる余力を得た・・と云う次第

です。

そのミサイル技術をイランに売り外貨を稼いでいたという事実が存在します。

 

中国は北朝鮮からの石炭輸入を停止する挙に出ており、これは中国の態度表明でありアメリカに

協力しているポーズを示しているに過ぎない。

このお駄賃で中国の為替操作国としての指定をアメリカは見送ったと。

更に中国は石油までは止められないだろう・・とアメリカは見ておりましょう。

故に中国が協力しないなら、アメリカ単独で北を制裁すると習氏に申し渡した。

 

北朝鮮を今回潰す事は、廻り回ってイランを潰す事にも繋がるとアメリカでは考えている筈です。

最近イランの核開発について、アメリカは方針転換して批判のボルテージを上げており、このような視点から世界情勢を見れば、各々は完全に裏で繋がっている事が鮮明に分かります。

 

中国の海洋開発(進出)で空母を建造しており、その1号はつい先だって進水した様子ですが、

南シナ海を我が内海の如く支配しようとする戦略に対し、アメリカはこれを絶対に許す分けには

行かないので、北朝鮮問題が片付いた後に何かまた軍事的に対処がある筈です。

アメリカの空母が3隻も極東に配置される事は、かつて今までまったく無かった事です。

(内1隻は横須賀でドック入り中)

 

尖閣列島を中国が奪う計画がありますが、アメリカの目の黒い内には中国の野望を満たす事は無いと見えます。

加えて日本一国でも中国に攻められてもこの対処は、今なら対応可能でしょう。

しかし日本のデフレ経済の状態をこのまま放置すれば、経済的落差により彼の国との軍事力落差がますます拡大し、我が国も取り返しが付かない状況へと追い込まれる事は火を見るより明らかで

ありましょう。

 

ともかく世界の国を統べる指導層の頭が錯乱し狂っている事は、上記を読んでも理解出来ます。

分けてもアメリカのネオコン組織に代表される民主党・共和党を問わず民主主義の名の元に強力な軍事力にものを言わせた、勝手次第な振る舞いには困ったものです。

軍事力の連鎖反応である北のミサイル・中国の海洋進出暴発等々・・世界は平和を追求する次元

からは遥か遠い低次元で、甚だ残念ながら蠢いておりましょう。

 

小休止

 

 



 

 立正安国論の続き 

 

先回に続いて解説を追加します。

 

先回も記述しましたが、日蓮大聖人の一生を以て当時の為政者への諫言は、自ら何度も書写され

且つ死期を悟った場でも、門下の弟子に講義をされておられます。

正しく日蓮大聖人の生涯は、立正安国の実現へと全身全霊を捧げられた苦難の闘争人生であった

次第です。

 

そして大聖人在世のみならず、その精神を弟子へ・・未来へ・・と継承させる歩みであった次第

です。

この立正安国論は天災・飢饉・疫病・蒙古襲来の災難予言・などの惨状を嘆く客と、その各種災難

の根本原因を解き明かし、解決への手段を解く主人との対話と云う形で記述されております。

 

客が疑問として問うて曰く・・から始まる質問と答えは十問九答の形式を取ります。

そこには正法によって民衆が幸福と平和を実現する、仏法上の御本仏の大慈悲と大熱情が強く脈打

っており、時代を超えて相手の心を開き、真実を広げる対話の極意が示されております。

 

若干先回と同じ趣旨の処を改めて記述します。

大聖人曰く・・

 

「 主人悦んで曰く、鳩化して鷹と為り 雀変じて蛤と為る、悦ばしかな汝欄室

  の友に交わりて麻畝(まほ)の性となる。

 

  誠に其の難を顧みて専ら(もっぱら)此の言(ことば)を信ぜば、風和らぎ

  波静かにして不日(ふじつ)に豊年ならん。

  但し人の心は時に随って移り 物の性は境に依って改まる、例えば猶(なお)

  水中の月の波に動き 陣前(じんぜん)の軍(いくさ)の剣に靡く(なびく)

  がごとし。

  汝当座に信ずといえども 後定めて永く忘れん、若し先ず国土を安んじて

  現当を祈らんと欲せば 情慮を回らし いそいで対治を加えよ。 云々」

 

現代語訳

 主人は喜んで言った。

 故事に鳩が変化して鷹となり、雀が変じて蛤になるとあるが、そのようにあなたは考えを大きく

 改められた。

 喜ばしいことに、あなたは芳しい欄室の友に交わり感化を受けて、蓬(よもぎ)のように曲がって

 いた邪信が麻畑の中で正されたように、まっすぐに正法を求めるようになった。

 

 まことに近年の災難を顧みて、もっぱら私の述べた事を信じるなら、風は和らぎ浪は静かに

 なって、日も経たずして豊年となるだろう。

 

ただし、人の心は時によって移り変わり、人物の性分は環境によって改まるものである。

例えば、水面に映った月が波の動きによって動き、戦に臨んだ軍隊が剣の動きに応じてなびくよう

なものである。

 

この段で大切な事は、客が考え方を素直に変えた事に対して、故事を引いて主人が喜んでいる様を表現しております。

汝欄室の友に交わりて麻畝(まほ)の性となる。

 

この欄室の友とは・・

欄の香りのように人徳の薫り高い人物の事です。

蓬のようにねじ曲がっていた心が、欄室の友である人徳の高い人との交わりの中で、ねじ曲がった心が感化され麻のように真っすぐで素直な心根に変化するとの例え話として記述されております。

 

良き友との交流を通し、人は感化されより良き人生を歩む軌道に入れる理屈です。

ここでは自分の心が素直になった結果、自分では気が付かない長所・強さなどが発揮され自他共に

輝いて行く幸福境涯を持つ人生を歩む事が可能となる理屈です。

 

大聖人は他の御書で、「夫盗人なれば妻もこれまた然・・云々」とあります。

悪心に感化されれば人の人生の軌道は狂います。

類は類を呼ぶとも申しますが、良き人生を歩む為には大聖人が仰せの如く、欄室の友に交わる事が非常に大切であります。

特に若い世代は感化される度合いが高く、人徳の高い集団と交誼を持つ事が必須となりましょう。

 

ここでは、此の言(ことば)を信ぜば、風和らぎ 波静かにして不日(ふじつ)に豊年ならん・・と仰せです。

大聖人の言葉を信じて正法に帰依すれば、風は和らぎ時を経ずして豊かな人生となろう・・と指摘されております。

 

この主人が客の心の変化を喜びつつも、人の心は時によって移ろい変化し環境によってその性分が改まる・・と仰せです。

只今は正法を受け入れた!・・と決意してもこの場を去り、正法の環境から遠ざかってしまえば、その決意を忘れしてしまう と指摘されております。

 

我が師匠は以下のように申されます。

民衆は真の幸福が得られる生きる為の哲学を求めている・・と。

この地球上に暮らす万民が生命の尊厳性を輝かせつつ、対話の力によって善なる連帯を広げ、調和と共生できる社会を建設して行く。

このような新しい社会活動・運動を心の底から深く求めている筈だと。

 

この夢を体現する為の国内外を含むSGI活動は、立正安国の旗を掲げ民衆の幸福と平和の為に現実

社会の変革に挑戦し行く使命を貫いて活動しております。

そこには、人間の為に必要な真の宗教哲学が有り、その精髄がみなぎり連帯の輪を呼び共感を呼ぶ

力がある からです。

これこそが、仏法の根幹を成す精神でもあるからです。


 

小生の体験

 

小生は仕事上でも人間関係でも行き詰まった体験を持ちます。

分かり易く申せば、自分らしさを社会の生きる現場で表現出来ない境涯に堕した体験を持ちます。

そして欄室の友と出会い、仏法哲学の何たるかを知り、人間の生きる本質を悟り、人間の存在の

何たるかの一端を正しく理解し得た。(と感じております)

 

即ち立正安国を追及する事は、机上の空論では無く具体的な人間として如何に生きるか?・・と

云う本質を追及する活動の中で、自分自身の真の姿を現実の生活の上に見出す事に通じる次第

であります。

大きくは国家次元から小は家庭次元の時空間の中で、現実の悪環境下で如何に生きるか??・・と云う命題に対し、逃げず真正面からこれと向き合い、如何にしてこの悪環境の娑婆世界を少しでも良い方向へと転換させられるか。

この活動の万般が、世の人に取って必要であると感じております。

 

それ故に社会の極悪人が蠢く国際社会の実態を知り、その上で我が国の庶民が正しい情報に

基づき、平和で賢い社会を建設する必要があると考える次第です。

アメリカの生物兵器により、無辜の市民の命が沢山失われております。

シリアの市井に生きる民衆が最大の被害者でありましょう。

アメリカと云う物質文明が手にした結果、起こった悪の真実を知るべきでありましょう。

 

己さえ良ければ良い!とする、他の不幸の上に己の繁栄を築く事に対して何の疑問も持たない民族

の行く末は・・これは滅亡の姿しかありません。

仏法に云う三災七難の姿がそこには存在します。

国際テロが何故彼の国で頻発するか?・・共存共栄の精神に著しく欠くからであると、さような

印象を小生は持ちます。

 

政権内部の抗争は、自界叛逆の難そのものであります。

中国に於ける政権からの脱落は、自分の生命を失う事と同義語です。

他国侵逼の難は政治が乱れ・人心が乱れた結果この災難を自国に呼び込みます。

北朝鮮にその例を見ますが、近隣の平和国家を巻き込んで周囲を不幸のドン底に引きずり込む威力を持ちましょう。

 

この災難から逃れるには、丸腰で無防備に平和を語るだけでは決して国民は幸せな社会を確立できない筈です。

毒には毒を以て制する・・所謂自己防衛は甚だ残念の極みながら、避けて通れない事は明白の理です。


 

 立正安国論の結論の項 

 

先哲は以下の如く獅子吼されております。少し難解ですが頑張って読んで下さい。

 

「 客の曰く 今生後生誰か慎まざらん 誰か和(したが)わさらん、此の経文

  を披(ひら)いて具(つぶさ)に仏語を承る(うけたまわる)に

  誹謗の科(とが)至って重く毀法(きぼう)の罪 誠に深し、

  我一仏を信じて諸仏を抛(なげう)ち 三部経を仰いで諸経を閣(さしお)き

  しは、是れ私曲の思いに非ず、即ち先達の詞(ことば)に随いしなり、

   十方の諸人も亦復(またまた)是くの如くなるべし、

 

  今の世に性心を労し 来生には阿鼻に堕せんこと文明らかなり 疑う可からず、

  弥(いよい)よ貴公の慈愛を仰ぎ益(ますます)愚客の癡心(ちしん)を開けり、

  速やかに対治を回らして早く泰平を致し 先ず生前を安んじて 更に没後を扶

 (たす)けん、唯我信ずるのみに非ず 又他の誤りをも誡めんのみ 」

 

現代語訳

客は言った。今生の事も後生のことも、誰が身を慎(つつし)まないことがあるだろうか。

誰が心穏やかでいられるだろうか。

この経文を開いて詳しく仏の言葉を承ってみると、正法を誹謗する罪はまことに重く、正法を破壊する罪はまことに深い。

 

私が阿弥陀という一仏を信じて諸仏をなげうち、浄土の三部経を仰いで諸経を閣(さしお)いた

のは、自分勝手な誤った思いからではなく、先達の言葉に従っただけである。いずれの人々もまた同じであるにちがいない。

 

今生には仏性を具えている心を消耗させ、来世には阿鼻地獄に堕ちてしまうことは、経文に明らかであり、その道理もつまびらかである。

疑うことはできない。主人の慈悲あふれる訓戒を、いよいよ仰ぎ、ますます自分の愚かな心が開いていこう。

速やかに謗法を滅する方策をめぐらせて、早く天下泰平を実現し、まず生前を安穏なものとし、

さらに没後も救われるものにしていきたいと思う。

ただ自分一人が信じるだけでなく、他の人々の誤りをも制止していこう。

 

訳語の解説

この文章は本論の結論の部分に当たります。

この立正安国論を客が学んで、客が自ら陥った謗法の罪の理由を正しく理解し、これを反省するとともに正法に帰依し、自分と同じように邪義に惑わされた多くの人々を目覚めさせる・・と客が

誓っている場面です。

 

この文章のはじめの部分では・・客が曰く・・

主人が示した経文に照らし、正法を誹謗する罪はいたって重く、正法を破壊する罪は実に深いこと

が理解できた・・と、納得する場面の表現です。

 

これまで阿弥陀仏を信じて諸仏をなげうち、浄土教の三部経を崇拝し、諸仏をさていおいたのは、

自分が仏法を学んで得たからでは無く、先達の言葉を安易に従った為であり、他の人々も同様で

あろうと述べております。

 

ここで言う処の三部経とは、浄土経(念仏)が拠所としている阿弥陀経・無量寿経・観無量寿経

三部を指します。

このように鎌倉時代のみならず、現代社会でも念仏は廃れておりません。

我が家も改宗する前は念仏を唱える宗派に属しておりました。

その故は既に解説しました通り、江戸初期の戸籍制度である寺への帰属がきっかけであり、正しい

仏法を学んだ今は、念仏は破棄しました。

 

大聖人は続けて曰く・・

 

念仏が今世でも来世でも人々を苦しめる事は、経文に照らしても道理の上からも明らかであり、

疑う余地ないと述べております。

曰く念仏を信じて行けば、阿鼻地獄に落ちると表現しております。

念仏は既に述べました通り、厭世思想であり諦めの境地であります。

 

今生の人生を棒に振る思想であり、自分の持って生まれた仏性(可能性)を泥中に捨てるが如くの

思想であり、人生の生き方となります。

故に阿鼻地獄の様相を呈する・・と大聖人は指摘します。

 

日蓮大聖人は、この慈悲溢れる訓戒を仰いで、素直な心で自分の愚かな心を開き正法である法華経

に帰依しなさいと指摘されております。

即ち念仏である謗法を滅する方策をめぐらせ、早く天下泰平を実現し、自分の人生を安穏なもの

へと変革し、加えて没後をも救われる生き方をする方向へと方向舵を切りなさい・・と勧めて

おられます。

 

更には自分一人が良い目に遭うだけでなく知り得た内容を、他の誤れる人々にも啓蒙し真の仏法

哲学に基づいた正しい人生を歩めるようにしなさい・・

これが立正安国の正しい姿である・・と申されております。

 

所詮仏法とは申しても道理に過ぎない・・これが大先達である日蓮大聖人の言葉です。

仏法の教祖釈尊が末法である、現代に残した真意は全てこの法華経の中に凝縮されております。

念仏は法華経を説く前に、今日の飯が食えない一般大衆に対して、より高い精神境涯に導く為の

方便の教え(三部経)なのであります。

 

現世の厳しい現実社会を悠然と乗り越えて行く為には、厭世思想では豊かな人生を構築出来る筈も

なく、既に種々記述して参りました如く法華経に帰依し、人間革命を起こす事が出来れば、眼前の

人生模様は激変致します。

そしてこれを現実社会で痛烈に体験して参りました。

 

これを読まれる念仏宗に帰依しておられる方は、是非鎌倉時代の大先哲の言葉に眼を開き、我が

人生を豊かにして頂きたいと強く念願する次第です。

諦めは人生の敗北・・精神の阿鼻地獄でありましょう。

そして人間革命に至るには、たった今から一歩前へと歩み出す勇気が必要です。

そうです・明日からでは無く、只今から人生の境涯を開く場へと、我が身を移すだけであります。


 

 立正安国論のまとめ 

 

上記の如く欄室の友と交われば正しく我が境涯麻畝(まほ)の性へと大変身を遂げるのです。

そうすれば、我が人生の前は前途洋々と開けて参ります。

小生の生き詰まった人生からの脱却例を見ても、正に大聖人の仰せの通りで実証済みです。

後は自分の境涯革命に向けて勇気ある行動あるのみであります。

 

さような法華経で言う処の地涌の菩薩は、我が日本国には概ね人口の約10%存在します。

創価学会組織・SGI組織に身を委ね人生を謳歌して行こうではありませんか!。

正しい道理・理念に基づく人生の歩みの上には、納得の行く我が人生が花開く!

これも至極自然な成り行きであります。

 

法華経の題目である南無妙法蓮華経のお題目には、妙の三義がございます。

 

1)蘇生の義・・弱っている生命に火が灯り、本来生まれながらの長所が必ず発現する義。

2)明らむ義・・物事が人間道と云う道理に従って明らかに見えて来る義。

3)開く義 ・・我が身の前が、人生が必ず明るく開けて行く義。

 

詳しくはまだ沢山存在しますが、この点を正しく理解するだけで十分です。

社会で活躍できるエネルギー源が、この法華経のお題目の中に存在します。

そして既に世界で1千数百万人の大群衆である地涌の菩薩が、全この体験を共有し全世界で大活躍

しております。   

 

正しく地球規模でこの人間を活かす宗教哲学は、爆発的に拡大しており法華経のお題目を唱える

声は、この地球上で日が落ちる時間帯が無い所まで拡大しております。

日蓮大聖人が鎌倉時代に獅子吼して説かれた立正安国の姿が、現代社会の中で今正に大きく育ち

花開いております。

人類の恒久平和へ向けた、困難な建設作業にご参加いただける事を願って止みません。

・・この地球上から悲惨と云う二文字を無くする為に・・

 

平然と数百人規模の頭上に生物兵器を使う輩を、この地球上から殲滅する為に、兵器を使わず対話

の連帯で羽交い絞めするが如く、其の為に人間道と云う理念の下、連帯の輪を構築すべく、日々

地道に額に汗して黙々と努力を積み重ねる我が団体に、絶大なるご支援とご理解を賜りたい次第

なのです。

 

結句・・立正安国の姿は最終的には娑婆世界で生きる過程で、我が身の人生を最高の境涯に高めて

行く為の理念であり、実践活動の姿そのものであると・・。

この事実をご紹介して、立正安国論の入門編を終了とさせて頂きます。

 

朝鮮半島有事の危機に際して・・

爺拝 2017年4月 吉日

 

 

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