H30年8月 日本海・丹後松島海岸付近にて
爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
長期間(1年以上)に渡りブログ記事を投稿してこなかった事を深くお詫び申し上げます。
これには理由がありまして・・以下は言い訳になりますが、若干お許し下さい。
実は小生の身内に不幸が重なり(大切な家族を2人失い)その衝撃から立ち直る時間を頂戴した次第です。
まだ一周忌も経ておりませんが、心機一転・・と思い直し執筆を再開した次第です。
長きに渡り休止している間にも世の変転は激しく、約1年前とはまったく違う様相を呈しております。
昨今の世相を見て感じるままに我が喫茶室に投稿し、読者各位のご批判を仰ぐ次第です。
今日のお題
今日のテーマは世界の潮流と題して若干感じている事を記述してみようと思います。
それは去年から今年にかけて、人類史的に見ても大変大きな変革期を迎えているように感じるからです。
既にご承知の通り小生は仏法の信奉者でもありますので、その視点からの記述となる事を予めご了解ください。
過去世紀からの潮流
昨今の世界的な潮流は、第一次世界大戦の時代をも包含する次元で、大激変が予想される展開が始まった・・。
と感じざるを得ない状況を呈するまでに変化していると感じます。
そのトリガーを引いたのはアメリカのトランプ大統領の登場にあります。
第一次世界大戦から現代に至るまで、この地球上で長きに渡って歴史を差配して来たのは、アメリカ社会を影から
支配して来た ユダヤ資本等に癒着した人々の存在でした。
所謂ディープステートと呼ばれるアメリカ社会を裏から操る連中の存在です。
アメリカ社会はウオール街に象徴される裏組織から完全にコントロールを受けて来ました。
そのディープステート関連の1つに、軍産共同体と呼ばれる経営&軍人幹部の存在も有ります。
彼らはアメリカの司法・立法・行政・宣伝(CNNをはじめとする報道機関の万般)・影の暴力&スパイ組織(FBIをはじめとするCIA&私的組織)の全てを、その資本力を駆使して社会を欲しいままに動かし、非条理な手段を用いて裏から支配を重ねて来ました。(彼らによって非合法的に消された沢山の人々が存在します。)
これらは公的機関の隅々まで深く浸透し、その支配体制は大統領と云えど崩せないと言われる程に確立されており
ましたが、現在に至り組織が溶解現象を引き起こしている模様です。
ここで歴史を顧みれば、第一次・第二次世界大戦を裏で仕掛けた張本人は、源流を辿ればこのユダヤ資本等の
ディープステートに行き着く事は史実であり、そして現在進行形でもある。
この事を小生は諸先輩方から学びました。
かつてのロシア革命でさえも、彼の資本家が絡んでロシア民衆をけしかけた罠であった・・とは識者の知る処です。
我が日本国に於いても、明治時代にロシアとの間に勃発した戦争の戦費は、彼らから提供されたものです。
(当時のロシア帝政は彼ら資本家に取って邪魔な存在であった時代。)
よく20世紀は戦争の世紀であったとよく言われますが、これ全て影で仕組んだのは戦争によって肥え太った彼ら
資本家連中が陰で仕組んだ大芝居であった・・と歴史家は総括しております。
我が国が支那事変から太平洋戦争へと導かれて行った、その根本原因を作ったのは当時アメリカ社会を裏で牛耳っていた、ディープステートの連中が闇で仕組んだ大罠と総括されております。(US大統領も差配される)
昭和10年ごろ当時の日本は南方から石油を調達出来なくなり、戦争を選択するより他に道が無い状況に追い込まれたのは、この連中の策謀であった次第です。(当時の資本家は支那地域で利潤を得ようと目論んでいた)
この時代日本が支那を差配しており、日本の存在が邪魔となりこれを排除しようという策謀があった。
その名目は支那人を日本の手から解放するという眼晦ましを使ったプロパガンダ合戦であった。
(日本にも他民族を支配するという瑕疵があった)
日本への石油販売経路を遮断する・・と云う汚い手口で日本を戦争へと誘ったのでした。
戦後にアメリカの歴史家・当時の政治家さえもが、日本の取った行動は正しい選択であった「戦争の選択は止むを
得ない正しい選択であり、我がアメリカでも同じ立場に立たされた場合、同じ道を選択したであろう」・・
との言葉が残っております。(小生は戦争を肯定する者ではありませんが・・)
戦後史の日本悪玉論は、アメリカ資本階級を始めとする彼の国上げてのプロパガンダによる日本民族封じ込め政策の結果であります。
その謂れなき悪影響を我々民衆の命の中に刷り込まれ、今でも色濃く影響を受け続けております。
GHQ支配時代に始まった戦後教育により、誤った世界観を日本人の心に強く植え付けたのでありました。
現代日本でも特にリベラル派と称する人々に対してその悪影響が色濃く存在しておりましょう。
ともあれディープステートと呼ばれる彼らユダヤ資本家等は、二つの大戦を経てますます肥え太り世界を資本力で
支配する体制を強固に築いて行った世紀であった・・と申せます。
イラク戦争では世界を騙し、フセイン政権を倒す戦争へと駆り立てられたのも 彼らの仕業であった次第です。
(武器弾薬の増産で彼らは太りました・日本も巨額戦費を拠出するも軍組織を派遣しなかった故に評価されず。)
そして戦後70年を経て今だにその残滓は色濃く続いております。
仏法の視点からは、己の野心・資本という名のお金・権力を振るうという事に目が眩んだ、人類を滅亡に導く亡者の
存在がこの地球を牛耳っている・・これが現実社会の実相です。
世界潮流の変化
戦後70年を経て、これら資本家等が言うグローバリズムという名のイデオロギーの時代は変化の時代を迎えている。
このような兆しが若干見えるようになって参りました。
即ち、グローバリズムという名の元に【人・物・資本】が国境を越えて 何の制約も受けず自由に移動する・・この生き方・理念が世界的に通用しなくなって来ている。
グロ―バリズムの言葉を変えて これを正しく表現するなら、弱肉強食で勝者と敗者がはっきり分かれる。
富める階層は益々富・貧しい民衆は益々貧しくなり、地域社会の連帯が悉く破壊され尽くす思想・主義であります。
自由貿易という概念とグローバリズムというイデオロギーを、ごちゃまぜにした議論がありますが、これは分ける
必要があります。
グローバリズムはあくまで主義・思想であり、貧富の差を生んでも仕方ない・・と考える生き方です。
例えば国境を無くして人の移動を完全に自由にする・・これはグローバリズムの考え方です。
同じルールで運営する世界統一国家を作る・・こんな表現では如何でしょうか。
その巨大な実験が現在のEU経済圏の姿であります。 それで、一体何をもたらしたか?
民族間の文化を破壊し、自国の社会的ルールをも破壊する力が働き・・その結果は如何ですか?
社会の騒乱を引き起こしているのが現実の姿でありましょう。
民族としての誇りを失う・・この根本要因は国境を跨いで自由に人々が移住することにあります。
現在のドイツの懊悩を目の当たりにします。
自由な移住は移住者の賃金を安く抑え、その国家・国民全体の所得レベルを下げる作用を及ぼし、且つ貧富の差を
拡大します。
加えて国の通貨発行権まで統一(制限)する・・こんな思想で運営されております。
小生はこの思想とルールには自ずと限界が存在すると考える者です。
イギリスがEUからの離脱を国民投票を経て、いよいよ実現へと動いております。
EUの誇り高き理念は理解出来ますが、通貨発行権まで縛るルールでは上手く機能しないと見えます。
EU圏内の国々でも国家間で貧富の格差が激しくなっており、長期的スパンで考えるとこのルールでは行き詰まる
のではないかと危惧しております。
一方で自由貿易主義は物が国境を跨いで自由に売り買い出来るシステムです。
しかも ある一定の節度を保ったルールの上に成立する概念であり、他国の民族を不幸にしてまで自由に売り買い
出来る主義ではありません。
自国に無い物を互いに適正価格で相互取引する、これはあくまで各国の民族が独立して豊になる手段としての貿易
ルールの筈です。
これが自由貿易の根本理念であり、これはグローバリズムと何ら関係はありません。
現段階の人類は地球市民であると申しても、各民族間の壁を越えて融合する次元まで、その文化・価値観などを共有
出来る精神境涯にまでに昇華しておりません。
むしろ弱肉強食に走り、強者が弱者を徹底的に搾取する・・これがグローバリズムの本質の姿であり、現段階の世界的な社会構造でありましょう。
従ってグローバリズムという言葉の響き踊らされ、酔い騙されてはならないと感じる次第です。
我が日本民族のパスポート力は既に世界各国の人々から最大の信用を得て、その価値に惹かれ日本に移住したいと
言う人が出現しております。(ノービザで世界190ヶ国に渡航可能であり、世界単独第一位の座です)
このような信用力と自由貿易の組み合わせで生きる、我が国は何と素晴らしい人々の集団であるか・・ここに想いを馳せた時、世界の潮流の方向性は 我が国の生き方の中に其の手本を見出す 次第です。
故に世界統一政府を作り上げるユートピアは、まだ遥か先の世紀まで待たねばならないと考えます。
ここで問題
隣国中国の一党独裁政権の元、一般大衆がその圧政下で塗炭の苦しみに喘ぐ姿はご案内の通りです。
為政者に取っては、一党独裁方式はグローバリズムと実に相性が良いと見えます。
極端な貧富の差(ジニ係数0.7以上と云われる)は目を覆うべき人権侵害の何物でもありません。
弱肉強食を表現するのに、世界中で最も強烈に進化した最終的な社会の姿が現代中国の社会現象だと見えます。
そもそも一党独裁と呼ばれる思想は19世紀以前の王侯貴族支配ルールであり、現代社会では当然滅んでしかるべくの
文化レベルでしかありません。
何を血迷ったか近平さんは生涯その王様役を演じる・・と云うではありませんか!
いくら辛抱強い中国の庶民と云えど、辛抱たまらない(黒墨ぶっかけ事件など)との声が澎湃(ほうはい)と
起こっているではありませんか。
(庶民の声を強権で押さえ付けるのは前近代的な思考)
中国では元東トリキスタン地域で、ウイグル族のエスニッククレンジング(人種・民族浄化)政策が、漢民族に
よって平然と強行されております。
100万人とも云われる人々が強制収容施設に拘束され、宗教の自由を奪われ・思想を強要され・従わない場合は死亡するまで体罰を受けるという悲惨な事態が進行中である・・とのアメリカ発の情報があります。
此れは旧ドイツのナチス政権が行ったホロコーストの再来です。
厳しい弾圧から命からがらマレーシアに逃れ、マレーシア政権の計らいでトルコに脱出するルートが新たに構築されたそうです。(中国ウオッチャー・宮崎政弘氏)
タイに逃れた人々は中国に送還され、悲惨な目に逢っているとの報道があります。
強権による報道規制でこれを報道しておりませんが、中国では既に政治難民が大量に発生しているそうです。
更に「一帯一路」と云う美名と「AIIB構想」という偽のシステムを加えて、中国は余剰人材と資源を他国に
押し付け、更に返済不可能を承知の上で戦略的に特定の地域・国家に資金供与し、借金まみれに相手國を陥れた後 あげくの果てに、目的の領土を召し上げる・・という現代版の植民地政策を押し進めております。
こんな極めて悪どいやり方が世界に通用すると本気で中国共産党の幹部は考えているようです。
支那文化再興の夢 云々と申し、その実現の為には手段を選ばない悪どい連中であり、何と表現して良いやら・・
以前のブログでも申しました通り、さような為政者はこの世から早晩消えて無くなるのは必定でしょう。
マレーシアではこれに反発する新政権が誕生し、これを契機に中国から支援を受けた各国が目覚め、中国への反発
姿勢を強めているという現実があります。
南支那海の埋め立て問題・尖閣列島奪取問題・スリランカの港租借問題・等々・中国の覇権主義の影響で沢山の問題が世界中で惹起しております。
彼らの信奉する一党独裁の文化を世界に広める夢を抱き、その夢を追っている哀れな姿は滑稽ですらあります。
既に一帯一路政策も AIIB構想も 行き詰まっておりましょう。
その意味で真に救済を必要とする人々は、一党独裁の圧政下に暮らす中国庶民でありましょう。
19世紀以前の文化を現代に適用させようとする中國の為政者は、人類共通の敵であり核兵器と同様に絶対悪と
称しても間違ってないと感じる次第です。
世界潮流の新たなるウネリ
上記のディープステートに踊らされ 我が國でも貧富の差が激しくなっており、このままの状態が続けば その
行き着く先は現在のアメリカ社会の如く、殺伐とした荒涼として寒々しい社会が到来する・・と予見出来ます。
現在社会の如く暖かく連帯の輪が広がる瑞穂の国は、世界の模範であると固く信じて疑いません。
古来より自然災害の多い我が国は、連帯し助け合わないとこの国土では生きて来れなかった・・この事が日本文化を育んだものと観じます。
しかし世界の大半を占める思想・潮流は弱肉強食の思想が主流を占めております。
世界大戦後70年を経て、20世紀前半から続くグローバリズム思想にもやっと変化の兆しが見えて参りました。
その切っ掛けを作った男は、そうアメリカの新大統領・トランプ氏です。
彼が登場した背景には、アメリカ社会の大半を占める白人の中産階級の没落現象があります。
この大多数の民衆の声に押され、彼は生れるべくして大統領の地位を得たと総括できましょう。
小生はアメリカを7度訪問しましたが、何度行っても治安が悪くとても安定した社会では無いと強く感じており
ました。(銃規制の問題もはらむ)
しかし乍 社会理念の根本次元が腐っている・・その要因はディープステートによる強欲主義にあると観じます。
そしてアメリカンドリームと称される、極端な貧富の落差を嫌と云う程 目に焼き付けて来ました。
(日本人には信じられない現実社会が其処には存在します)
現在トランプ氏は旧勢力であるディープステートと日々戦っております。
ディープステートの権力傘下にある報道機関(CNN・ニューヨークタイムズ等)のフェイクニュースとの戦いを
演じております。
俗に言われるリベラル派と呼称される連中の舌禍の中に晒されて、孤軍奮闘している・・と見えます。
彼の大統領自身の個性にも問題はあると感じながらも、この闇世界から差配されたアメリカ社会を変革出来るのは、
この男しか居ない!と感じる次第です。
アメリカ建国の重要な理念である、自由・平等・博愛の精神は、闇のディープステートの存在で既にズタズタに
食い破られ、彼の国は実に住みにくい社会へと変貌しております。
アメリカは9人で構成される最高裁判事の制度がありますが、この人事という課題も トランプ氏側の勝利で終わりました。(生涯判事の地位は保証される。)
新人事では保守系判事が5人を占め、司法運営はトランプ氏側が有利となった。
その人事の人を選抜する過程で裏社会からフェイクニュースを流され、彼はこれら連中と戦い勝利したとあります。
司法も裏社会からガンジガラメに縛られておりましたが、これでディープステートからの悪影響を断ち切る事が出来るようになった・・と言われております。
これで過去に起きたFBIによる大統領殺害事件・9.11事件など裏社会の極悪犯罪者を裁きにかけられる筈です。
彼らの社会動向に注目しましょう。・・・トランプ改革の本気度が見える筈です。
彼で駄目なら、アメリカ社会建国の崇高な理念の実現は当分望めない・・と判断して良いと観じます。
中国共産党との闘い
いよいよ本命であるアメリカ社会と中国共産党との闘いが始まりました!!(アメリカ社会の目覚め)
貿易戦争の形態を取っておりますが、中身はあくまで中国経済の封鎖が目的です。
世界各国に貿易戦争を展開している形を装っておりますが、これは小生に言わせると偽装工作でありましょう。
(有権者へのポーズと実利を兼ねる)
真の狙いは中国の経済を潰して、軍事力の増長を抑える事にその最終目的があると見えます。
その事は究極的には中国共産党を破壊し、共産党体制による国民搾取から解放する事に繋がる筈です。
これはトランプ氏個人の目標であると同時に、アメリカ議会・報道界・司法・行政機関の全てを巻き込んだ
中国殲滅作戦の体制が構築されつつあり、個人的には7〜8割片は既に完成しているように見えます。
上記ディープステートの連中は、中国の権力社会とベッタリの付き合いであり、中国ロビーと強固に結ばれており
ましたが、この切り離し策に成功しつつある様子です。
正に中国を見る目が180度 完全に変わりこの邪悪な集団をこのままノサバラセテおくと、アメリカ社会に対して否
世界の民衆主義体制国家に武器を持って牙を剥いて襲って来る・・と判断しているようです。
ペンス アメリカ副大統領がハドソン研究所で講演した内容を見れば、如実にその変化を見て取れます。
(前文が公開されております)
アメリカ社会を裏で仕切って来たディープステートのメンバーは、具体的には旧フォード大統領の系列・クリントン財団系列の全員・アーミテージ氏・ナイ教授・古くはキッシンジャー氏等が挙げられます。
ディープステートの連中は中国を利用して単純に金儲けを企む・・これが目的で繋がっていたようなものです。
故にクリントン財団には巨額の資金が献金と称して積み上がった事実が、既に公表されております。
最近中国はアメリカの鉄鎖を絶ってEU諸国に接近している様子ですが、中国の危険性に目覚め相手にしない潮流
へと変化している最中のようです。
また旧東欧諸国との結びつきを強めている様子です。(目ざとい中国人の典型例)
何れにせよ彼の国の化けの皮は既に剥がれておりますが、ともかく相手にしない事が肝要だと観じます。
日本は未だにこれらディープステートのメンバー(ジャパンハンドラーと呼ばれる人々)との鉄柵が切れておらず、国策次元をこれらの人々にお伺いを立てている様子です。
故に間違った経済政策(財務省の嘘八百による財政破綻説による増税策)移民政策など枚挙に上がりません。
アメリカ社会ではこれらジャパンハンドラーの発言は、現在まったくその権威を失っており、日本も早く体制を立て直してトランプ氏と呼吸を合わせ 中国共産党と対峙する組織へと変貌しないと、置いて行かれる存在に成り下がる筈です。
日本の報道機関は、ほぼ全て中國共産党の影響を強く受けており、左翼思想をリベラル派と称し 偽のレッテルを
貼り 国民を先導・洗脳しておりましょう。
更に困った事に経団連の幹部は、中国ベッタリで これからも巨額投資を中国に対して行う。。と宣う。
(特に中国市場に目が眩んだ自動車部門の中国展開)
これは同盟国アメリカへの裏切り行為であり、早晩アメリカからネジ込まれ進退窮まる?。
我が国の産業部門は中国への進出に当たって、沢山の先端技術をパクられて来ました。
(小生もその片棒を担いだ一国民です)
挙句の果てにパクった技術を中国原産だと言い張って、微細変更を施し他国に平然と特許出願を行う国柄です。
凡そ民主主義経済圏ではあり得ない行為であり、金儲けの為には手段を選ばない暴挙の一端です。
彼の国はメンツを大切にする文化の筈ですが、こと技術に関しては国の恥という概念は無いようです。
正しくやりたい放題の傍若無人であり、国際ルールも有って無きが如しの国柄です。
世界の産業界は相互経済主義が原理原則ですが、中国だけは自国優先の指向しか存在しません。
中国に進出した日本企業・外国企業がたくさん母国に引き上げて来ております。
帰国に際し凡そ信じられない難癖を付け、まるで強盗が如き目に余る悪事を国を挙げて働いております事は
公知の事実です。
中国のプロパガンダに騙される事なく、日本企業も早く目を覚ませる必要がありましょう。
日本人のお人よしは、中国人にとって騙しの術中に嵌るようなものでありましょう。
漢民族には共生の理念は存在しません・勝つか負けるか・取るか取られるか・食うか食われるか・の二元論で全てが進行します。
そしてその行動は、必ず突き当りまで極度に為され、その結果起こる現象までは深く考えられる事はなく、只今を
極限まで儲けられるか否か・・の議論に終始するのが彼らの流儀です。
従って世界中の鉄鋼生産も前後の見境なく極限まで平気で投資できるので、世界中が迷惑を被っている・・
この現象例の如く、彼らは地球資源を爆食し破壊し尽くしても平然として居られる。
これが行動原理の根本にある事を、深く理解した上で彼らとの付き合い方を深慮すべきでありましょう。
中国市場と如何に向き合うか?これは日本としても大変重要な課題であります。
しかし國と國が正しく向き合うべき勇気すら持てなかった・・Noと言えない日本人がその実態でありましょう。
ここに記述した内容はアメリカ社会でも当然問題視されており、中国の経済封鎖の原因を成します。
これ以上彼らの暴挙を阻止せず放置したならば、、世界秩序は大きく棄損する事は目に見えております。
何としても瑞穂の国を再構築したい・・と考えるのは小生だけでありましょうか?
日本人は強固な団結力と想像力・行動力・優秀な頭脳が存在します。
間違った情報に洗脳されず、正しい情報に基づき 国を誤りなき姿にし 羲嚢(ぎのう)の国を目指して進んで行きたいものだ・・と観じる次第です。
年寄のたわごとですが 皆様如何でありましょうか?。
本日はこれで失礼します。 ではまた次の機会にお目にかかります。
爺の喫茶室 主催者 拝 H30年10月吉日
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爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
関西は鬱陶しい梅雨が続いておりますが、皆さま方のお住まいの地域では如何でしょうか。
また先だっての北九州での集中豪雨で被災されました方々には衷心よりお見舞い申し上げますと
共に、災禍で落命されました方々並びにご親族の皆さまには心からのお見舞いと、ご冥福を
お祈り申し上げます。
私事で恐縮ですが小生は四国出身であり、幼い頃より西日本での梅雨末期の降雨による災難はたくさん経験して来ました。
しかし自然が見せる姿はその狂暴さを近年増して来たとの印象を持ちます。
近年の経済活動は地球自然環境の許容度を上回る勢いであり、大自然からのしっぺ返し的な現象
ではないか・・とも感じております。
今月号は、Upした時点から若干文章追加と一部記述内容にミスがあり修正しておりますので、
ご了解ください。
はじめに
さてこの爺の喫茶室にも沢山の読者さまが訪問して頂いており感謝致しております。
過去掲載されました弊ブログ記事から見えて来る読者さま各位の御意向を若干ご報告致します。
最もアクセスが多い記事は「古典に学ぶ その6」であります。
この記事は、人類の進化と如何にしてこの地球上で生存するか?・・と云う内容と人間の基本特性次元である6識の世界を扱ったものでした。
これ即ち人は何故この地球上に存在し、如何に生きるべきか?
と云う本源的な事象の一端に焦点を当て、その根源に迫りたい・・と企図して記述を開始した、
その第一歩となる記事でした。
小生のブログは、そもそも人間とは一体如何なる存在か?・・を「古典に学ぶ」と題して仏法哲学の教えにその範を頂戴し、人間の本質について種々記述しております。
そして人間を語るこの第一歩目の記事が何故沢山の人々に読まれるのか?を小生なりに考えて
みました。
得られた結論は、世は病み人々は疲弊し精神的充足度を求めているが、この厳しい現実社会を
生きる上で、なかなか思うようにならない・・この葛藤と戦っておられる・・。
より良き人生を求め生きる事とは何か・・この事への何か参考となる文献は無いものか・・と
探しておられる・・と勝手に解釈させて頂きました。
そもそも若輩の小生が如き者が大上段に振り被って人生とは何ぞ・・などと記述出来る分けも
ありませんが、過去70年細々と飯を食って来た体験と世間様から学ばせて頂いた内容を基に、私見を述べさせて頂いているに過ぎません。
この記述が皆さまの清涼飲料的な存在になれるのであれば真に幸甚です。
今月号は「徒然草 7月号」と題して我が国の国内情勢と、周辺を取り巻く国際情勢を考えて
みたい・・と思い筆を執り、特にプロパガンダについて記述させて頂きます。
国内の世相から
最近の出来事で小生が一番大きくインパクトを感じた出来事は、都議選の結果でした。
小池旋風が吹き荒れ民意としての結果が示されましたが、小生はまったくこの結果を予想しておりませんでした。
そしてこの本質について考察してみようと思います。
都政の問題ですから、過去の都議会に於いて何らかの巨大なマグマが必ず存在した筈です。
言い換えれば過去の都議会に於ける負の遺産とこれに対する都民感情です。
曰く自民党の某議員による独善的な忖度政治の 行き過ぎ(横暴と癒着体質構造)への憤懣とか、
閉ざされた閉空間での密室政治と、行政側と議会の癒着体質・劣悪な都民への行政サービス・将来に向けて都政構造を大改革したいとの基本願望・・等々
ともかく都民を顧みない自民党の国政を含む横暴な態度でありましょう。
このマグマに火を付けたのは、ご存じの通り小池百合子と云う政治屋でした。
自民党都連崩壊の序章は、都知事選挙から始まっていたのであろう・・と思います。
そして更に公明党の都議員団が自民党都連を見限って政治的に袂を別つ事になった事。
そして都民ファーストの会派と公明党が選挙で連立した事。
都民の怒りが爆発した結果・・自民党の歴史的な大敗北へと至りました。
ここで更に深くこの問題を探ってみたいと思います。
個人的な見解で真に恐縮ですが、この小池知事と云う政治屋の本質を考察してみたいと考えます。
小生の見立ては、過去の小泉総理大臣・橋本大阪府知事・そして小池東京都知事と一蓮托生で語る事が出来ると考えます。
その本質は一般大衆へのプロパガンダが巧みでメディア操作が巧妙である事。
そして我が国を根本から良くする・・と云う基本的な政治理念を持たない・・又は意志が弱いと
見える事。
自身の政治的野心・名声が欲しい傾向性が強い人物・・と見える事。
何故このような判断を下したか?
以下その理由について述べますが、その前に一般大衆に対する情報操作(プロパガンダ)について記述します。
プロパガンダについて
過去の歴史の中で大衆は、何度も何度も繰り返しプロパガンダを仕掛けられ、踊らされ・操られ・事の真実から目を遮断させられ続けて参りました。
その大衆コントロール手段は、過去は新聞・TVなどマスコミの存在でありましたが、近年に至り
情報ネット社会が発達した結果、三つの事が申せます。
1つはネット空間に虚偽情報がばらまかれ、これが炎上し瞬く間に拡散する。
2つ目はネット社会であるからこそ、情報操作されない正しい生情報に大衆が直接接する事が出来るようになった。
3つ目は新聞等マスコミ側による情報操作が出来ない環境が整った。
ネット情報社会では、自分の興味ある情報のみをピックアップし付和雷同する危険性がより増した事と、沈着冷静に判断できる為の正しい情報にも満ち溢れている・・と云う事でしょう。
プロパガンダでは、マスコミ側の情報操作により大衆は制御されて来ましたが、近年この方程式が崩れて来ております。
そしてある特定のマスコミ機関は真実を報道していない・・情報が報道者側の意図な都合に基づき歪められて報道されている・・又は既得権益を持つ団体とマスコミが癒着し、特定の政治家若しくはこれらの闇の集団が結託し、社会的に抹殺したい特定の相手に対しマスコミを使ってプロパガンダを仕掛ける。 この事実に大衆が気付いた。
この事が世相の変革を促している事は間違いの無い処でしょう。
情報操作される国民は無知であれば、プロパガンダを仕掛ける側に取ってこれほど都合が良い事はありませんが、ところがどっこい! ネット空間と云う情報伝達手段を使い、大衆は情報の正邪について正しい判断が出来る時代になりました。
即ち報道機関で加工される前の生情報に直接接する事が出来、この内容に基づき自らの判断を行う時代へと変革しました。
経済評論家の三橋貴明氏によれば、プロパガンダを仕掛ける者に取って不都合な点は、以下の
5原則があるとの事です。
(小生は氏が主催する経世済民塾の塾生です)
1)情報の受け手側が独自に情報を調査される。
2)プロパガンダを仕掛ける者が影響力を持つ情報伝達媒体を知られる。
3)プロパガンダと知った者同士に結託される。
4)事実(真実)を云われる。(広く伝播する)
5)流した偽情報を信じてもらえなくなる。
つまりプロパガンダと云う存在は、真実を知らない者にしか十分な効果が発揮できない時代に
なったと云う事です。(ネットを活用する大衆には通用しない)
過去の実例を挙げてみます・・
過去国会議員である石井紘基氏が、公式の場(国会の予算委員会)で特別会計の闇を暴こうとしました。
ところが韓国籍の右翼団体の構成員に殺害されました。(本件は以前に若干ブログで記述)
更に自民党と「りそな銀行」の闇金の関係を追及していた、植草一秀氏も偽の痴漢事件を仕掛けられ、その地位を追われ(マスコミによる抹殺)ました。
近年では財務省による国の1000兆円を越える借金問題・・と云う大嘘プロパガンダ作戦が存在します。(正確には日本政府の借金で債権者は日本国民)
財務省と云う公権力を使ってのプロパガンダであり、影響力は絶大です。
特にテレビ・日経新聞に対しては影響力が大でありましょう。
三橋氏に言わせば、日経新聞は財務省の機関紙である・・と。
一体何のために東大法学部卒のエリート官僚が一生懸命嘘を吐き続けるのか?
氏に言わせると、それは己の出世欲から来る省益に尽きると・・。
官僚の出世欲の為に我が国の国体を崩壊の危機に導かれては、たまったものではありません。
・・ちなみに日本の財政は健全そのものであり、財務省のインチキ官僚に騙されないようにしましょう。(今回詳細は紙幅の都合で採り上げません)
ちなみに自民党の2年生衆議院議員が約30名、財務省の偽情報に目覚めて改革を政府に申し入れております。(彼らは6回の勉強会を開催する・・ネットで見る事が可能)
若干記述すれば約20年続くデフレ要因は財務官僚にその根本原因があります。
財務省の云うプライマリーバランスの改善こそが諸悪の根源であり、デフレ脱却するまでの間は
積極財政を組むべき(消費税導入は亡国の手段)と政府に進言。
デフレ下の需要不足を、老化インフラ整備の実施など政府支出で補うのが経済運営のイロハ・・
ましてや・・消費税を導入し経済を冷やす行為は自殺と同じ・・と。
詳しくは上記国会議員の勉強会で講義された内容の、You-Tube映像を参照下さい。
話を都政に戻して・・
小池氏は何のプロパガンダを都民に仕掛けたか?
氏が都知事に就任した後、ある日突然の如く豊洲への移転問題と云うプロパガンダをぶち上げた
分けです。(詳細省略)
有りもしない豊洲への市場移転問題を捏造し、問題発言を成し都政を混乱させた。
これにより都財政上に実害が発生。(今も数百憶円単位の実害が発生し進行中)
ここで問題の豊洲移転は技術的に何ら問題ない・・この事が暴露され氏の虚偽がバレると、今度はマスコミを使って埋め立て手順など計画施工手続き上の問題へとプロパガンダ内容をすり替えて、旧都知事の責任問題を暴く挙に出た次第です。
都側の行政手続きに大きな問題があったかの如くの情報操作がされ、あたかも行政に大きな落ち度が有ったかの如くマスコミを使って宣伝します。
大山鳴動ネズミ一匹出ず・・が如きの騒ぎ立て・・。
選挙前に豊洲と今の築地を両立させる・・とのリップサービス。
築地を約4500億で売却し、その代金で豊洲の建設費6000億の一部を贖う・と云うプランが頓挫。
都民は一体何が本質か?・・右往左往させられてプロパガンダ効果炸裂!
築地と豊洲を両立させるには巨額予算の手当が必須・・都民税として跳ね返るは必定。
加えてオリンピック準備への予算計上に対し、あたかも大きな闇が有ったかの如く大騒ぎ・・
(若干の効果は認めつつもプロパガンダが上手)
豊洲移転問題と絡めて本来都がもつべきオリンピック関連設備の建設予算を、周辺の自治体に押し付ける挙に出る・・。
この混乱で多額の機会損失が発生し、オリンピック関連設備工事に遅れが生じる始末。
その小池氏が都民ファーストと云う会派を主催し、選挙直前に自民党員から離脱し、その党首に収まって選挙を為した結果、腐った古臭い自民党・都連への断罪が下された。
(自民党離脱と党首への就任は計算し尽くされた作戦だと都民ファーストの会の幹部は語る)
自民党は国政を預かる議員の各種発言スキャンダル事件に翻弄され、その極めつけは総理大臣の
左翼に乗せられた(選挙妨害)感情的な失言があり、選挙民の感情を逆なでする事件が発生する。
この事も惨敗に大きく寄与したのでありましょう。
勿論その根本は自民党・都連内部に長年に渡り腐った政治屋某ドンに牛耳られた政治構造に
問題がありましょう。
それ故に公明党・都連の議員団からも見放されたのでありましょう。
加えて小池氏は選挙が終わったら掌返して、さももっともな屁理屈をなすり付けて都民ファーストの党首の座を明け渡す・・選挙に勝つ手段だけの党首の座であった。
小池氏と云う政治屋はこの腹芸が平気で出来る人物である・・と云う事実でしょう。
都民ファーストと云う与党になった、新人議員は行政に関しずぶの素人集団であり、都政を一体
何処へ誘う?誘う事が出来る?
4年後に果たして都民ファーストの会は再選される?・・その前に党消滅の可能性は?
小池氏は今年度予算の目玉政策は、公明党案を丸のみにした・・。
小池氏はこの1年何をしたか? 何も決定・実行していないように小生には見える。
恐らく都民ファーストの会による行政立案は、まったく何もできない・・が実態でありましょう。
実態は行政のプロである都の職員と公明党・都議連団にオンブに抱っこが実態でしょう。
(これを小池氏は自ら認める発言をしている)
与党である自民党都連と都側の行政職員との癒着構造の根本要因が存在した・・これを崩す目的で小池氏がプロパガンダを仕掛けた。
市井の都民は自民党の悪政に苦しめられ、国政を含め一矢報いたい・・と考えていた。
長引くデフレで実質所得が減り続け(1997年頃をピークに現在に至る間・約15%以上減っている
統計がある)子育てが困難となり子供の学校給食費も負担出来ない家庭が急増中とか・・小泉内閣
時代に陰で暗逆した竹中平蔵なる悪人が各差社会の進行に火を付け、近年その効果が激しく進展し
政府のデフレ政策と相まって市井に暮らす庶民は、格差社会の中で経済苦に痛み付けられて来た。
デフレ政策を平然と打ち続ける財務省の官僚群と、これに乗せられた経済に無知な政治屋との結託による悪政が原因で、我が国は20年の長きに渡りデフレ状態から脱却出来ないのであります。
その結果、市井に暮らす我ら庶民は格差社会の進展に苦しめられ、学校の給食費をも払えない程の
経済苦に陥っております。
所謂アメリカ社会と同じく我が国でも中産階級の没落現象が多発しております。
この不満のマグマが市井に満ちており溜まりに溜まっていた。
この不満エネルギーの油にプロパガンダで点火、終に爆発した・・と読んでおります。
これは庶民の正しい反応であったのでありますが、その一方で危うい選択をも同時に為した事にも気づかなければなりません。
この小池都知事は決して庶民の味方ではない!・・と小生には見えます。
既にその実害も発生しており、悪辣なマスコミ報道にも乗せられてはならない!・・であり
ましょう。
国政レベルでは・・
これも庶民の苦しみを脇に置き去りにして、プロパガンダ合戦を平然と行っております。
加計学園問題の本質も我々庶民の目の前に明らかになりました。
その圧巻は青山参議院議員による文科省の元事務次官への証人喚問で、その闇が完膚無き迄に暴かれました。(これでも手緩い・・と云う評論家も存在します)
国会休会中審議は都議会選挙で惨敗した故に、開かざるを得ない状況に追い込まれたのでありましょう。(阿部内閣の不支持率も10%以上上昇)
阿部総理を下す事を企図した政権野党と、一部の悪辣なマスコミとの結託により蠢いたプロパガンダ合戦は、ここに頂点を迎えた・・と見えます。
正義とは一体なにか?・・を見る思いがしました。
国会審議に於ける証言様子はYou-Tubeで配信されており、その全容を見る事が出来ます。
前任の加戸守行前愛媛県知事の証人発言と、前川喜平前事務次官の発言内容を併せて聴けば、いったい何方が嘘を言っているか?・・衆目の目には真実は明らかであり、この報道画像を是非ご覧になられる事を小生はお勧め致します。
特に青山参議院議員の追及は暗部をものの見事に突いており、痛快ですらありました。
加えて前愛媛県知事の強力な証言は、文科省の過去の犯罪行為を証明して余りある・と見えました
具体的には、約50年に渡り獣医大学を認可して来なかった・・獣医大学の既得権益を持つ獣医師
学会の関係者と一部の政治屋と文科省の省益とが闇で結託し、互いに甘い汁を吸い合って来た実態が、前愛媛県知事の証言で白日の元に晒された。
前川氏の太々しい不遜極まる国民をなめ切った態度には呆れるばかりです。
この御仁は天下り不正の罪を背負い退職を余儀なくされましたが、まったく反省しているようには見えませんでした。
ここから更に我が国の暗闘は続きます・・即ちマスコミの報道姿勢の問題です。
特に朝日新聞は偏向報道が酷く、前愛媛県前知事の証言内容をまったく報道せず、自社の主張に沿う形での前川氏の証言内容しか報道しておらず、政・官・学・報道機関との癒着の実態を自ら報道しておりません。・・と云うより出来ないのが本音でありましょう。
特に経済特区の審議をした民間審議委員の証言にも、この癒着による岩盤規制の壁を壊すべく努力して来た筈なのに・・これを真逆の政治の介入で行政が歪められた・・との偏向報道内容は真逆で
あり、文科省自ら意図的に行政を歪めており、これに風穴を開けるべく努力して来た筈が、真実を捻じ曲げる報道には怒りを感じる・・との表明があった。
(言い出しっぺの朝日新聞への批判と思われます)
この種の主張内容は、両論併記の報道が公平な報道姿勢として当然要求されるべきであり、国民に取って前川証言よりも更に重要な前愛媛県知事と経済特区の民間審議委員の証言こそが重要な情報でありましょう。
阿部首相を引きずり下ろしたい・・その意図と欺瞞に満ちた偽の報道内容には、まったく義憤に
駆られます。
朝日新聞を始めとした阿部下ろし集団のマスコミ報道しか読まない市民は、この情報を基に判断すると大きく間違う筈です。
まったくの偏向報道であり、報道姿勢が根本的に腐っております。
左翼の亡国新聞とはこの事でしょう。
その朝日新聞はニューヨークタイムス・CNN系の報道機関と提携しており、アメリカでの報道内容を引用する形で日本国内向けに、偽情報を平然と垂れ流し続けております。
例えば日本国内で自分の報道機関に都合の良い形の記事を書き、アメリカに送りこれを彼の地で
報道させ、更にアメリカで報道された・・とその実績を引用する形でニュースに箔を付けた後に、自作自演の内容を国内で引用報道する・・。
こんな悪質極まる報道を平然とするのが実態であるとの情報が存在します。
さような新聞は報道機関と云う名にも値しない・・と感じるのは小生だけでしょうか?
ともかく加計学園問題は小生の見る処、前文科省次官の前川氏の自作自演で自ら墓穴を掘った
事件・・だと感じる次第です。
即ち、文科省内部で作成した個人メモ的な非公式文章を朝日新聞と野党にリークしたのは、当の
前川氏本人だと強く疑わせる証言内容であった事。
(天下り問題で辞めさせられた事への怨念で、自民党への意趣返しを疑う。)
そして天下り問題で罪を犯しておきながら、退職金(¥8000万.-)をせしめており、逮捕されるべき人物の処遇としては、社会通念上納得が行かない・・と感じるのは小生だけでしょうか!
高級官僚は2度罪を犯しても逮捕されないのか???
特に政権野党の連中も、国会議員としての見識を果たして持っているのか??極めて疑わしい・・
と申し上げたい。
社会の闇である上記癒着構造を断罪すべく活動するのが本質であり、この事が真に国民の為に仕事をする事となる・・とは思いませんか?
野党の役割は、50年も獣医学部を認めない文科省の岩盤規制の実態にメスを入れ、癒着構造を明らかにすべく、それこそ国会調査権を施行するのが本来の役目である筈・・
それを事もあろう・・に、阿部内閣を打倒する姑息な目的に情報操作し、北朝鮮・中国など隣国が蠢動する事への対応を審議すべき貴重な国会審議時間を空費させた罪は、真に重い・・と云わざるを得ないではありませんか。(野党勢力=国賊議員)
阿部下ろしで狂奔する野党の連中の姿を見るに付けても・・我が国の国会議員の質が如何に、その程度が低いか・・思い知らされます。
その野党議員で、当該問題を質問した民進党の議員は、獣医師会側から政治献金100万円を受けており、新規大学設立を阻止して欲しいとの依頼を承知の上で国会での質問の場に立っております。
これは野党全体の責任でもありますが、社会通念上もあってはならない明らかな違法行為を国会内
で平然と成しております。
またこの違法行為そのものを報道各社はまったく取り上げ報道しません。
ネット上の情報を注意深く見ていると、心ある正しい報道に接する事が出来ます。
ともあれ都議選に於いて結果が出ており、自民党のみならず肝心の野党も議席を減らしており、
民進党を含む野党は、庶民からもまったく見放されている・・民意は既に出ております。
(共産党のみは批判勢力の吸収で逆に2議席増化)
ネット情報で真実を知り得る現在、つくづく感じるのは我が国の報道機関もその根っこは腐って
おり、プロパガンダのお先棒を平然と担ぐ・・この事は強く意識して我々市井の庶民も身構える
必要があると感じる次第です。
小生は昨今の阿部下ろし報道に鑑み、その背後に居る巨悪は隣国中国の見えない糸に操られた
非常に危険な報道機関の報道姿勢にある・・とすら感じる次第です。
習近平は阿部が邪魔であり、これの排除を強く望んでいる筈・・
北海道を爆買いする中国資本は、既に東京ドーム1000個分の土地を買い占めている・・とか。
この国は最低20年から30年先を考えて戦略的に浸透して来ると云われております。
先だって津軽海峡で中国海軍の情報収集艦が、領海内侵入を犯しました。
これも将来ヨーロッパへの輸出の為に、北極海航路を開く為の準備である・・との見方をする報道があります。
もういい加減 お花畑的な平和ボケした国家観から脱却しなければ、我が国の将来は危うい・・と
真剣に考える時期に来ていると思う次第です。
その危ういお先棒を担ぐマスコミ集団から発せられるプロパガンダに我々庶民は踊らされてはならないでありましょう。
我が国の平和と安全を脅かしているのは、左翼系報道機関である・・とも感じる次第です。
阿部下ろしに関して異議ある方は是非ご意見をお待ちしております。
今回のブログ記事は東京都議会選挙と加計問題だけで紙幅が尽きてしまいました。
海外の世相の記述と仏典に学ぶは、紙幅の都合でまた次回以降とさせて下さい。
海外もアメリカを含め中国・北朝鮮&韓国問題など目が離せません。
やはり酉年は騒ぐ!・・のでありましょうか。
H29年7月吉日 爺拝
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近所の池で撮影 200mmレンズ
爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
桜の季節も足早に去って行きましたが如何お過ごしでしょうか。
今月も時節の移ろいに加え古典に学ぶシリーズの記述を試みます。
最後までコーヒー片手にお付き合い下さい。
昨今の世界情勢
相変わらず暗い話題が満載の 我らの地球環境です・・
まずシリアの生物兵器爆弾事件から採り上げましょう。
ネット情報を駆使して正規のTV報道では得られない裏社会を覗いてみます。
まず事の真相は誰が何の目的で生物兵器を使ったか?
犯人はアメリカのネオコン組織と組んだ共和党の右派組織に行き当たります。
この組織が実行をさせた悪玉の親分で、実行したのはアメリカ軍でありそれを命じたのはトランプ
大統領である。
(これを証明する手段はありませんが、下記の通り解釈すれば全て無理なく物事の道理が瑕疵なく
説明出来る、この事に既に気が付いた高名な政治評論家氏の言を参考にしております。)
そもそもの発端は、トランプ大統領を弾劾しようと裏で画策しているネオコン組織とトランプ大統領との間の確執に事の本質があるとの見方が報道されております。
共和党の右派はロシアを蛇蝎のごとく嫌っており、ロシアと仲良くしたいトランプ大統領との間の
政治的な路線対立に源流があり、この確執をネオコン連中が悪用してトランプ氏を潰しにかかって
いるようです。
そこでロシアに一泡吹かせたい・・とトランプ陣営は画策した。
手法は、生物兵器をシリアが使って反政府組織を空爆した。
その裏でロシアが糸を引いていると云う虚構を作り、これを基として情報戦に持ち込み世界を欺く
作戦です。
表面上はヨーロッパ各国と日本もシリアの生物兵器使用に批判の意を表明し、国連の安全保障委員会で議決された・・。
当然シリアもロシアもまったくこの生物兵器の使用にはまったく関与していないし・・これが事の
真相でしょう。
シリアのアサド大統領に対する日本人の独占インタビュー動画を見ました。
この動画は彼の人間性が溢れたとても良い印象を持つ動画でありました。
同じ自国民を生物兵器使って殺傷する必然性がまったく彼には無いのであり、彼の大統領は無実の
罪を背負わされている・・と、この確信が持てました。
彼の人間性は極悪の如くのようにアメリカのCNNを含めた報道機関が、平然と捏造しておりますが、実際の人物像は真逆であり冷静沈着・とても知的レベルの高い優れた指導者であるとの印象に
溢れている・・との確信が持てました。
・・でないとシリア国民から大統領の地位は与えられない筈でありましょう。
報道機関のCNNなどはネオコン組織に支配であれた一員であり、平気でフェイク(偽)ニュースを垂れ流しており、このニュースソース源を日本の報道各社も自動的に国内に流しております。
日本の報道機関はニュースソース源の正確さまで追及しておらず、アメリカのネオコン組織に牛耳
られた大手報道機関の嘘情報を、彼らの為に都合が良い形に情報操作され、意図した虚構が全世界
に向かって垂れ流れております。
シリアのアサド大統領を極悪人に仕立てたアメリカのネオコンは、人間としての一線を踏み越えた
と称して自立型誘導ミサイル(トマフォーク)約60発を使ってシリア軍の軍事施設を攻撃する素振
りを見せました。
実は正確に誘導できる筈が、わざと狙いを外して爆弾投下しており、飛行場にある戦闘機への
命中率は20%に制御されていた・・とネット報道があります。
しかも攻撃はロシア側に予め事前通告されていた・・と。
おまけに原子爆弾の規模に次ぐ世界最大の超大型爆弾MOAB兵器(重量約10トン)を、イスラム国と称するテロ集団組織に対して始めて投下しました。
これにより約百名のテロ集団メンバーが殺害されたとの報道があります。
ロシア主導でこのテロ集団組織への攻撃が為されておりますが、アメリカもロシアの先行を許さず
このテロと戦う・・との意思を示したとあります・・が、小生はまったく茶番劇であると思い
ます。
故は、そもそもイスラム国樹立に手を貸したのはアメリカCIA組織が関与し、武器を彼らに与え騒乱
の基を作っており、更に同テロ組織を今度は殲滅すると宣伝し大量兵器を彼らの頭上で使うのは
矛盾の極みです。
これは偏にアメリカのネオコン組織による戦争屋としての兵器販売で儲けを得たい・・と云う
死の商人の暗逆が其処にあるからです。
この恐るべき闇組織の暗逆を封じ込めない限り、無辜の罪なき人々が命を奪われる悲惨極まる残虐
な世相は収まらない理屈であります。
このネオコン組織を封じ込める為にトランプ大統領は立ち上がった筈です。
アメリカの政治的立場を利する目的と、このテロ集団の悪玉組織を潰す狙いで彼の大統領は涙を
呑んで兵器に手を出し、自作自演をしたのでありましょう。
ある識者曰くこのトマフォークなる高額兵器を使ったのは、在庫処分であろう・・と指摘します。
加えてMOAB兵器の威力を始めて実践で試した・・と。
考えれば考える程、空恐ろしい連中です。
曰く民衆主義は兵器が無いと守れない・・と彼の新大統領は発言しております。
上記罪をなすり付けられたロシアのプーチン大統領は・・と云えば、この一連の暗逆の真相は彼の
持つ諜報機関によって完全に把握されており、国連で我慢しながら非難決議に賛成する立場に
回っており、これもアメリアに裏で恩を売る結果として作用しております。
トランプ大統領の窮地を救ったのは実はプーチン大統領だった・・。
更にこれは北朝鮮情勢と強く結びついております。
トランプ氏はオバマ氏とは違って、優柔不断ではなく悪には決然として対処する・・と云う
メッセージを北朝鮮の頭が狂った指導者に送っております。
空母派遣は単なる脅しでは無いぞ!・・と。
加えて中国の習近平氏はアメリカに行って、トランプ氏からお前が管理しないならアメリカだけで
対処すると通告したのであります。
習氏との晩さん会の席上で、デザートタイムの最中にトランプ氏は習氏に只今シリアをミサイル
で攻撃したと伝えます。
習氏は当初何を云われたか?にわかには理解出来ず、改めて発言内容について質問し直したと。
甘い物を口にしながら、突然激辛情報を耳から詰め込まれた習氏の心情は・・??
ロシアに味方したい中国の習氏は、腹の中では腸煮えくり返っているのに記者会見の場では、作り
笑いをした 苦しい顔が印象的でありました。
アメリカの軍事力の強大さを見せつけられた習氏は、この屈辱は軍事力強化で絶対に返す・・と
彼は決意した事は想像に難くありません。
習近平氏は国内の都合で十分な対応が北朝鮮に対して出来ない旨を説明した様子です。
中国の評論家氏が曰く、北朝鮮と国境を接する中国軍の軍区組織はまったく党中央からの統制が
利いておらず、北朝鮮に有事が発生すれば一緒になって敵と戦う心算であると。
故に北朝鮮のキムジョンウン氏に中国への亡命を勧めている最中だと・・。
彼の頭のおかしい指導者のみ排除すれば、北朝鮮の核開発問題は解決するとアメリカは考えている
様子ですが、小生にはそのように見えないのですが・・。
南の韓国は・・と見れば、これも混乱の極みであり北朝鮮に融和する新大統領が誕生する危険性が
高いとアメリカは見ており、その5月上旬の大統領選挙までにこれらの一連の課題を解決したいと
考え、軍事作戦も辞さずとの立場であるようです。
もしアメリカが北朝鮮に軍事作戦を強行すれば、北のミサイルが我が国を襲う事は十分予測され
ます。
それにしても我が国の国民はのんびりしたものですね!
平和ボケの極地であって国会議事堂では森友学園問題で盛り上がり、一体この国の政治屋は自国
防衛に関して何も考えていない証拠であるとしか見えませんが・・。
アメリカが軍事発動すれば、南の韓国も大被害が発生する事が考えられます。
北のミサイルが最近発射したら空中爆破する事故が多発しております。
これはアメリカのサイバー攻撃の成果であるとの見方が一般的です。
北はこれに既に気が付いておりましょう。
北朝鮮の核開発を今まで容認してきた、その根本要因はこれもアメリカのネオコン組織に行き
当たります。
即ち北朝鮮を利用して彼らの世界戦略に利用しようと企んでいたとの報道があり、ネオコン組織の
世界戦略の中で北朝鮮を泳がせる、この方針であった・・と。
しかし今回トランプ大統領となり、この泳がせ作戦は北朝鮮のICBMがアメリカ本土を襲う事態へと変貌しようとする矢先に、これを殲滅する方針に変更された。
その泳がせ作戦にも中国を利用したとあります。
即ち中国国境を接するバッファーに北朝鮮を利用する必要が中国にはあり、北朝鮮にパイプライン
でせっせと石油を供給しており、その裏で北のミサイル開発をさせる余力を得た・・と云う次第
です。
そのミサイル技術をイランに売り外貨を稼いでいたという事実が存在します。
中国は北朝鮮からの石炭輸入を停止する挙に出ており、これは中国の態度表明でありアメリカに
協力しているポーズを示しているに過ぎない。
このお駄賃で中国の為替操作国としての指定をアメリカは見送ったと。
更に中国は石油までは止められないだろう・・とアメリカは見ておりましょう。
故に中国が協力しないなら、アメリカ単独で北を制裁すると習氏に申し渡した。
北朝鮮を今回潰す事は、廻り回ってイランを潰す事にも繋がるとアメリカでは考えている筈です。
最近イランの核開発について、アメリカは方針転換して批判のボルテージを上げており、このような視点から世界情勢を見れば、各々は完全に裏で繋がっている事が鮮明に分かります。
中国の海洋開発(進出)で空母を建造しており、その1号はつい先だって進水した様子ですが、
南シナ海を我が内海の如く支配しようとする戦略に対し、アメリカはこれを絶対に許す分けには
行かないので、北朝鮮問題が片付いた後に何かまた軍事的に対処がある筈です。
アメリカの空母が3隻も極東に配置される事は、かつて今までまったく無かった事です。
(内1隻は横須賀でドック入り中)
尖閣列島を中国が奪う計画がありますが、アメリカの目の黒い内には中国の野望を満たす事は無いと見えます。
加えて日本一国でも中国に攻められてもこの対処は、今なら対応可能でしょう。
しかし日本のデフレ経済の状態をこのまま放置すれば、経済的落差により彼の国との軍事力落差がますます拡大し、我が国も取り返しが付かない状況へと追い込まれる事は火を見るより明らかで
ありましょう。
ともかく世界の国を統べる指導層の頭が錯乱し狂っている事は、上記を読んでも理解出来ます。
分けてもアメリカのネオコン組織に代表される民主党・共和党を問わず民主主義の名の元に強力な軍事力にものを言わせた、勝手次第な振る舞いには困ったものです。
軍事力の連鎖反応である北のミサイル・中国の海洋進出暴発等々・・世界は平和を追求する次元
からは遥か遠い低次元で、甚だ残念ながら蠢いておりましょう。
小休止
立正安国論の続き
先回に続いて解説を追加します。
先回も記述しましたが、日蓮大聖人の一生を以て当時の為政者への諫言は、自ら何度も書写され
且つ死期を悟った場でも、門下の弟子に講義をされておられます。
正しく日蓮大聖人の生涯は、立正安国の実現へと全身全霊を捧げられた苦難の闘争人生であった
次第です。
そして大聖人在世のみならず、その精神を弟子へ・・未来へ・・と継承させる歩みであった次第
です。
この立正安国論は天災・飢饉・疫病・蒙古襲来の災難予言・などの惨状を嘆く客と、その各種災難
の根本原因を解き明かし、解決への手段を解く主人との対話と云う形で記述されております。
客が疑問として問うて曰く・・から始まる質問と答えは十問九答の形式を取ります。
そこには正法によって民衆が幸福と平和を実現する、仏法上の御本仏の大慈悲と大熱情が強く脈打
っており、時代を超えて相手の心を開き、真実を広げる対話の極意が示されております。
若干先回と同じ趣旨の処を改めて記述します。
大聖人曰く・・
「 主人悦んで曰く、鳩化して鷹と為り 雀変じて蛤と為る、悦ばしかな汝欄室
の友に交わりて麻畝(まほ)の性となる。
誠に其の難を顧みて専ら(もっぱら)此の言(ことば)を信ぜば、風和らぎ
波静かにして不日(ふじつ)に豊年ならん。
但し人の心は時に随って移り 物の性は境に依って改まる、例えば猶(なお)
水中の月の波に動き 陣前(じんぜん)の軍(いくさ)の剣に靡く(なびく)
がごとし。
汝当座に信ずといえども 後定めて永く忘れん、若し先ず国土を安んじて
現当を祈らんと欲せば 情慮を回らし いそいで対治を加えよ。 云々」
現代語訳
主人は喜んで言った。
故事に鳩が変化して鷹となり、雀が変じて蛤になるとあるが、そのようにあなたは考えを大きく
改められた。
喜ばしいことに、あなたは芳しい欄室の友に交わり感化を受けて、蓬(よもぎ)のように曲がって
いた邪信が麻畑の中で正されたように、まっすぐに正法を求めるようになった。
まことに近年の災難を顧みて、もっぱら私の述べた事を信じるなら、風は和らぎ浪は静かに
なって、日も経たずして豊年となるだろう。
ただし、人の心は時によって移り変わり、人物の性分は環境によって改まるものである。
例えば、水面に映った月が波の動きによって動き、戦に臨んだ軍隊が剣の動きに応じてなびくよう
なものである。
この段で大切な事は、客が考え方を素直に変えた事に対して、故事を引いて主人が喜んでいる様を表現しております。
汝欄室の友に交わりて麻畝(まほ)の性となる。
この欄室の友とは・・
欄の香りのように人徳の薫り高い人物の事です。
蓬のようにねじ曲がっていた心が、欄室の友である人徳の高い人との交わりの中で、ねじ曲がった心が感化され麻のように真っすぐで素直な心根に変化するとの例え話として記述されております。
良き友との交流を通し、人は感化されより良き人生を歩む軌道に入れる理屈です。
ここでは自分の心が素直になった結果、自分では気が付かない長所・強さなどが発揮され自他共に
輝いて行く幸福境涯を持つ人生を歩む事が可能となる理屈です。
大聖人は他の御書で、「夫盗人なれば妻もこれまた然・・云々」とあります。
悪心に感化されれば人の人生の軌道は狂います。
類は類を呼ぶとも申しますが、良き人生を歩む為には大聖人が仰せの如く、欄室の友に交わる事が非常に大切であります。
特に若い世代は感化される度合いが高く、人徳の高い集団と交誼を持つ事が必須となりましょう。
ここでは、此の言(ことば)を信ぜば、風和らぎ 波静かにして不日(ふじつ)に豊年ならん・・と仰せです。
大聖人の言葉を信じて正法に帰依すれば、風は和らぎ時を経ずして豊かな人生となろう・・と指摘されております。
この主人が客の心の変化を喜びつつも、人の心は時によって移ろい変化し環境によってその性分が改まる・・と仰せです。
只今は正法を受け入れた!・・と決意してもこの場を去り、正法の環境から遠ざかってしまえば、その決意を忘れしてしまう と指摘されております。
我が師匠は以下のように申されます。
民衆は真の幸福が得られる生きる為の哲学を求めている・・と。
この地球上に暮らす万民が生命の尊厳性を輝かせつつ、対話の力によって善なる連帯を広げ、調和と共生できる社会を建設して行く。
このような新しい社会活動・運動を心の底から深く求めている筈だと。
この夢を体現する為の国内外を含むSGI活動は、立正安国の旗を掲げ民衆の幸福と平和の為に現実
社会の変革に挑戦し行く使命を貫いて活動しております。
そこには、人間の為に必要な真の宗教哲学が有り、その精髄がみなぎり連帯の輪を呼び共感を呼ぶ
力がある からです。
これこそが、仏法の根幹を成す精神でもあるからです。
小生の体験
小生は仕事上でも人間関係でも行き詰まった体験を持ちます。
分かり易く申せば、自分らしさを社会の生きる現場で表現出来ない境涯に堕した体験を持ちます。
そして欄室の友と出会い、仏法哲学の何たるかを知り、人間の生きる本質を悟り、人間の存在の
何たるかの一端を正しく理解し得た。(と感じております)
即ち立正安国を追及する事は、机上の空論では無く具体的な人間として如何に生きるか?・・と
云う本質を追及する活動の中で、自分自身の真の姿を現実の生活の上に見出す事に通じる次第
であります。
大きくは国家次元から小は家庭次元の時空間の中で、現実の悪環境下で如何に生きるか??・・と云う命題に対し、逃げず真正面からこれと向き合い、如何にしてこの悪環境の娑婆世界を少しでも良い方向へと転換させられるか。
この活動の万般が、世の人に取って必要であると感じております。
それ故に社会の極悪人が蠢く国際社会の実態を知り、その上で我が国の庶民が正しい情報に
基づき、平和で賢い社会を建設する必要があると考える次第です。
アメリカの生物兵器により、無辜の市民の命が沢山失われております。
シリアの市井に生きる民衆が最大の被害者でありましょう。
アメリカと云う物質文明が手にした結果、起こった悪の真実を知るべきでありましょう。
己さえ良ければ良い!とする、他の不幸の上に己の繁栄を築く事に対して何の疑問も持たない民族
の行く末は・・これは滅亡の姿しかありません。
仏法に云う三災七難の姿がそこには存在します。
国際テロが何故彼の国で頻発するか?・・共存共栄の精神に著しく欠くからであると、さような
印象を小生は持ちます。
政権内部の抗争は、自界叛逆の難そのものであります。
中国に於ける政権からの脱落は、自分の生命を失う事と同義語です。
他国侵逼の難は政治が乱れ・人心が乱れた結果この災難を自国に呼び込みます。
北朝鮮にその例を見ますが、近隣の平和国家を巻き込んで周囲を不幸のドン底に引きずり込む威力を持ちましょう。
この災難から逃れるには、丸腰で無防備に平和を語るだけでは決して国民は幸せな社会を確立できない筈です。
毒には毒を以て制する・・所謂自己防衛は甚だ残念の極みながら、避けて通れない事は明白の理です。
立正安国論の結論の項
先哲は以下の如く獅子吼されております。少し難解ですが頑張って読んで下さい。
「 客の曰く 今生後生誰か慎まざらん 誰か和(したが)わさらん、此の経文
を披(ひら)いて具(つぶさ)に仏語を承る(うけたまわる)に
誹謗の科(とが)至って重く毀法(きぼう)の罪 誠に深し、
我一仏を信じて諸仏を抛(なげう)ち 三部経を仰いで諸経を閣(さしお)き
しは、是れ私曲の思いに非ず、即ち先達の詞(ことば)に随いしなり、
十方の諸人も亦復(またまた)是くの如くなるべし、
今の世に性心を労し 来生には阿鼻に堕せんこと文明らかなり 疑う可からず、
弥(いよい)よ貴公の慈愛を仰ぎ益(ますます)愚客の癡心(ちしん)を開けり、
速やかに対治を回らして早く泰平を致し 先ず生前を安んじて 更に没後を扶
(たす)けん、唯我信ずるのみに非ず 又他の誤りをも誡めんのみ 」
現代語訳
客は言った。今生の事も後生のことも、誰が身を慎(つつし)まないことがあるだろうか。
誰が心穏やかでいられるだろうか。
この経文を開いて詳しく仏の言葉を承ってみると、正法を誹謗する罪はまことに重く、正法を破壊する罪はまことに深い。
私が阿弥陀という一仏を信じて諸仏をなげうち、浄土の三部経を仰いで諸経を閣(さしお)いた
のは、自分勝手な誤った思いからではなく、先達の言葉に従っただけである。いずれの人々もまた同じであるにちがいない。
今生には仏性を具えている心を消耗させ、来世には阿鼻地獄に堕ちてしまうことは、経文に明らかであり、その道理もつまびらかである。
疑うことはできない。主人の慈悲あふれる訓戒を、いよいよ仰ぎ、ますます自分の愚かな心が開いていこう。
速やかに謗法を滅する方策をめぐらせて、早く天下泰平を実現し、まず生前を安穏なものとし、
さらに没後も救われるものにしていきたいと思う。
ただ自分一人が信じるだけでなく、他の人々の誤りをも制止していこう。
訳語の解説
この文章は本論の結論の部分に当たります。
この立正安国論を客が学んで、客が自ら陥った謗法の罪の理由を正しく理解し、これを反省するとともに正法に帰依し、自分と同じように邪義に惑わされた多くの人々を目覚めさせる・・と客が
誓っている場面です。
この文章のはじめの部分では・・客が曰く・・
主人が示した経文に照らし、正法を誹謗する罪はいたって重く、正法を破壊する罪は実に深いこと
が理解できた・・と、納得する場面の表現です。
これまで阿弥陀仏を信じて諸仏をなげうち、浄土教の三部経を崇拝し、諸仏をさていおいたのは、
自分が仏法を学んで得たからでは無く、先達の言葉を安易に従った為であり、他の人々も同様で
あろうと述べております。
ここで言う処の三部経とは、浄土経(念仏)が拠所としている阿弥陀経・無量寿経・観無量寿経の
三部を指します。
このように鎌倉時代のみならず、現代社会でも念仏は廃れておりません。
我が家も改宗する前は念仏を唱える宗派に属しておりました。
その故は既に解説しました通り、江戸初期の戸籍制度である寺への帰属がきっかけであり、正しい
仏法を学んだ今は、念仏は破棄しました。
大聖人は続けて曰く・・
念仏が今世でも来世でも人々を苦しめる事は、経文に照らしても道理の上からも明らかであり、
疑う余地ないと述べております。
曰く念仏を信じて行けば、阿鼻地獄に落ちると表現しております。
念仏は既に述べました通り、厭世思想であり諦めの境地であります。
今生の人生を棒に振る思想であり、自分の持って生まれた仏性(可能性)を泥中に捨てるが如くの
思想であり、人生の生き方となります。
故に阿鼻地獄の様相を呈する・・と大聖人は指摘します。
日蓮大聖人は、この慈悲溢れる訓戒を仰いで、素直な心で自分の愚かな心を開き正法である法華経
に帰依しなさいと指摘されております。
即ち念仏である謗法を滅する方策をめぐらせ、早く天下泰平を実現し、自分の人生を安穏なもの
へと変革し、加えて没後をも救われる生き方をする方向へと方向舵を切りなさい・・と勧めて
おられます。
更には自分一人が良い目に遭うだけでなく知り得た内容を、他の誤れる人々にも啓蒙し真の仏法
哲学に基づいた正しい人生を歩めるようにしなさい・・
これが立正安国の正しい姿である・・と申されております。
所詮仏法とは申しても道理に過ぎない・・これが大先達である日蓮大聖人の言葉です。
仏法の教祖釈尊が末法である、現代に残した真意は全てこの法華経の中に凝縮されております。
念仏は法華経を説く前に、今日の飯が食えない一般大衆に対して、より高い精神境涯に導く為の
方便の教え(三部経)なのであります。
現世の厳しい現実社会を悠然と乗り越えて行く為には、厭世思想では豊かな人生を構築出来る筈も
なく、既に種々記述して参りました如く法華経に帰依し、人間革命を起こす事が出来れば、眼前の
人生模様は激変致します。
そしてこれを現実社会で痛烈に体験して参りました。
これを読まれる念仏宗に帰依しておられる方は、是非鎌倉時代の大先哲の言葉に眼を開き、我が
人生を豊かにして頂きたいと強く念願する次第です。
諦めは人生の敗北・・精神の阿鼻地獄でありましょう。
そして人間革命に至るには、たった今から一歩前へと歩み出す勇気が必要です。
そうです・明日からでは無く、只今から人生の境涯を開く場へと、我が身を移すだけであります。
立正安国論のまとめ
上記の如く欄室の友と交われば、正しく我が境涯は麻畝(まほ)の性へと大変身を遂げるのです。
そうすれば、我が人生の前は前途洋々と開けて参ります。
小生の生き詰まった人生からの脱却例を見ても、正に大聖人の仰せの通りで実証済みです。
後は自分の境涯革命に向けて勇気ある行動あるのみであります。
さような法華経で言う処の地涌の菩薩は、我が日本国には概ね人口の約10%存在します。
創価学会組織・SGI組織に身を委ね人生を謳歌して行こうではありませんか!。
正しい道理・理念に基づく人生の歩みの上には、納得の行く我が人生が花開く!
これも至極自然な成り行きであります。
法華経の題目である南無妙法蓮華経のお題目には、妙の三義がございます。
1)蘇生の義・・弱っている生命に火が灯り、本来生まれながらの長所が必ず発現する義。
2)明らむ義・・物事が人間道と云う道理に従って明らかに見えて来る義。
3)開く義 ・・我が身の前が、人生が必ず明るく開けて行く義。
詳しくはまだ沢山存在しますが、この点を正しく理解するだけで十分です。
社会で活躍できるエネルギー源が、この法華経のお題目の中に存在します。
そして既に世界で1千数百万人の大群衆である地涌の菩薩が、全この体験を共有し全世界で大活躍
しております。
正しく地球規模でこの人間を活かす宗教哲学は、爆発的に拡大しており法華経のお題目を唱える
声は、この地球上で日が落ちる時間帯が無い所まで拡大しております。
日蓮大聖人が鎌倉時代に獅子吼して説かれた立正安国の姿が、現代社会の中で今正に大きく育ち
花開いております。
人類の恒久平和へ向けた、困難な建設作業にご参加いただける事を願って止みません。
・・この地球上から悲惨と云う二文字を無くする為に・・
平然と数百人規模の頭上に生物兵器を使う輩を、この地球上から殲滅する為に、兵器を使わず対話
の連帯で羽交い絞めするが如く、其の為に人間道と云う理念の下、連帯の輪を構築すべく、日々
地道に額に汗して黙々と努力を積み重ねる我が団体に、絶大なるご支援とご理解を賜りたい次第
なのです。
結句・・立正安国の姿は最終的には娑婆世界で生きる過程で、我が身の人生を最高の境涯に高めて
行く為の理念であり、実践活動の姿そのものであると・・。
この事実をご紹介して、立正安国論の入門編を終了とさせて頂きます。
朝鮮半島有事の危機に際して・・
爺拝 2017年4月 吉日
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滋賀・長浜盆梅展
爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
前回に引き続き日蓮大聖人の立正安国論を紐解いて行きましょう。
前回は為政者が乱れる故に、国に災難を招き寄せる点を記述しました。
主に中国の指導者の例を引きながら、庶民を殆ど顧みる事がない
農民戸籍の市井に暮らす数多の庶民が、塗炭の苦しみを味わう因となる
所以を記述しましたが、今回は題号である安国の部分を記述します。
安国の意味について・・
この言葉は国を安んじると書いてあります。
ここでは何を以て安んじて行くか・・と云う点が重要となります。
安国の言葉に対して日蓮大聖人以前の仏法では護国と云う言葉が沢山使われます。
この護国とは即ち国である処の国境線を守る・・と捉えて間違いありません。
更に変じて鎌倉時代の意味では国を構成する為政者を守る・・と云う概念が存在し、其の為に宗門は為政者に祈りを捧げる・・このような姿でありました。
太平洋戦争に突入する前に、神の象徴である天皇を守ると云う概念を日蓮大聖人が唱える安国と捉えて思想操作が行われ、この日蓮大聖人が説かれる立正安国論を日蓮宗門が先頭し、悪用された経緯が
あります。
即ち法華経の宗門が率先する形で、日蓮主義と云わせて民衆を誑(たぶら)かし戦争に突っ込んで
行ったと云う悲しい歴史が存在します。
この国境線を守るのはあくまで護国であって、日蓮大聖人が云われる処の安国の姿では決してあり
ません。
(国境線の拡大を図る覇権主義でもありましたが・・)
現在でも安国の意味を、かなりの人々が誤解して理解している模様です。
日蓮大聖人が云われる処の安国とは、為政者を守る為の安国では無く、あくまで市井の庶民の上に
存在せねばならない安寧と静謐(せいひつ)な国の姿であり、民衆を戦争に駆り立てる姿では決してありません。
既に述べました如く仏典は民衆の苦しみを知らない為政者は三悪道に堕する・・
又別の御書では王は民を親とすべきである・・と説かれております。
この通り、法華経思想の神髄は一般庶民の安心・安寧を目指すのが国主の務めであり、この点に意を注ぎ主眼とせねばならない筈です。
この為政者の安寧の為では決して無い・・ここを外したら日蓮大聖人が云わんとする重要な次元
(メッセージ)は、まったく見えて来ないと申せます。
戦前の国威高揚に於いて悪用されましたが、日蓮大聖人の本意ではあり得ない主客が転倒した議論である・・とここでは指摘しておきます。
中国では習近平氏を絶対の核心的な存在として祭り上げ、氏の云う事が唯一絶対無二の神的な存在であり、これが国家形成の枢要を成す 云々と・・先だっての人民代表大会で、参加者はこれを強要
されております。
これを民主主義国家からの価値観で見れば、正しく茶番劇でありましょう。
民衆を主人として為政者側を客として見る、日蓮大聖人をはじめとする仏法思想、この視点で国家
安寧を捉えなければ、国としての繁栄はあり得ない・・即ち日蓮大聖人は、鎌倉時代に既に現代の
主権在民を叫ばれていた のです!!。
鎌倉時代の武士階級から見れば、武士が世の頂上とする思想であり、日蓮大聖人の思想は彼らに
取っては危険極まる思想である・・と捉えられた故に、権力者側から数多の迫害を受ける要因と
なった次第です。
鎌倉期に於いてはこの思想は進み過ぎており、政権側の理念では到底理解する事は不可能であた・・でありましょう。
これを中国の政治形態に当てはめて考えると、大変よく分かります。
ネット規制し庶民から情報を遮断し、弾圧を強化する挙に出ております。
しかし中国人民が広く海外に出かけ、民主主義国家とは一体何か? この空気を吸っただけで、如何に自国の政治体制が時代遅れで、邪悪な体制であるか・・この事を嫌でも認識させられるのであり
ましょう。
中国では人民軍と云う武力装置によって庶民は思想・心情の弾圧を受けており、人民軍と称しながら
これは正確には共産党守護軍が正しい表現でありましょう。
(国民を守る為の軍隊ではない証拠・・天安門事件が証明しております。)
政治的な基本路線は、庶民は見放され塗炭の苦しみの中に埋没し、仏法精神とは真逆の政治体制が
中国共産党一党支配の真の姿であり理念であります。
他の宗教を含め、思想・宗教界は常に苛烈な弾圧を受け続けております。
中国の現状は日蓮大聖人が生きた中世の時代そのものを、我々は現代の世に見ており、世界は民主
国家が大半を占め隆盛を極める中で、数々の矛盾を孕み乍今正に破裂寸前の風船が如き状態を呈しておりましょう。
ところで・・立正安国論の中で国と云う漢字が3種類使われております。
国・・囲いの中の字が玉は、これは為政者を念頭にした国を表現します。
國・・囲いの中の戈の文字は鉾の意味がありこれは国境線を意味する國です。
民 ・・口構えの囲いの中が民の文字は国民を表します。
日蓮大聖人の立正安国論は、この文字を厳格に使い分けされており、この民を意味する文字が
全体の8割を占めます。
日蓮大聖人が云わんとする安国とはこの口構えの民を表す文字を使った 民(くに) であり、王である国では決してありません。
災難が発生する根本要因
前回の冒頭に記述しました国の災難は一体何に起因するのか?
この災難は自然災害の側面と人的災難の両側面が存在しましょう。
人災の最たるものは、自然災害に対し飢餓による災難と、疫病も栄養不足による体力の衰えから来る側面もあり、これは人知な対応で防止できる範疇です。
即ち国が安国であれば、為政者は善政を敷き羲農の世となっている筈です。
その羲農の世に於ける国土世間は、互いに助け合う社会が形成されている筈です。
故に自然災害を切っ掛けにした数多の人災側面は、極限まで抑えられる筈です。
この災難の側面に対して日蓮大聖人は下記の通り仰せです。
「世皆正に背き 人悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて相去り 聖人は所を辞して還りたまわず、
是を以て魔来たり 鬼神来たり 災起こり 難起こる」
現代訳
世の中は全て正法に背き 人々は皆悪法に帰して(信じて)いる。
故に善神は国を捨てて去ってしまい 聖人は所を去って帰って来ない。
その為に魔や鬼神が国中に満ちて災難が起こるのである。
ここで言う善神とは、社会・自然を守る良い働きの事であり、聖人とは社会を正しい道に導く精神的
な指導者の事であります。
魔の作用とは前回も取り上げました通り、人の心や秩序を狂わせ 命や功徳を奪う 肉眼の目には
見えない作用・働きを云います。
又鬼神とは人の力を越えた破壊力を持つ働き・現象作用を意味します。
ここでは大自然の作用に加えて人間世界の作用によって、その災害の程度が増幅され庶民を襲う姿が描かれております。
この人的な作用の及ぼす処を、日蓮大聖人は経文を引かれて以下の通りに述べらております。
「 国土乱れん時は、先ず鬼神乱る 鬼神乱るるが故に万民乱る 」
国土・社会全体が自然現象が因で壊滅して行く時は、最初に人智では何ともしがたい破壊力を持つ
大自然の作用がある、その大自然の作用に付随して思想心情・宗教の狂いによる心身の乱れが必ず
存在する。
それ故に、当初は鬼神の乱れは目には見えない部分が存在するが、最終的には国民の大半の思想が
乱れた事に起因し、世相万般が乱れこの結果として国家的規模で、人災の側面である悲惨な現実の
姿を眼前に晒す事になる。
日蓮大聖人は思想の乱れとして以下の如く指摘されております。
誤った思想・宗教これこそが民衆不幸の本源的要因であると指摘されております。
この立正安国論では、念仏思想に対して破折されております。
念仏思想とは、此岸(この世)を嫌って去って行き、彼岸(あの世)の極楽浄土に往く・・つまりは現世では不幸であっても、それはかまわない。
死んだら必ず浄土で成仏可能であるとする思想です。
生きている間での成仏はあり得ないとする厭世主義、即ちこの世が嫌になってもそれは肯定される、一切の諦めに通じる考え方であり生き方となります。
故に自身が危難に有っても、その状態から脱しようとする生命力が湧かない・・飢餓は食料が手に
入らない・・これを庶民連帯の力で克服しよう・・とする意欲とか智慧が湧かない。
死ねば楽になり、極楽に行けると云う厭世思想であれば国土は荒廃する理屈です。
これも己の成仏さえ求めれば良く他人の事は思慮の外・・この思想であれば、自らの屍の後始末まで考えが及ばず、結句屍が数多と路傍にころがり、屍で橋を作る程の社会現象が其処に湧現します。
法華経の立場はこれとは真逆で、現世こそが成仏する場であり仏法思想の最高峰の教えは、生まれ
乍に本源的に持っている各人の仏性を発揮すれば、現世に於いてこそ成仏する・・と説きます。
南無阿弥陀仏と云う念仏の声(響き)は哀音(あいおん)と大聖人は表現され、悲しい響きを持つと指摘されます。
即ち念仏宗に対する布施を止める事が、社会の為に重要であると指摘します。
念仏宗は現世成仏の機会を奪ってしまう・・この事は鬼神が乱れると云われる、世の中を掻き乱す
根本要因になっているとの警告を、この立正安国論の中で展開します。
これ故に宗教界の他宗からも日蓮大聖人は迫害を受ける事態へと展開します。
ちなみに念仏宗派は、浄土宗・浄土真宗・時宗から成ります。
この現世での苦悩を諦める・・と云う思想は、当時の武士階級に於いて、民衆支配の為におおいに
使われ、悪政には諦めると云う誤った思想に民衆が導かれて行く姿を、日蓮大聖人は鋭く見抜いて
おります。
その宗教界は政治と深く癒着しており、民の方をまったく向いておりません。
その意味で中国の民衆は軍の力によって、厭世主義が蔓延しておりましょう。
唯一経済発展で国民を富ませる事が、共産党の存在理由でありましょうが、この経済運営にも
行き詰まっており、彼らには終焉が近い・・と観ずる次第であります。
災難の勃発
日蓮大聖人は、このまま思想が乱れた状態の世を放置したなら、次は最終的に今まで起きていな
かった災難が国難として襲って来ると予言されます。
これは仏典に説かれている三災・七難の視点から説かれて行きます。
いままで鎌倉期の日本が受けていない国難は、以下の2点だとの予言をします。
それは・・
自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)・・内乱・国内の動乱
他国侵逼難(たこくしんぴつなん) ・・他国からの侵略を受ける難
乱れを放置した結果、この二つの深刻な国難である戦争状態が襲って来て、更に混乱が極まって行くと予言されました。
この2つの難の指摘は、下記の如く正に的中する事になります。
ここで仏典に云う三災・七難について記述します。
この考え方は俱舎論巻12等に説かれております。
三災・・大の三災と小の三災があります。
大の三災・・・火・水・風の三種の災難
小の三災・・・穀貴災(天災等で五穀が実らず飢餓に遭うこと)
刀兵災(戦争による災害で兵革災とも言います)
疾疫災(伝染病・流行病による災害で疾病災とも言います)
七難の定義は説かれた経によって少しずつ違いがありますが、ここでは薬師経による説を記述して
おきます。
1.人衆疾疫の難・・伝染病・流行り病で多くの死人が発生する難
2.他国侵逼の難・・他国の侵略で征服され 多くの生命が奪われる難
3.自界叛逆の難・・内部分裂による同士討ちの難
4.星宿変怪の難・・天体の運行に異変が生じる、彗星が現れる怪を指す
5.日月薄蝕の難・・日食・月食を云う(当時の人々には理解不能の領域)
6.非時風雨の難・・季節外れの雨とか風が発生する事による難
7.過時不雨の難・・雨期になっても雨が降らない天候異変の難
これも隣国中国に於ける自界叛逆の難を当てはめて見れば・・彼の中国は既に内乱状態にある・・と識者は指摘されております。
100人以上の規模を上回る騒動は、既に年間30万件以上発生しており、これを国家保安組織と軍が
抑え込んでいる状態です。(一説には50万件以上とも云われます)
世情が荒れ果て、全民衆の蜂起が近い・・と予測されますが果たして?
経済的にも行き詰まり、過剰投資で数多のゴーストタウンを建設し、無駄な国富が失われた。
日本の新幹線をパクった中国版新幹線網の建設も、需要がない場所まで乱暴に2万km以上も建設した結果、これを管轄する鉄道局の収支決算は概ね70兆円の負債に及び、返済の見込みはまったく無いと
云われます。
ご承知の通り、鉄鋼生産設備の保有規模は年間12億トンと云われ、現在稼働中の設備は約8憶トンと云われます。
中国の内需としての需要規模は約5〜6億トン程度が適正と云われ、余剰生産分は海外に流れ世界各国の鉄鋼需要を大きく掻き乱し、大問題になっております。
我が国も多大な迷惑を被っております。(国内の年産規模は約3億トン)
この余剰鉄鋼設備はその大半を、国営企業が運営し経営的には大赤字状態に陥っており、それを全て清算(倒産処理)すればそこに働く民衆の概ね160万人とも180万人とも云われるリストラを強行する必要があると云われます。
(彼の国には倒産と云う概念がそもそも無いそうです)
この民の首を切れば、確実に暴動が起こりましょう。
ちなみに全世界の必要鉄鋼生産規模は年約16億トンと云われ、世界の半分を中国一国で生産している事になります。
これは自由主義諸国圏ではまったくあり得ない光景でありましょう。
有り余る鉄鋼をAIIBなる融資組織を使って、他国に有償援助のふりをしてその実は、経済的に他国の
支配を目論んでおり、小生には自滅への道をまっしぐらに暴走しているとしか見えません。
この現象は、小生が関係した業界でもまったく同じであり、例えば半導体分野・液晶などの
ディスプレイ表示分野でも、気が遠くなる程の兆円単位の爆投資が予定されており、太陽光パネル
の騒動と同じく、需要の有無に関係なく同様に突き当りまで行く傾向があります。
恐ろしい事に我が国の技術者を高給で漁りに来ております。
技術流出は元より亡国に手を貸す事になるのは必定です。
日本人は もういい加減 目を覚ます必要があり、その見返りはミサイルで我が国を狙う事です。
ともかく・・彼らは血の滲むような努力と開発投資の概念がまったくありません。
智慧はお金で又は非合法的でパクって、物を作ってお金を荒稼ぐ・・その概念しか頭に無い。
需要と供給の関係をまったく無視した政治・経済運営は、とうとう行き詰まり中国全体の負債総額は3300兆円を超えているのでは・・との疑いの眼で世界中から見られております。
麻生財務相が国会答弁した通り、この国は崩壊する事は分かっている・・しかし如何なる形で崩壊するかが問題である・・こんな会話が国会審議の場で交わされる事態に至っております。
そしてその極め付けは・・他国侵逼の難
この自国の国難を外に眼を逸らす目的で、尖閣列島を奪う作戦が既に立てられその機会を虎視眈々と狙っている・・との報道があります。
これを実施すれば、正しく彼の国は他国からの侵略を自らも招く事になりましょうし、そのギリギリの時空間を中国政権はさ迷っております。
日本は彼らの策略に、まんまと乗せられてはなりません!
人衆疾疫の難では鳥インフルエンザ騒動・サーズ騒動があります。
いずれも政治体制の不備から民衆が被害を受けております。
非時風雨の難・過時不雨の難では、山河の疲弊を因として彼の国には飲む水のみならず食料生産用の水確保が思うようにならない・・土壌まで重金属で汚染人心の乱れの極地に到達しており、正しく
鬼神乱れるの湧現した有様です。
(自分の目で民衆の悲惨さを目撃しました・・田舎では日本の中世の姿に似る)
以上の通り、日蓮大聖人がこの立正安国論を述作された鎌倉当時と、現在の中国の国体は極めてよく酷似していると云う事です。
何れせよ彼の国の政治体制は、只今崩壊の危機を迎えている事は衆目の一致する処でありましょう。
日蓮大聖人の予言と平和への胎動
そしてこの諫言の書を提出したその12年後、文永9年2月に2月騒動とも云われる内乱で、大聖人が
予言された自界叛逆難が勃発します。
それも身内同士の政権奪取闘争で、この年に当時の執権であった北条時宗に対し、兄である北条時輔が反逆を起こし政権を奪います。
更に立正安国論の提示から14年後の文永11年10月に文永の役と呼ばれる蒙古襲来が勃発し、更に
21年後の弘安4年に弘安の役として2回目の蒙古襲来を受けます。
何れも大聖人が予言された通り他国侵逼難の警告が的中します。
蒙古襲来では九州の奥深くまで侵略の手が及び、結局市井に生きる民衆が一番被害を受ける事になります。
日蓮大聖人は仏典に示された人間の本質に学び、このまま世相を放置すれば餓死等の惨状よりもっと酷い国難が発生すると、時の執権に対し諌暁の書である立正安国論を提出し警告した分けですが、
残念ながらこれが用いられる事なく打ち捨てられた故に、とうとう外国からの侵略を招く事態となります。
国主の政治基盤でもあり民衆の生活の基盤である、この国土そのものを失うと云う程の危難である
戦争と云う現実が襲って来た分けです。
翻って深く考えます事は現代に於ける各種戦争兵器は、その殺戮規模は目を被う程でありましょう。
一度戦争が勃発すれば、正しく取り返しが付かない程の犠牲とインフラ破壊に繋がり、過去営々として築き上げて来た全ての富が全て吹っ飛んでしまします。
その事を我が国は第二次世界大戦で学んだ筈です。
正に戦争による甚大な被害が及ぶ現代こそ、日蓮大聖人が警告を発したこの立正安国の精神に
学ぶべきでありましょう。
為政者は正しくこの庶民の目線を片時も忘れてはならず、中国の一党独裁とは申せ共産党体制崩壊への庶民の怒りには敏感です。
結句平和主義を如何にして訴求するか・・全てここに懸かっておりましょう。
我が国も相手の喉首に刺さった棘を如何にして取り除くか智慧の出しどころです。
日蓮大聖人はこの諌暁の書で、以下の如く平和への宣言をなさっております。
「汝須らく 一心の安堵を思わば 先ず四表の静謐(せいひつ)を 祈らん者か 」
自分の安心安全を望むのであれば、まず周囲の平和を如何にして実現して行くか・・この事を思考
し実現する為の智慧を絞るべきである。
平和は自分一人だけの事を願っても実現しないと説いております。
言い換えれば我が国1国だけの平和を云々しても、それは夢想にすぎない・・と指摘されております。
ましてや鎌倉時代にあっては、為政者の安心・安全を願うのであれば、四表の静謐 即ち周囲の安定を図る為には、それを構成する土台である処の、庶民の人権・暮らしを守る・・このような政治が
重要であると諫言された分けです。
自国の静謐が得られない処で、他国との静謐(平和・安定)も無いとの指摘です。
幸いにして・・我が国は他国よりもその平和に対する認知度は高く、これを広げ行く能力には長て
おり、その人材も豊富に存在します。
故に我が日本人は、更なる平和への貢献が出来ると信じている次第です。
如何でありましょうか・・鎌倉時代の諫言の書ですが、これはもう完璧に現在の為政者に対しても まったく同じ事が申せます。
宗教の役割
この立正安国論は何を問うているのか?
これは人間の境涯の改革を通して、現実社会の改善に資する事を目指している。
これが日蓮仏法の目指す処であり、役割であります。
我が己心の境涯を改善する事を人間革命と称します。
従って法華経に帰依し、己の境涯を磨く事で現実社会の依法をも改善していく・・
これが人類繁栄に対して最も貢献する道であると信じます。
即ちまず自らが変革しなければ、相手は決して変わらないと云う普遍原理です。
これは国家間であってもその理屈はまったく同じです。
故にまずこの日本と云う国が世界の手本である・・と得言える静謐な社会を実現すべきであり、
それはとりも直さず自分自身の境涯を高める・・これ以外に方法は無い!!と申せます。
故にその境涯革命を起こす手段として人生を豊かにする手段としての宗教の役割がそこに存在します。
正しくこの法華経とは何ぞや?・・と問われた時に、これは 現実を変革する力 を持った
宗教哲学 であると主張出来る次第です。
世に宗教と云われる教えは沢山ありますが、以下の如くに分類する事が可能です。
1)現実追随の宗教・・現実に埋没する宗教で、例えば為政者を養護する為に祈祷中心の・天台・
真言等の仏教
2)現実拒否の宗教・・己の悟りの境涯のみを追求し出家主義の宗教・鎌倉期の禅宗が該当
3)現実逃避の宗教・・厭世的な宗教であり、あの世に脱げる念仏宗に相当
4)現実改革の宗教・・幸福境涯に向けて人間自身の変革を目指す
自分の人生を変え・周囲をも幸福に変え行く逃げない仏法で、これは釈尊の
究極の教えでもある法華経です。
別しては日蓮大聖人がその生身で読まれた法華経実践から来た全ての法理
(日蓮仏法)です。
世間では俗に人を救う行為云々と申します。
人が人を本当に救えるのか?・・これは自分自身が仏の境涯をわが身に帯した時にのみ初めて人を
救える・・と申せ、故にこれは簡単な事ではありません。
同じく国家が国家を救えるか? これもまったく同じ理屈であり・・上記が如く自国が静謐であると云う条件下で始めて他国に手を差し伸べる事が可能となります。
己の精神的境涯が低ければ静謐になれる分けも無く、絶対に相手を救う事は不可能である・・の理屈です。
この静謐とは個人の次元では人が生きる上に於いて境涯が高い・・と云う事でもありましょう。
たとえ経済苦を抱えた状態であっても、精神的境涯を高める事は可能です。
分かり易く申せば、経済力はその人物が生きて来た結果であり、後付けで種々説明される内容でしか
ありません。
即ち何の目的で何に対して 如何に生きるか? 生き切るか? 生きられたか?
この次元を常に我が胸に(精神)に問う、生きている時間内で自分に連続して問い続ける人としての営みになります。
故に如何に生きるかこの次元を追及すれば、必然的に哲学的な境地を開拓する(開く)必要が出て
参ります。
そしてその境地・境涯を高める手段として、先哲の智慧である法華経に範を学ぶ事
(日蓮仏法を身に纏う)を小生はお勧めしている次第です。
小生の体験は、この経典を胸に実生活上で必要な修行を施せば(仏界へと我が身を開発する手段を
得る)、ただ凡夫のままに現世で成仏できる・・正確には成仏したと悟れる瞬間が必ず訪れる。
(例えば己に納得が行く精神状態もその一つ)
故は天下万人、生まれながらに仏性を持ってこの世に出現しているから・・
これを開拓するか否かは天下万民自由です・・が
その仏界を開拓する手段の1つが、法華経の最高峰の哲学を学び、お題目と呼ばれる我が己心の
南無経法蓮華経を唱え、これを信じる事だけです。
即ちお題目を唱える事は、自分自身と向き合う時間であります。(自行と申します)
そして境涯革命が進み、人を救っていく菩薩の境涯へと発展して行きます。
これを実践する中で、真に人生を営む上での深みを味わう事となります。
ここにも記述しました通り、仏法と申しましても他宗の教えがありますが、この劣悪な宗教による
悪影響も当然御座います。
釈尊が始祖の仏法であるにも関わらず、現代に於いては教えが変形して釈尊の仏法哲学から遊離し
形骸化した状態は、過去にも記述して参りましたが、日蓮大聖人も種々この弊害について重要な指摘を沢山されており、この辺りはまた別途の機会が有れば記述を試みる心算です。
日本の文化力
ともかく世の中の乱れの根本要因は、思想が乱れた結果であると諌暁の書である立正安国論で指摘
されております。
ある海外識者は、日本人は自分が努力しても打開できない程の困難に直面した場合、すぐに諦めの
境地に立つ人々が実に多い。
これは古くからDNA次元で生命に諦めの命が刷り込まれており、これが日本人の特質である・・
と指摘します。
しかし逆に、深い団結力と我慢力の側面を見逃がしでおります。
古来より日本は資源に乏しく、地震災害・台風災害・火山活動災害など大自然から受ける各種・災難のてんこ盛り国家であります。
自然の猛威には団結し、無いものは相互に融通しあい・助け合い・資源が無い故に人智の限りを尽くし生きる為の工夫をする事で、国家体制としての基板を築いて参りました。
災害が多く・資源に乏しく貧しい・逃げようにも周囲を海に囲われ、逃げ場も存在しない・・だからこそ、大自然の荒ぶる猛威の前で苦境に陥った時でも整然とした社会秩序が保たれる・・
我慢強い・・これは諸外国には真似ができない倫理規範を実現した国であります。
ある意味で日本文化の奥襞(ひだ)の底まで、この精神が深く浸透している社会であると理解出来
ます。(既に江戸時代にその萌芽を見ます)
思想が幼稚な鎌倉期とは違い、民主国家として戦後再生を果たした我が国は世界にその範を示せる
民族集団になった事は事実です。
しかしここから先は、世界に対して人々を先導して行く役割を担うのを、我が民族の主眼とすべきでありましょう。
それには民衆の一人・一人が更なる次元で人間力を磨かなければ、世界には通用しない事は自明の理です。
その意味では中国との尖閣問題も為政者は、ただ単に中国を取り巻く政治的な包囲網を形成する事を模索するだけでなく、真正面から彼らと向き合い、人間としての条理を尽くし深い次元から共存共栄の道を模索し、無駄な争いを避ける智慧を、お互いに出さねばならない時節が到来している事は間違いありません。
国家と云う概念を越え、もっと賢く地球平和への道を模索しなければ、人類の行く末はその究極に
於いて滅びへの道を歩んで行く事になりましょう。
分かり易い言葉で申せば、国境と云う概念で縛られた国益のみを追求すると云う政治思想だけでは、この狭い地球上に暮らす人類は、救えない時代にさしかかっていると理解すべきものでありましょう。
しかし言うは易し・・行いは難し・・思想・文化の違いを超えて連帯する事は現代人類のおおきな
課題でありましょう。
しかし狂った相手を説得するのは為政者ならずとも、相当な覚悟を以て彼と対峙する他に手段がないと思えます。
所謂丸腰状態で相手との対話に臨むのは、甚だ残念の極みながら現段階の人智に於いて説得力が無いと考えるのが自然でありましょう。
狂人相手にその条理を解くのは、死人に対して説法をするに等しいでしょう。
鎌倉時代の理念に近い一党独裁政権を合法的に倒せるのは、国を形成する民衆の手に依る以外に手段は無いと見えます。
為政者を相手にするのみでは無く民衆の智慧に頼るべきであろうとも考えます。
我が国の大衆社会が安定し富めるこの現実の姿を、もっともっと広く中国の一般大衆に見せる事が、為政者の暴発を防ぐ有効な手段になって行く事を願って止まず、所謂平和への連帯の手を民衆同士で図る事です。
その効果がじわじわと表れて来ている・・との実感を持ちます。
しかし、我が民族も富める現状に胡坐をかけば、一瞬にして亡国となりましょう。
日蓮仏法を世界に広げ行くSGI活動
これは、即ち地球規模での立正安国の理念に基ずき、平和を目指して活動しております。
・・この点を是非正しくご理解下さい。
既に人間精神の何たるか・・に目覚めた菩薩の修行を現世で行う人間集団が、世界中で数百万人規模に拡大し、世界192ヶ国地域に広がっております。
遠く南米ブラジル・北米・南北アフリカ各国の地・極寒の地ロシア・太平洋諸国・ノルウェー・
ヨーロッパまで・・日が沈む事が無い・・この地球の全域で、お題目が唱えられる時代になって
おります。
人間としてその知力で、災害と数多の障害を取り除くべく、闇を切り開いて行く努力が菩薩行に励む人々の連帯の手で、日夜労作業が続いております。
但し隣国中国のみは宗教弾圧があり正式には広がりを見せておりません。
しかしこの理念を正しく認識している、大学関係者を中心とする知識集団が中国各地に数多く存在し、研究機関も合法的に設立され、日本との交流も盛んに行っております。
政府関係者との強いコネクションも持っておりますが、彼らの信奉する理念の差異を越えて、理解を深める努力が営々と続いております。
この日蓮大聖人が顕されました国宝である立正安国論は、ひじょうに長い文章であり、これを簡単に要点のみを入門編として記述してみました。
ともかく日蓮大聖人は死期を迎える中に在って、尚かつ弟子にこの立正安国論を解き聞かせた・・
正しく立正安国に始まって立正安国に死して逝った聖人です。
この記述の基になった資料類は、関連諸先輩が顕された情報に基づきますが、これに小生が近現在の社会情勢を勘案し独自の見解と、小生が理解する内容を加えて作成したものであり、文責は全て小生に有る事を、予めお断りしておきます。
最後に・・戦争は人間の思想が乱れた結果起こる・・と
皆様のご参考になれば、大変幸甚です。 爺拝
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春の淡雪 自宅近くの山
爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
古典に学ぶー?の記述テーマ
今まで法華経の入門編を種々記述して参りましたが、ここからは嗜好を変えて
大先哲である日蓮大聖人が書き残された歴史的な大著である「 立正安国論 」を
基にして先哲からの警告を、現代流に縷々考察してみたいと存じます。
今回と次回はその入門的な解説となります。
少し難解な表現が登場しますが、その都度これも現代の法華経教学指導者である関係諸氏の言葉を
引用させて頂きながら現代の闇と絡めて、我が人生を如何に生きるべきか?と云う視点からこれを
考察してみたいと考えます。
我流に陥らないように心掛けて、先哲の智慧に学ぶ事を主眼とします。
ここに記述しました版元は下記の通りです。
日蓮大聖人御書全集
編者:日蓮正宗五十九世法主 堀 日享 昭和二十七年四月 発行本より引用。
この「立正安国論」の原本は、現在国宝に指定されております。
所蔵場所:関連の各寺院に写本が残っておりますが、国宝の原本は 法華経寺所蔵
現存する原本:第24紙が紛失しており、これを後世代の慶長6年(1601年)に日通が補写し挿入しております。
更に正保3年(1646年)に法華経の信者である本阿弥光甫が補修している事が分かっております。
原本の述作年代は鎌倉時代の応分元年(西暦1260年)7月で、大聖人が39歳の時です。
立正安国論を述作した背景
日蓮大聖人が顕されたこの御書は、鎌倉時代の当時の国家権力者である北条時頼に対して国家諌暁(諫めさとす)の書として述作されたものです。
この国家諌暁の書は別して申せば、現代に生きる我々庶民に対して、その生きる為の哲学を示唆
された述作である・・と理解して差支えないと考えます。
以下詳細を記述しますが、この当時の時代は天変地夭が激しくこの年号はたった1年で弘長年へと
改元されます。
しかし改元しても更に天変地夭が続いたと歴史書にあります。
既にこのブログでも述べました通り、アメリカの闇世界に起因する深刻な政治的弊害と、アメリカ
社会を形成する社会環境の劣化、更には現代中国社会で今日起きている、市井に生きる庶民の悲惨
極まる生活惨状と社会混乱が、今から757年前の鎌倉時代の政治世相と不思議な程に酷似しており
ます。
立正安国の意味
それではこの述作の題号に秘められた意味から始めて行きましょう。
文面の形の上からは、その当時の国主である執権の北条時頼を諫言するという形を取っておりますが、鎌倉時代の当時の市井に生きる悲惨な民衆を何とか救いたい・・
日々の惨状に立ちつくし、生きる術を見失った庶民の生き様を見られた大聖人は、これを何とか
したい・・この一念から、自らの筆で国家権力に立ち向かう内容になっております。
この当時の市井に暮らす一般民衆の惨状を表現するところから記述が始まります・・
「 旅客来たりて嘆いて曰く 近年より近日に至るまで天変地夭(てんぺんちよう)・飢饉疫癘
(ききんえきれい)・あまねく天下に満ち 広く地上にはびこる 牛馬巷に斃れ(たおれ)骸骨
路(みち)に充てり 死を招くの輩(ともがら)既に大半に越え 悲まざるの族(やから)敢えて
一人も無し、
中略
四角四堺の祭祀を企て 若しくわ万民百姓を哀れんで 国主・国宰の徳政を行う、然りと雖も唯肝胆
をくだくのみにて 称飢(いよいよ)疫にせめられ乞客(こっきゃく)目に溢れ 死人目に満てり、
臥(ふ)せる屍(しかばね)を観(ものみ)と為し 並べる屍を橋となす・・云々」
との悲惨な表現から始まっております。
四角四堺の祭祀を企て・・と記述がありますが、国主であるならば此のような惨状を見て当時の
宗教堺では加持祈祷が行われたのでありましょう。
そして一国の宰相として徳政を行う(敷く)筈である・・と記述されます。
大聖人がこの国家諌暁の書を顕される直接のきっかけは、正嘉元年(1257年)に発生した正嘉の
大地震・次の年の1258年8月と1259年の2年連続の大洪水を因とする大飢饉・大疫病発生・・さらに
は1260年の暴風雨と大洪水と続く大災難が続いた結果、市井に暮らす庶民の屍の山を築く事になった
事です。
故に応分元年は僅か1年で元号が改名されます。
この悲惨極まる庶民の生きる姿は、吾妻鏡という鎌倉時代に記述された歴史書に詳しい内容が残っております。
この年代は異常気象・巨大地震が頻発し生きる手段が断たれた時代でありました。
この惨状に対して国主たる北条時頼は政治権力闘争に明け暮れ、更に当時の宗教界では政治と宗教が
癒着し、寺の建立にしか関心が行かず民衆を救うと云う宗教としての本来の使命を全く放棄した時代
でありました。
(この時代に鎌倉地方に寺々が沢山建立された・・日本での多造塔寺堅固の時代)
国家としての行く末をまったく考えず、政治を司る者は政争に明け暮れて、一般庶民の惨状には
まったく目を配る事が無かった。
その様子は次回以降に扱う予定です。
ここで現代の中国に目を移してみましょう。
庶民は中国共産党の悪政に翻弄され、明日を生きる生活の術がまったく保障されない劣悪な環境下で
必死に生きております。
否庶民の生活を根底から破壊する方向に、繰り返し悪影響を及ぼしているのが一党独裁政権である
共産党政権の一握りの政治屋もどきです。
特に都市戸籍を持たない農民工と云われる約3億の民は悲惨の極みの中で生活を余儀なくされている
姿を、報道映像で数多く目にします。
そして生きる生活上のインフラ整備は劣悪で、空気・水・土壌・のみならず国土の依法は崩壊し、
人間としての最低のマナーである倫理面まで共産党によって完全に破壊され、生きる為には金次第の
拝金主義で汚職が広くまん延し、生活空間は年々劣化し悪の連鎖反応の輪にどっぷり浸かり、病弊は
進むばかりです。
その不満のはけ口を隣国の歴史批判宣伝に振り向け、近隣諸国にまで甚大な悪影響を与え、近年の
軍備拡張は中国の歴史始まって以来の激しい伸びを見せております。
(軍拡への固執は、アヘン戦争以来の恨みにその根源があると報道されております)
その上更に国家としての経済運営に行き詰まり、国家破綻の危険信号まで見えて来た今日この頃
です。
加えて共産党指導部内部では、庶民の苦しみを他所に激しい政治権力抗争に終始しております。
鎌倉時代にあっても現代にあっても、為政者が為政者たる職務を放棄した結果、その国家が被る損害
は、常に市井に暮らす庶民の上に全て降りかかって参ります。
このロジックは人類普遍の法則でありましょう。
この国家的な国土と民衆の生活崩壊という災難に対し、日蓮大聖人は庶民の惨状を見かねて、筆の
力で立ち上がった次第です。
現代では民主主義と云う手法で、国家運営の頭は換える方法が存在しますが、中国ではその手段さえ
市井に暮らす庶民には存在しません。
この国家諌暁の書を当時の最高権力者に対して提出した事で、日蓮大聖人は終生繰り返し政権者側
から命を狙われる事になります。
現代中国でもノーベル償受賞者にあっても国家から反逆の罪に問われる・・
現代にあっても、中世時代以下の倫理で運営される生活空間では、市井に生きる者は塗炭の苦しみに
喘いでおります。
否を唱える者に対して、この共産党政権は暴力に訴えて、力で抑え込む・・
この主体が共産党を守る為の人民軍であり、近隣諸国にまでこの劣悪なルールを強制適合しようと
して蠢いております。
鎌倉期では武士の武力で市井の人々はその生活不満を鎮圧されたのですが、ここでもロジックは
まったく同じです。
中国の国体は鎌倉期とまったく相似であると指摘可能でしょう。
これが現実の21世紀を生きる地球環境であります。
このような劣悪な環境時代を仏法では、末法の世・・と定義しております。
今の中国には宗教も神の存在も無く、生きる人間としての最低限の正しい倫理観すら存在ぜす、従っ
て人権尊重と云う次元が平気で蹂躙されます。
有るのは権力欲と拝金主義と人を蹴落とす騙しのテクニックの存在のみ・・。
これが権力者の実態でありましょう。
心ある中国の庶民は心を痛めております。
しかし権力者が発する行為は、市井に暮らす庶民にとって圧倒的なパワーで影響を受けます。
その結果、中国人が海外旅行で起こす数々のルール無視によるトラブルで、彼らが自国で被っている
被害の程度が透けて見える次第です。
我が国であっても、時代を超えてこの基本的な普遍原則はまったく同じでありましょう。
守護国家論から抜粋
日蓮大聖人は、守護国家論という御書を別に述作されており、この中で以下の如く指摘されており
ます。
「 先略・・爪上の生を捨てて十方微塵・三悪の身を受けんこと疑い無き者なり、然るに生を捨てて
悪趣に堕つるの縁、一に非ず 中略 或いは殺生悪逆の重業に依り、或いは国主となって民衆
の嘆きを知らざるに依り 或いは法の正邪を知らざるより、或いは悪師を信じるに依る。
此の中に於いても世間の善悪は眼前にあり愚人も之を弁えるべし 云々」
現代流に訳しますと・・
例えば爪の上のような儚い貴重な生命を捨てて、十方の微塵なる処に三悪道と云う身の上の境涯と
して生まれてくる事は間違いない。
この生命を捨てて三悪道と呼ばれる悪趣に落ちるその縁は一つではない。
例えば生きる者を殺し数々の極悪非道を行った宿業であったり、又は国主として生まれて来ても、
民衆の嘆きを知らないと云う因を積んだり、又は正邪の法を正しく理解しなかったり、又は人として
信じてはいけない悪人を師匠として仰ぎ、これを信じる事によって三悪道に落ちる。
この世の善悪はたとえ悪人であっても此の事を弁えるべきだ。 ・・と
この三悪道又は三悪趣とは一体何でしょうか?
三悪道とは既に解説しました通り、地獄・餓鬼・畜生の生命境涯に堕する人としての最低・最悪の
精神境涯を持つ人物の姿(生きる姿)の事です。
この三悪趣は過去に掲げた小生のブログで十界論を参照して下さい。
正しく中国の指導者は、この三悪道に落ちた姿・形で世界中の為政者と向き合っている姿を眼前に
致します。
弱い者(国)には牙を剥きこれを脅し、強い者にはへ〜こら・・おべっかを使い、しかし国際社会に
対して自国の空理空論を世界中に振りまき、大恥をかいている事すら自覚出来ておりません。
曰く国際ルールは中国が主導して作る・・云々と嘯いております。
そして弱い自国民を奴隷が如く働かせ、悪銭を吸い上げ その銭にて隣国を脅す手段としての軍備
拡張の挙に出ております。
ここで重要な事は・・
例えは為政者として民衆の上に立つ存在になったとしましょう。
大聖人は民衆の嘆きを知らない・・さような為政者であったなら 三悪道に堕すると表現されており
ます。
この民衆の嘆きを知るとは・・仏法では民衆の苦しみを共有できる生命境涯を指します。
この事を仏法では同苦出来る精神境涯だと表現し、大変に重要な概念であります。
為政者こそが民衆と同じ目線に立ち、庶民の苦しみを正しく理解する事が肝要であり、ましてや市井
に生きる我ら一般市民であっても、この同苦出来る人としての生命境涯が非常に重要となります。
仏法で言う処の人間道としての基本的要件・根本精神を仏法思想では追及します。
為政者が市井の庶民を救済するには、この根本的な同苦の境涯が無ければ世を統べる事は不可能で
ある事は論を待ちません。
これが欠けた政治組織・集団はそれ自体が崩壊霧散する運命にあり、古今東西この論理は変わる事は
絶対ありません。
現代中国の共産党の価値観では、同苦するという概念はまったく存在しません。
それでいて、民衆の蜂起を恐れてただオロオロするばかりです。
己さえ儲ければ・・己が出世さえすれば・・他人の事はまったく眼中に存在しない・・
この価値観が国中にまん延し儲けた金を海外に脱出させ、加えて自分の家族を国外に逃がし、国を
捨て去る・・さような為政者クラスの人物が多くを占めます。
その国外に逃がした国富は1兆元に及ぶ?とか・・何ともあきれ果てた国柄であります。
その結果国家としての山河は荒れ果て、人が住めない環境に成り下がっており、更にこれを国家と
して改修して自然を取り戻す・・という概念すら希薄となっている。
アメリカでも似たような価値観で成り立ち、極一部の成金が市井に生きる庶民を睥睨し、社会が分断
されております。
(シェールオイルの掘削で激しい環境破壊が進行中とか・・儲ける為には手段を選ばない事は同じ)
昨今は数多の中産階級が没落の途を辿り、この反作用としてトランプ新大統領が誕生する経緯を
辿ります。
何れにせよ・・大変生き辛い・安心して生活出来ないコミユティー空間を形成しており、これが
アメリカ社会の病弊の実態でありましょう。
立正安国の立正とは何か・・
「この意は正しい法を立てる」と云う意味です。
日蓮大聖人はこの立正安国論の最後の結論の段の表現で、広く法華経を信じこれが広く世界にまん延する時、世は平和となり羲農の世が訪れるなどの記述があり、以下の如くの記述があります。
まず当時の鎌倉時代の世相を嘆いて以下の如く申されております。
「広く衆経を披きたる(ひらきたる)に 専ら謗法を重んず、悲しいかな皆正法の門を出でて深く
邪法の獄に入る、愚かなるかな 各(おのおの)悪教の綱に懸かって とこしなえに謗教の網に
纏わる、此の朦霧(もうむ)のさ迷い 彼の盛焔(じょうえん)の底に沈む 豈愁えざらんや
豈苦しまさらんや、 云々」
現代風に直せば・・
市井に生きる人々の宗教を調べたら、法華経以外の謗法が重んじられている、悲しい事に正法である
法華経の門の外で 深く邪法の地獄に落ちている、
愚かな事だ 各悪法の網に引っ掛かって永久に邪教の網に捕らわれ 邪教の見えない霧の中で
さ迷っており この苦しみの底に沈み これを私は憂いている この事に苦しんでいる 云々
大聖人は誤った宗教が蔓延し、民衆が苦しむ姿を見て嘆いております。
これは現代日本・いや世界中が正しく生きる為の哲学を持たないと云う次元では、まったく同じ事が申せましょう。
そして更に以下の如くへと続きます。
「汝 早く信仰の寸心を改めて 速やかに実乗の一善に帰せよ、然れば則ち三界は皆仏国土なり
仏国土其れ衰えんや 十方は悉く宝土なり 宝土何ぞ壊れんや 国に衰微無くんば身は是安全・
心は是れ禅定ならん、この詞(ことば)此の言(ことば)信ず可く崇(あが)む可し 云々」
・・との記述があります。
信仰の寸心を改めて・・悪法を信じる心を改めると云う意味です。
実乗の一善に帰せよ・・実乗とは真実の大乗経である法華経を指します。
一善に帰すとは、この最高の善を信受せよと云う意味です。
ここでは、中途半端な教えである法華経以外の教えを捨て、真実最高の教えである処の大乗経である
法華経を信受しなさい・・と説きます。
(これが仏法の元祖・釈尊の本意でもあります)
立正とは、正しい究極の法理である法華経を人々が信じる事が、即ち立正の基本概念となります。
人々が法華経を信じこれを実践すれば、三界は皆仏国土となる。
仏国土とは平和で安心して暮らせる国となる、然らばさような国に衰える筈は無く 豊かな国土で
崩れる事もなく衰退する事無く、我が身は安全・安心して この心は安らぎの世界を得るであろう。
この詞・言を信じるべきであり 崇めるべきである・・云々と仰せであります。
更に深くこの立正を考えてみましょう。
国中に立正を保つとは・・
法華経を根本にして人生万般を生きて行く・・その姿そのもの、即ち正しい法を立てる事・・
この事のみならず、仏法では万民一人も欠けず生まれながら仏性を持って出現すると説かれます。
この仏性とは、仏と云う存在になれる可能性の事を指します。
ここではあくまで可能性であって、仏性をわが身に開く必要があります。
故にこれを開く為には、人間として仏性を獲得できるように我が境涯を高めて、はじめて自分自身の
仏界が開け 仏界へと到達出来ます。
この仏界を開く為には、社会全体として人間の尊厳・生命尊厳の思想が、基本原則として広く行き
渡り定着する事が大変重要となり、仏国土建設に至るにはこの基本概念から避けて通る事が出来
ません。
願わくば社会を構成する全員がこの仏国土建設に協力して頂く事が、理想でありますが当然これには
思想信条の自由があります。
そんな中で社会全体として、この仏国土を建設する・・即ち立正出来るよう社会の構成員の一部と
して、我々庶民が仏国土建設に向けて努力する姿・・その活動する・実践する姿そのものが立正
(正しい法を立てる)の実態であります。
法華経を信奉し社会にこれを広げ、困った人々に同苦し寄り添い互いに人とし切磋琢磨し成長を
目指して行く行為の万般・・そのものが立正の正しい意味でありましょう。
正しく仏国土の建設に向けた具体的な行動=社会の立正・と云う事だと考えます。
人間の尊厳・生命の尊厳と云う人類普遍の価値観に真っ向からこれに反対する宗教とか政治団体が
悲しいかな・・この地球上には存在します。
これらの真逆な人々に対しても、辛抱強く人間が本来持っている仏性を開いて行けるように仕向け
る・・これが真の社会の立正活動でありましょう。
従って特定の思想信条に拘り・凝り固まり相手の生命の尊厳をも忘れた排外的な活動の万般は、
これは立正と云う活動の概念から外れましょう。
人人には思想心情の選択の自由が厳然と存在します。
この大乗仏法思想を信じるも信じないも・・これまた自由であります。
しかし乍、生まれながらに持った我が己心の仏性を開き、これに目覚め・より充実した人生へと誘う
数多の人々の集団が、全世界的規模で既に活躍しております。
遠くは南アフリカから極寒の地のノルウエーの地まで・・世界192か国地域まで、この立正と云う
建設作業に参加しており、我が人生(生命)を大切にし、且つ他の人々の苦悩に同苦し寄り添い・
互いに手を携え合い 生きて行けるよう、共存・共栄に向けた各種活動を成しております。
その規模は既に数百万人単位の規模に及びます。(SGI組織)
安国については、長くなりますので次回以降に記述させて頂きます。
前編と後編を合わせてお読み頂ければ幸甚です。
記述内容に誤りが有れば ご指摘を賜りたく宜しくお願い致します。
爺拝 2017年3月吉日
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近所の森
爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
時の流れは速いもので・・季節は早や2月の声を聴きますが、
小生が住んでいる関西地方では最近降雪が多く、厳しい寒さが続いております。
皆様のお住まいの地方では如何でありましょうか。
写真機片手に近所を散歩がてら、雪景色を撮影しております。
今月もその中から、自宅地近くで撮影しました写真を掲載させて頂きました。
さて今月も古典に学ぶー?として魔の蠢動を、昨今の世相と絡めて記述させて頂きますので、最後
までお付き合い下さい。
プロパガンダの恐ろしさ
昨今の世相を眺めておりますと、この想いを深く致します。
その分けは、一般的な新聞TV報道では絶対に表面に出てこない真実を、ネット情報で知る事が可能になったからです。
如何に新聞報道が意図して選択した情報のみを、さも世相の主流であるがの如くのように真実を
ねじ曲げて報道している事に気が付きます。
公共報道機関の報道姿勢は一体何??・・と問うてみたくなります。
所謂インテリ層が情報を一方的に支配しているとの印象を持つのは小生だけでしょうか?
しかも時の為政者に擦り寄り的な、プロパガンダとして報道する姿勢を強烈に感じ、その分真実が
歪められて報道されている・・と感じる次第です。
いわゆる従軍慰安婦報道も朝日新聞によって、思想操作された虚偽報道により、我が国は国際的に
信用を失墜するという事態に陥りました。
また昨今ではアパホテルの南京虐殺事件に絡む中国の蠢動問題があります。
中国による歴史捏造によって、歪んだ史実として国連機関に於いて正式に認定されるという悲しい
邪悪な事実が存在します。
国連機関に登録された南京事件の証拠写真は、偽写真の転用が沢山ありとても史実として認める
分けには行かない、虚偽資料のてんこ盛りであるとの事です。
中国の南京事件の記念館では被害者は30万人と云うデマ看板が堂々と展示されているようです。
史実としては、事件そのものが無かった・・これ全て中華民国の蒋介石政権による国際的な
プロパガンダの一環として、当時広く知られた事実でした。
この史実を日本は国連を含みもっと厳しく国際社会に訴求して来なかった・・。
ユネスコへの資金供与に関しても、我が国政府は余にも甘い態度に終始しており、
(国連への分担金の納付を遅らせる程度の対応)
もっと毅然たる態度で臨まなければ、画竜点睛を欠き国際社会でますます信用失墜するだけで
ありましょう。
霞が関の官僚レベルの質が大きく劣化している・・と指摘出来ます。
中国の嘘も100回つけば真実になる的な宣伝に翻弄され、我が国は恥をかかされ続けております。
しかも我が国では正しい近代史を学校教育で学ばせない・・このような教育姿勢が根本的な問題と
して内在しております。
歴史を平気で捏造する韓国・中国に加え、これに加担する国内報道機関の存在を皆さま如何お考え
でありましょうか?。
今回のアパホテル騒動に関し、中国共産党の卑劣極まる邪悪なプロパガンダには、開いた口が塞が
りません。
この国の共産勢力は一体何処まで腐り切っているのでありましょうか・・。
共産党のプロパガンダに踊らされた中国の市井に生きる人々は、我が国に対して深い恨みを抱き
DNAレベルで植え付けられる・・これは不幸の極みと云わずして一体何と表現しましょう。
何処まで行っても真実は一つしか存在しません。
ともかく我が国が過去に犯した戦争による負の遺産を、何時までも背負わされる国民はたまった
ものではありません。
中国政府のアパホテルに関する蠢動を見るにつけ、中国統治に悪用されその歪みが社会現象と
して現れていると考えます。
その一方で世界各国のアパホテルに関する報道を調べてみると、中国の姿に呆れ果て、自由の無い
倫理観が無きに等しい低俗な国柄である・・との報道が沢山見えます。
国際的な信用を自ら貶めている、この事にすら気が付かない程に悩乱しているように見えます。
共産党体制を敷く国は、この地球上でごく一部の存在となりましたが、人口が圧倒的に多いので
地球規模での悪影響は免れない状況であります。
前々回と前回の2回に渡り、アメリカの偽民主主義の実態についても記述させて頂きましたが、世界はさほど腐りきった人々の頭脳によって支配されているのが現実です。
為政者の精神世界の程度が、如何に低いかが正しく理解出来ましょう。
企業経営
企業経営に於いても、行き過ぎたグローバル主義に踊らされ、我が国の平和で安寧な社会構造の
存立を平然と破壊しております。
儲ける為には何をしても許される・・と云う企業理念で突っ走っておりましょう。
我が日本には古くは近江商人が如くの、商売は3方全て好とする理念があります。
現代的な表現では、お互いにウイン・ウインの関係でありましょう。
この人間性の発露が世界規模で失われ、ギスギスした世相となりました。
その結果、我が国では国民の約16%が相対的貧困層(年収200万未満層)となる事態が出現して
おり、特に若い世代にこの傾向が激しく、子供への学校教育に於いて大きな障害を来す時代に変展
し、悲惨な世相を呈しております。
2月12日のNHK特集で悲惨な貧困家庭の実態が報道しておりましたが、心が痛みます。
同じように労働しても賃金に格差を付ける社会構造は、明らかに病んでおります。
これも儲ける為には手段を選ばない・・という稚拙な経済哲学の上に会社経営を営む事で生じた
社会悪現象です。
まったく「頭が腐れば尻尾まで腐る」という社会現象が、我が国でも普通に見られる世の中に
なりました。
政府が声高に同一労働同一賃金と旗を振りながら、その裏でまったく逆方向に作用する労働行政を
平然と敷く・・これは一体何と表現しましょう??
まったく笑止千万とはこの事です。
先回指摘しました通り、何の権限も国民から負託されておらない竹中平蔵等の輩をこの社会的地位
から排除しなければ、社会は【闇・病み】から立ち直る事は不可能でありましょう。
しかし行き過ぎたグローバル主義は絶対悪でありましょうが、その一方でこれも行き過ぎた
一国主義思想では、世界は幸せにはなりません。
アメリカの民衆に代表されるが如く、ヨーロッパ社会でも今度は正反対の方向に大きく振り子が
働いているように見えます。
互いが繁栄する、3方全て好とする近江商人的な理念で、我ら地球人は社会建設を成さねば、何処
かで必ず行き詰まり破綻すると観じます。
会社組織は株主の為にのみ存在すると云う、偏った資本主義思想は既に賞味期限が切れておりま
しょう。
社会経営の本分は、その公器たる機能が十分に発揮され・株主にも・従業員にも・社会にも3方
全て好とするバランス感覚を研ぎ澄ます事こそが、我ら地球人を真に解放する為の手段であると
観じますが、皆さま如何でありましょうか。
さような簡単な事?すら理解出来ない程、経営者等の頭は悩乱の極みでありましょうか。
経済とは経世済民が正しい言葉であります。
経世済民・・この言葉の持つ意味を深く正しく咀嚼すべきでありましょう。
既にご紹介しました先哲である二宮金次郎の言葉が蘇ります。
「 道徳なき経済(商売)は罪悪であり、経済(商売)なき道徳は寝言である 」
この道徳と経済の中間に、正しい経世済民の実像が存在するのでありましょう。
そしてこの事は日本人をして全世界に訴求する事が、我が民族の使命だと観じますが如何であり
ましょうか。
我等日本人の生きる上での基本的倫理観は、おそらく世界で一番高く3方好の国柄を世界に先駆けて
発信して行くべきと考えており、それが瑞穂の国の有り方であろうと考えます。
他国の悪影響を受け、これも多少ぐらついておりますが、まだ修正は可能でありましょう。
韓国・中国に振舞わされず、毅然とした態度で正邪を正しく国際社会に堂々と訴求して行く国柄で
あって欲しい・・。
アメリカのポチ犬的な歪んだ、卑屈な民主主義国家であって欲しくない・・。
何処かの属国ではなく、真に自立した国家の姿であって欲しい・・
その為には、隣国の泥棒国家から身を守る正当な術を有する国家であるべきと観じます。
それが我が国の完全な自立への道でもありましょう。
その為の基礎科学・工業技術力は有りますが、残念ながら自立する向上心が不足するように見え、
平和ボケした憲法の欠陥を直す必要があると個人的には強く思います。
相互集団防衛条約の締結が可能な普通の国家としての体裁を整えるには、専守防衛権すら放棄する
とも読める現憲法9条は改定すべきである・・が小生の立場です。(防衛交戦権を放棄した条文)
程度の低い泥棒国家から身を守る為に、法的に必要な最低要件すら満たしていない現行憲法は即刻
見直されて然るべきだと観じます。
お断りですが・・小生は仏法者であり平和主義者であります。
最低限の自己防衛権利は人間の倫理要件に適うと考える者です。
理想は自己防衛が不要な地球市民の連帯構築が夢でありましょうが・・現実社会は・・。
「自己防衛権を過大に振り回す事は大罪であり、自己防衛権なしは寝言である」と現段階の社会
構造では申せましょう。
理想と現実の乖離は甚だ大きく、現状に即した法体系であるべきでありましょう。
一党独裁の政権維持の影で、大多数の市井の民が塗炭の苦しみを味わっており、もうそろそろ中世
の如くの時代遅れのシステムは、破却されないと人類の進歩は無い・・と小生は強く感じます。
国家体制
北朝鮮の権力維持の目的で殺人が強行されました・・。
政権に纏わる問題は、中国でもまったく同じで民主的な手続きが無しで、平然と人権蹂躙が強行
されます。
さような中世の国家体制は、この地球上から一刻も早く消滅させねばならぬ!と考える次第です。
中国では情報統制を強めているようですが、既に国民はとっくの昔に目覚めておりましょう。
経済的にも最近行き詰まり、今年から来年にかけて社会的な動乱が勃発しそうな雰囲気になって
参りましたが、我が国にも多大な影響を被る可能性が大きく、心配しております。(難民等)
最近香港在住の中国人の超富豪が突然行方不明になった・・習近平政府が絡んでいるとの報道が
ありますが、これは彼の国が近代国家への歩みの為に、軋んだ姿であると見ております。
清濁含んで時代の川は流れて行きましょう・・その流れつく先が安寧な社会である事を願わざるを
得ません。
中国社会は政権システムが交代する度に同じパターンで数多の血が流れているようであり、悠久の
黄河文明は修正できないものだろうか・・と深く思索させられます。
彼らとの付き合の中いで、中国人から直接聞いた倫理観は、この世には支配者と支配される者の
2種しか存在せず、支配される側の人生観は、如何にすれば生き延びる事が出来るか?これが全て
であり・・上に支配あれば、下には必ず裏処方である対策が必ず存在する(生きる智慧)・・と
聞いた体験があります。
支配者層の眼前で如何に云い繕うか!・・出来なければ死が待っている・・このような厳しい社会
で生き延びて来た彼らの生活の知恵を、深く理解する必要がありましょう。
それにしても彼ら漢民族の忍耐の強さは、我が瑞穂で育った人間には理解を越えます。
その忍耐力の限界を超えた時、動乱と政変が起こる・・これが中国社会の悠久の歴史の実態です。
瑞穂の文化的価値観からでは彼らを正確に見抜けません。・・これが小生の経験値です。
古典に学ぶ―?
さて今回の古典に学ぶー?のお題は、生きて行く途上で味わう様々な障害について、先哲の智慧を
ご紹介します。
人生を営む上で、自分の思うようにならない数々の障害が纏い付き、あるものは生命維持にさえ
重大な悪影響を及ぼします。
これらの数々の障害を乗り越える為に必要な、不変的な智慧は無いものでしょうか?
仏典によれば・・
この数々の生きる障害を、 魔!の作用 として表現しております。
これは魔羅(まら)の略語とされます。
更に殺者・能奪命者・障礙(しょうげ)・擾乱・破壊(はえ)・悪者などと訳します。
仏典のサンスクリット語から中国語へ訳する時に使う漢字は、元々磨の字が当てられていたそう
ですが、中国の梁武帝の時代に魔の文字が作られて、以後この文字を訳語に使うようになった・・
とあります。
この魔の存在は、人々の内面に住し自身の生命傾向を大きく左右して人生に大きな影響を与える
存在と、自分の人生を大きく左右する外的要因となる魔の存在に分けて考えられます。
いすれも人生に取って負の要因を成す言葉の集合体として扱われます。
魔には以下の種類に分けられます。
1)三魔
三味魔・・自ら体得した禅定(清き心)に満足して向上心が無い故に、更にその上の正法修行 の障害になること。
善知識魔・・ 自分が習得した善なる知識と云うものに執着し、むさぼり他の人々を導いて行く事
が出来ないという障りが有って、上位の正法修行の障害になること。
菩提法智魔・・菩提法(成仏に至る法)に於いて、ひたすら智に執着する為に正法の姿を覆い隠す
故に慧の生命を損なう姿。
2)四魔
五陰魔・・自分の体(色)と意識(心)の総称を五陰と申します。
その生命体が織りなす様々な苦悩に対してこの名前を付けます。
陰魔・五衆魔・薀魔(おんま)とも申します。
煩悩魔・・貪瞋痴などの煩悩が引き起こす数々の苦悩に名前を付けます。
人の善心を妨げ衆生の心を悩乱させる生命傾向です。
仏法上では自身の精神修養を妨げる存在をも含んで表現します。
死魔 ・・死の苦痛で、人の生根を絶つ故に名を付けます。
天子魔・・第六天の魔王の働き・現代的には権力者の迫害などに当たる。
上記の三障に加え四魔と合わせ三障四魔と表現されます。
3)八魔
四魔とは一般の凡夫に対する障りの表現ですが、既にご紹介しました十界の生命境涯である
声聞界と縁覚界に対して更に下記が追加されます。
無常魔・無楽魔・無我魔・無浄魔の4種を加えて表現します。
凡夫の生命から、精神的修行を積んで上位の境涯に到達する過程で生じる様々な精神の障りの
部分です。
4)十魔
五陰魔・煩悩魔・業魔・心魔・死魔・天魔・善根魔・三昧魔・善智識魔・菩提法智魔の十種の 魔を指して十魔とします。
業魔・・殺害などの悪業によって正法を修める(修行する)場合の妨げとなり、慧命を害する
働きです。
心魔・・憍慢(きょうまん)な心の為に正道の障りとなり、慧命を害する働きです。
死魔・天魔・善根魔・・
合わせて自得の善根に執着して、精進しない為に正道を被い慧命を害する働きです。
三昧魔・善智識魔・菩提法智魔・・
正法を修行する時には必ず魔が競い起きて修行の障害になる。
その中でも高度な領域に於ける精神世界の障りです。
天台大師が顕された魔訶止観の巻五上には下記の記述が見られます。
「 行解既に勤めぬれば、三障・四魔、紛然として競い起こり、昏を重ね散を
巨(おおい)にし、定明を翳動(えいどう)す。
従うべからず、畏るべからず。 之に従わば、将に人をして悪道に向かわしむ。
之を畏るれば、正法を修することを妨ぐ 」
とあり、正法を修める者の心得を説いております。
日蓮大聖人は、我々庶民に対しては魔が競い起こる事への警告として以下の
御文が伝わっております。
「 凡夫の仏になる又かくの如し、必ず三障四魔と申す障り出来たれば賢者は
喜び愚者は退く これなり。 」
凡夫が仏になる為に、正法を修行しようと試みると、必ず三障四魔が紛然と競い起こるが、賢者は
魔が出現した事を修行の証として喜ぶが、愚者は魔を避けようと懸命になって、修行を止めて
しまう。
仏道修行が進めば進む程、それを阻もうとする抵抗勢力の蠢動(魔)が激しくなり魔を魔と正しく
見破る事が出来る強い精神力(信仰精神)によって仏道修行を成就し、仏界へと至る事が出来る
との 指南になっております。
このように魔の存在は、殺者・能奪命者・障礙(しょうげ)・擾乱・破壊(はえ)・悪者と定義
されており、特に殺者・能奪命者の働きには十分過ぎる注意が必要となります。
正法を学び修行が進むと、一般世間では自分に対して世間からの外的な圧迫が、も凄い勢いで生じる
事は、小生の体験からも頷けます。
所謂世の中を渡る時に、正しい人間道とする倫理観を正面に振りかざせば、翳す(かざす)ほど
自分の人生に対する邪悪な存在が牙を剥いて襲って参ります。
これは会社で仕事をする上で、数々体験しました。
この世間の作用について、日蓮聖人は下記の如くに表現されております。
「 この世界は第六天の魔王の所領なり
一切衆生は無始己来 彼の魔王の眷属なり・・云々 」
この魔王である第六天の魔王は、衆生は仏になる事を嫉み、執拗に正道を修行する事を邪魔し、
大きな妨害要因として我が眼前に立ちはだかります。
では何故そのような作用を、修行を積もうと試みている者に及ぼすのか?
日蓮聖人は以下の如く指摘されております。
「 元品の無明と申す第六天の魔王が、一切衆生の身に入って、仏をあだみて
説かせ まいらせじ と せしなり 」
ここで指摘されております、元品の無明とは衆生である凡夫の生命に本来生まれ乍に備わっている
根本的(本源的)な迷いの精神境涯の事です。
この根本的な迷いの境涯が、凡夫の生命体をして最悪の第六天の魔王として顕れそれる事と、その
裏腹の関係で元品の法性(悟りの境涯)と、隣り合わせで同時に包含されており、何かを縁にして、
元品の無明の境涯が魔の姿として現れると理解出来ます。
この元品の無明が顕れた相手に対しては、仏道修行をする者は以下の心得が必要になると日蓮聖人は
指摘されております。
「 此の本法を受持するは、信の一字なり。 元品の無明を対治する利剣は
信の一字なり。無疑曰信(むぎわっしん)釈 之を思う可し 」
正しい仏道をひたすら信じて疑わず、ただ一貫してその精神をき通す精神力を涵養する
(信・行・学)事こそが、第六天の魔王に勝つ要諦である・・とのご指南であります。
この第六天の魔王は、時には己の生活基盤を完全に破壊し生命維持にも係わる程の破壊力を秘めて
おります。
この外的要因は、結局自己生命の内部に涵養された元品の法性である悟りの境涯と云う利剣でしか
対決する事が出来ません。
魔の出現を正しく見抜く眼力は、己の生命境涯が無明に被われていれば、決して見破る事すら叶い
ません。
小生の体験から・・
小生の場合も己の生活基盤を完全に破壊されるような、第六天の魔王が蠢動しこれと真正面から対決
し勝ち越えた実績があります。
人権を完全に無視し権力の横暴の限りを尽して、人々を弾圧する境涯の人物が第六天の魔王の存在で
ありましょう。
小生が対決した第六天の魔王は、その魔王自身の命が病魔に襲われ、結局生命を落す事で最終決着を
見ました。(正義は必ず最後には勝を証明)
この恐ろしい強敵と真正面からぶつかるには、己の生命をかけた勇気が必要となります。
その強靭な精神力は何処から生まれるか・・これは間違いなく人間としての正しい倫理観に基づく
正義感(仏の境涯の一端)から生まれます。
故に勇気が無い愚者は退き、賢者はこれを機会として己を鍛錬する場として活かし、己の次の
ステップへと成長して行くチャンスと捉えます。
故に元品の無明に差配された、権力者(為政者・会社経営者)は他の生命をも左右する故に強敵の
存在となりますが、逆に元品の法性として権力者に顕れた場合は、その人の周囲は間違いなく
羲嚢の世の姿となって顕われましょう。
これは国レベルでも・会社組織レベルでも・地域生活の自治体でも家庭でも、その存立基盤として
の現象はまったく同じ理屈が成立しましょう。
故に己一人が厳然として立つ!!
その理念・生き方が世の中を変えていく要諦となる次第です。
魔群に対しては決然として己から立つ!との思いで、己の納得が行くまでこれと対決し生き行く
姿が、己を成仏の境涯へと誘って行く根本的な要諦となりましょう。
故に絶対悪に対しては妥協してはならないと仏典では繰り返し説いております。
上記のアパホテルの中国からの邪悪なプロパガンダ騒動も、当該社長の確固たる信念の元に展開
されおり、彼の社長は決して負ける事は無いでありましょう。
彼の社長の行く手には羲嚢の世が広がっておりましょう。
因果俱時であり、結果は明らかで魔群の究極の姿は、既に崩壊の二字が見えます。
悩乱した元品の無明の共産党政権の行く末は、甚だ残念ながら?既に決しております。
加えて仏の生命境涯は能忍と訳します。
よく耐え忍び、正論を曲げず魔を相手にそれを矯正して行く強靭な生命力と、勇気を持った行動力
の姿なのであります。
高い倫理観と行動力が求められるのが仏の境涯なのでありましょう。
口ではいくら立派な事を云えても、行動力を伴わない人物は決して境涯が高いとは申せません。
故に仏道修行を志す者は常に、信・行・学の一体化が問われております。
この世を渡る上で理不尽な事が余りにも多く、己の思うようになりませんが、
人間としての精神境涯の元品の無明の世界と、それの対局の元品の法性との対比で考えると、社会構造が正しく理解できる・・と云うお話でした・・。
精神的に魔群に追い詰められ、我が生命を自ら断つと云う真に悲しい現実があります。
これも甚だ残念の極みながら、魔群に食い破られた哀れな姿なのであります。
我が命を張る程なら・・それに相応しい生き方が必ず存在します。
正々堂々と真正面から、この魔群と戦うには我が生命に強靭な仏の境涯を必要とします。
この機会に今まで小生が記述して参りました、仏法哲学の数々をわが身に沁み込ませ、生活の糧と
されます事を望んで止みません。
決して魔群である能奪命者の働きに己の精神を食い破られ、我が道を失ってはなりません。
この世で、我が生きる道を諦める・・真にこれこそが能奪命者が勝利する姿なのです。
魔群は如何にして諦めさせるか・・ここを突いて参ります。
日々の生活の上に惹起する邪悪な魔群に対して、決して負けない・・正しい人生を歩む術の
一端として、先哲の智慧を記述してみました。
お役に立てば真に幸甚です。
なお不明点・ご感想・相談など御座いましたら通信覧に記述して下さい。
個人情報の守秘義務は完全に保証されております。
本日は此処までとさせて頂きます。 爺拝
写真Data:撮影機材・・Pentax K-1 F4.5 80-160mm 645用レンズ 撮影・マニュアルモード
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厳冬(自宅近くの散歩道で)
爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
ご家族様揃って2017年の新春をお迎えの事と存じます。
今年も爺の喫茶室のご愛読を宜しくお願い申し上げます。
今年も世相を切る・・との思いで小生の乱筆にお付き合い下さい。
また先哲の知恵に学ぶ、古典に学ぶシリーズを復活させたいと考えております。
世界の潮流
2月2日付の改定で、この項の最後に追加情報があります。・・是非皆さまと情報を共有したいと
思いますので、何卒情報拡大にご協力ください。
早速ですが今年のメガ潮流を展望してみたいと考え、昨今の時代を眺めてみたいと考えます。
以下はSFの世界の出来事ではありません。
悲しい事ですが全てリアルな現実社会で起きた真実の姿なのです。
行き過ぎたグローバル主義からの揺り戻し・・
今年の潮流を一言で申せば、この流れになると予測されます。
トランプ大統領が正式に就任しましたが、その中で大変気になる内容が含まれております。
自国第一主義・・この方向に突っ走る・・と狼煙を上げております。
何れにせよ、この方向に軌道修正されましょうが、これも行き過ぎると自滅への道を歩む事になりましょう。
ワシントンのエスタブリッシュメント(権力を握る既得権益層)が暴走し、世界の平和と秩序とを著しく破壊し尽くした事は、前回の裏社会の実態説明でも明らかであります。
世界中の中産階級を貧しい生活へと追い込んだ事実は、とても許せるものではありません。
日本も正規・非正規労働・・云々と差別を付けて賃金を削減する事は、人道に反する大罪ばかりで無く、国力の大きな低下を招いております。
将来の老後を担保する年金制度の根幹が崩れてしまう、大変危険な状態へと我が国も追い込まれており、先回ご紹介しました裏社会のエスタブリッシュメント連中の狙いは、まさにこの点にあると云われます。
彼らがこの地球を支配する為の下準備である・・と既に暴露され、心ある民衆が既に立ち上がったのであります。
この裏社会の頂点をなす組織集団は、精神世界が完全に破壊された狂信カルト集団であるとの報道があります。(イルミナティーで検索可能)
増えすぎた人類を削減する・・と本気で考え、数々の手段を使って既に悪事を働いているようです。
(子宮頸がん予防注射など)
裏社会で密かに仕組まれたTPPの罠を、トランプ政権はのっけから見事に断ち切って見せました。
これはこれで目出度い・・と感じますが、旧態依然とした阿部政権はこの旧TPP
条約に拘泥し焦っている様子です。
既に豪州の首脳から発言がありますように、アメリカを除いた新ルールに基づく新時代の自由貿易体制を構築すべきでありましょう。
この新ルール(共存共栄)を日本が率先して先導する役割を背負うなら、日本は世界から更なる
賞賛と共感を呼びましょう。
アメリカの裏社会を清算
トランプ大統領の誕生に伴い、彼らはその権力の地位を追われ、且つ司直の手によって過去犯した罪を断罪されようとしているようです。
ここで日本が過去に被った被害の一端をご紹介したいと思います。
既にご承知の方も多いと思いますが、お付き合い下さい。
例えば・・
日本のガソリン代は不当に高いのですが、ご存じでしたか?
世界一高いガソリンを使って我々は日々生活をしております。
日本の税制でガソリン1リットル当たり約40円の税金を収爆されております。
このお金は一体何処に行くか??考えた事はありましょうか・・。
国土交通省の統計Dataによれば、我が国の1年間のガソリンの消費量は、営業用自動車では
786千kℓ、自家用自動車では50,717千kℓで合計51,503,000kℓでした。
これに40円を掛ければ・・206,012,000,000円となります。
2060億円の税収となります。
上記の税収は国税として一般会計に繰り入れられておりましょうか??
結倫はNoです。 では一体何処へ??? これは全て裏会計である特別会計の口座に計上されます。
更にカナダから安い天然ガスを輸入できる仕組みが去年成立したそうです。
しかし国内の消費者はこの膨大な利益を享受出来ておりません。
では一体何処にこの利益は消えたのでありましょうか??
この輸入体制見直しの利益は、同じく裏会計へと消えたものと推察されます。
これらの資金は国会議員でもコントロール出来ない裏会計へと吸い上げられております。
更にこの裏会計の資金は最終的に何処へ流れていた??
結論はアメリカのエスタブリッシュメント連中に、チューチューと吸い上げられていたと云われます。
そして恐ろしい事に、このカラクリを暴こうとした国会議員が、この裏社会からの指示で抹殺
(殺害)された・・との報道があります。(実名はネットで検索出来ます)
最近になって この実態を暴こう・・とするUSの革命派の連中が財務省をハッキングし、過去送付した資金の流れを把握する行動を成した・・との報道がありました。
昔から我が国はそうでしたが・・文化的に自ら自浄作用を期待するのは不可能な民族だと感じます。
この案件も外圧がかからないと、国内の腐敗分子を一掃するのは不可能ではないか・・と個人的には感じております。
ジャパンハンドラーの存在
日本と米国の間には二国間協議の場・・なるシステムが存在します。
経済産業省・財務省・国家公安警察組織などの高級役人が日本側から参加しております。
そして米国側にはジャパンハンドラーと呼ばれるエスタブリッシュメントがこれに参加しており、その協議内容はアメリカ側から日本に対して、一方的に
指示を与える場にすぎない・・と云うシステムになっているようです。
名目上は親日派と呼ばれるリチャード・アーミテージ/ マイケル・ グリーン /ジョセフ・ナイ/
カート・キャンベル /ウィリアム・マーティン等のメンバーです。
処が・・このメンバーは日本を裏で食い物にして来た極悪人の手先である・・と既に報道されて
おります。
即ちこの連中はアメリカの中ではネオコンと呼ばれる存在であり、彼らの其の上の組織である
デイビッド・ロックフェラー等の裏社会を牛耳る悪党一味に繋がっております。
ネット検索して読める記述に従えば・・
この要求のなかには、アメリカ政府やデイビッド・ロックフェラーなど私人からの要請など も
含まれて、都合の悪い日本の政治家や財界人らを強制捜査により逮捕・起訴・有罪 判決・刑務所送りにして、拘禁してしまう。
ここまで記述しますと、米国に付き従う日本政府の正しい認識が出来上がります。
即ち莫大な資金も・政治的な仕組みも・なにもかも全てアメリカの云う通りにしないと、国会
議員・政府の高級役人・財界を牛耳る人々の生命さえ担保出来ないという仕組みが見えて来ます。
この姿が、日本はアメリカのポチ犬だ・・と云われる所以であります。
過去に竹下総理大臣がアメリカの陰謀で殺害された・・との報道があります。
同様な次元で裏会計を探ろうとした国会議員も消されたのでありましょう。
・・で、結局彼らの裏社会に流れた金額は?
過去分全て合計して、約1500兆円!!は下らない・・との報道があります。
2016年迄は、年間150兆円から200兆円規模で、日本の民衆が働いた血税等がアメリカに還流していた・・との事です。
この資金を当該アメリカのエスタブリッシュメント連中が山分けし、その一部はネオコン組織に
流れ、アメリカの軍需産業を潤した・・との事です。
そしてネオコン組織が世界で起こす戦争経費にも組み込まれていた・・と云うから恐ろしい話です。
先日リチャード・アーミテージ氏の論文が読売新聞に掲載されておりましたが、
表面上はさも善人顔し、その裏では麻薬売買の頭目的役割を成し、上記ロックフェラー家を中心とする連中にミカジメ料を上納していた・・と聞きます。
それ故我が国の報道機関は真実を報道せず、ウソ報道のてんこ盛りで、社会の正しい実相が庶民には知らされず、庶民は洗脳されている・・と申して間違いありません。
それもこれも全てアメリカ裏社会からの支配であった・・としたら背筋がゾッとします。
NHKすら真実を報道しません。これは事実です。
特に中国との間で問題になっている尖閣問題は、どこの報道機関も真実を報道していない・・と
小生は観じております。
現場の海上保安庁・自衛隊組織の皆さまは、厳しい現場で法的に限界的な立場で苦しい努力を重ねておられる事は容易に想像出来ます。
トランプ革命
このような腐った連中の食い物にされて来た我が日本でありますが、それも終に終焉をむかえつつあるようです。
即ちアメリカの政変でこの権力体制が一気に崩れ、過去の大犯罪組織が一網打尽に潰され、刑場に繋がれようとしている・・それが昨今の動きであると報道されております。
ネット上ではこれはアメリカ社会に於ける一大革命であると表現しております。
思えば日本のかつての体制であった、郵便事業システムの崩壊・保険制度の崩壊で癌保険は
アメリカの会社しか参入が許されないシステムなど・・数々の改悪は、このジャパンハンドラー
連中による指示であった分けです。
これらの改変は全て小泉政権時代に遡り、この総理大臣は完璧なアメリカのポチ犬を演じて見せた次第です。
(歴代の総理大臣はアメリカの木偶(でこ)人形と同じ・単に踊らされている存在)
自民党をぶっ壊す・・と表現し民衆を扇動した姿を思い出します。
これ等の裏社会の実態を知った、あの宇宙人総理・・あの鳩ポッポ総理大臣ですが・・
このカラクリに驚き・慄く姿をネットで実写映像を見る事が可能です。(笑)
その時代に、陰・日向で堂々と暗躍した慶応大学教授にしてリソナの役員である、竹中平蔵なる
人物は、今ものうのうと民衆の上に立ち、民衆の生き血を吸い尽くす吸血鬼の存在であると
云わざるを得ません。
非正規社員を自ら作り出し社会構造を分断し、派遣会社の役員と云う立場を悪用し、大手を振って民衆の生き血を吸って生きる吸血鬼であります。
彼もアメリカのポチ犬の末端ではありますが、御用学者としての立場を悪用して庶民の生き血を
食い尽くす姿を今でも見る事が出来ます。
その裏付けであるジャパンハンドラーと云う大罪人が今、消えようとしております。
日本の中に巣食う大罪人も後ろ盾を失う分けです。
彼らの行く末を正しくキチンと直視し、その正邪を正して行かなければ、この世は闇となりましょう。
その司直の手である処の日本国家権力の警察の長が、自らジャパンハンドラーの手先であり、国家警察権を乱用した張本人だと・・これは紛れもない事実だと!。
財務省の国家公務員のトップが既に汚れており、アメリカに歯向かえば殺害される・・との恐怖で我が国に悪政を敷き君臨した罪は重い・・と感じる次第です。
その財務トップが警察権のトップにも横滑りで就任し、国家としてトップ全体構造が財務行政・
警察と連携している故に、総理大臣まで殺されても何も出来ない組織体制にされていた・・この
事実は消せません。
竹下総理はアメリカで殺害された(場面を撮影した証拠画像が存在するそうです)そうですが、
上記の組織体制が日本に無ければ成立しない話ですね。
行き過ぎたグローバル主義の悪弊を正しく認識し、この社会を根底から改革しなければ、今後日本はますます貧乏になって行くだけだ!・・と見えます。
のみならず、阿部政権が掲げる移民政策を実行すれば、地域のコミニティー・日本の守るべき大切な文化さえも崩壊します。
ジャパンハンドラーから指示されたような移民政策は、超長期に渡る即ち世代を超えた混血を含む次元で捉えなければ、日本文化の崩壊に繋がりましょう。
過去の親ブッシュ政権時代から約30年続く、このジャパンハンドラー体制はトランプ政権の誕生によって終に崩壊し、正しい真の民主主義体制が再構築されようとしております。
過去の悪事を全て暴かれる事を恐れる、かつてのエスタブリッシュメント連中はトランプ大統領の命を抹殺しようと、虎視眈々と狙っているようです。
この裏社会の動向を正しく認識する事によって、我が国の置かれた過去を含んで社会全体の実像が正しく認識出来る(腑に落ちる)次第です。
9.11事件・日本の3.11事件(東日本大震災)の放射線量の陰謀など・・
まだまだ庶民が知らなければならない事実が、沢山存在するようです。
(小生が確信が持てないエリアは未記述)
殆どSFの世界の出来事である・・と思われる事が、極悪人の手で次々と実行されて来た・・と
真実を語るジャーナリスト達がネット上で、過去の悪事を暴いております。
この極悪人と善人との闘いを見守って行きたいと考えております。
人間の汚い側面である社会現象の一部分を切り取り記述してみました。
これは全て事実に基づく現実世界であり、残念ながらフィクション(SF)の世界ではありません。
(2月2日付け追加記述分)
更に詳しくはYou Tubeで公開されている、下記の報道情報をご覧ください。
2017年の裏社会・政治面の展望を詳しく、副島隆彦氏が解説されておられます。
https://www.youtube.com/watch?v=d6fZIXbZGU4
この情報に接しますと、いかに報道機関が正しい情報を流していないか、嫌と云う程理解出来ます。
その氏曰く・・
現在の日本のエスタブリッシュメント族である連中は、アメリカの政治機構が改編されても
何も変わらずノウノウと居座り続けるであろう・・と。
これは日本に取って最悪の事態であり、不幸の極みである・・と。
中国とアメリカの政治的な取引についても、分かり易く解説されております。
尖閣列島の問題も、この次元からある程度推測が可能です。
ともかく・・自前で我が領土を死守する・・と云う強烈な意志を相手に示すしか、彼らの侵略を止める事は出来ない・・と感じます。
この番組をご覧頂き、読者の皆様がお一人お一人の立場で、日本の行く末を真剣にお考え下さい。
多分小生が日ごろ危機感を抱き、懊悩している気持ちを共有して頂ける事と存じます。
そして現在の世界的な政治の潮流を、正しく理解する事が出来ましょう。
小生に言わせば・・
たとえトランプに政権が変わったとしても、世界をハンドルする政治家連中の精神の程度は
呆れる程低い・・と云う事実です。
現実の利害関係の中で、政治的な取引と申して政治ゲームを展開しているだけです。
真に人間道の精神から、堂々と世界に向けて正しい論陣を張り、政治の次元からこの地球(ほし)に住む人類が、真に豊かで平和に暮らせる世界を創造出来る、具体案な理念の確立と発信・・
骨のある政治哲学・理念をこの日本から発信して行く若いリーダが欲しいと感じる者です。
その為には、世界一平和な日本と云う市井に住む、我々自身の知性が問われている・・
と感じる次第です。
古典に学ぶ の新シリーズを再開します
それでは冒頭に述べました新シリーズを古典に学ぶ?として記述をしてみようと思います。
今回のお題は、罰(ばちが当たる)についてです。
上記が如く人生を生きる上で、好むと好まざるに係わらず様々な現象に遭遇します。自分が生きる上で、良き場面に行き会えば運が良い・・などとも表現します。
巨額の宝くじに当たって運が良い・・との事もありましょう。
運が良い・悪い・・罰を受ける・罰が当たる と云う表現を古典世界ではどのように指南しておりましょうか?。
結論を先に申せば、これ全て因果の理法に基づく現象に過ぎない・・との立場を取ります。
故に罰が当たる・・との表現は誤りであり、罰は受けるものである・・と説きます。即ち罰を受ける要因となる事象を、過去又は現在犯している事の結果に過ぎない・・と。
もっと言えば因果俱ニの論理に全て帰結すると説きます。
この用語は既に解説しました通り、原因と結果はその事象を全て同時に包含しており、因と果は
分けて考える事が出来ず、因は果を包含し、果は因を同時に包含する。
故に・・
先哲曰く「 現在の果を知りたくば、過去の因を見よ・未来の果を知りたくば現在の因を
見よ 」 と指南されております。
この因果律を伴っての罰の姿があり、罰に当たるのでは無く、罰は自ら招いた現象側面に過ぎず、罰は受けるものであると結論出来ます。
人間道と云う宇宙の根幹を成す倫理則からかけ離れたれた行為をすれば、その内容に見合う罰を
受け入れなくては辻褄が合わないのでありましょう。
上記極悪の行為は己の生命を以て贖うに値する罰が有って当然とする考え方です。
沢山の人々の生命を奪う行為に対して、死刑と云う罰を被る事は許される・・と云う理屈です。
ここで罰に対する仏典を紐解いてみましょう。
仏法思想では、この罰は因果応報の立場から説かれております。
即ちその因果をもたらした結果である報いとしての罰の姿です。
よって・刑罰・私罰・村八分などは人為的に起こされた罰の姿です。
私罰は個人的な次元での個人が個人に対して与える罰です。
その他教育上で使われる教育罰が存在します。
これとは別に自然現象とか宗教上の事柄に対しては仏罰・神罰が存在します。
更に仏典では罰には4種あると説きます。
1)総罰・・総じて受ける罰・一般的な罰
2)別罰・・別して受ける罰・個別的な罰
3)冥罰・・冥冥の内にして受ける罰・内顕的に受ける罰
4)顕罰・・あらわに受ける罰・外顕的に受ける罰
例えば・・同じ民族同士で争う同士討ち・他国から攻められる等の現象は総罰で
疫病は冥罰に当たる。
社会権力者が受個別に受ける罰は別罰に当たる。
社会が自然界から受ける損害は顕罰で仏罰・神罰の類でしょう。
妙楽大師が残された言葉
「 若し悩乱する者は頭(こうべ)七分に破れ、供養すること有る者は福十号
に過ぐ 」
福過十号・・すでに解説しました通り、仏の境涯である処の福十号を更に上回るとの意味です。
また各種の疫病現象は、頭破七分の罪とされる。
今の時代では疫病のパンデミック現象を放置した政治に絡む大罪もこれに当たります。
(例えばサーズ騒動の中国共産党幹部連中)
ともかく己の煩悩に破れるのみならず、数多の人々に悪害を垂れ流すような悩乱した者は
頭が七分に破れる罪に問われるとあります。
何故七分かと申せば・・
これは古代インドの経典まで遡ります。
そ故は、ある植物(阿梨樹・ありじゅ)の枝が七つに割れる現象がありました。
この現象を見た先哲が、その罪を背負った場合の罰としてこの枝から人間の頭を連想したのでは・・と推定します。
法華経陀羅尼品二十六 には以下の如くの記述があります。
鬼子母神、十羅羅刹女等が法華経の行者を守護する事を誓い、もし法華経の行者を悩乱する者は、頭が阿梨樹(ありじゅ)の枝のように七つに割れるであろう・・云々と説いた偈文です。
また頭破七分とは別名で、心破七分とも申す・・とあります。
日蓮聖人の言葉として以下が伝わっております。
「 頭破七分と申すは或いは心破七分とも申して、頂きの皮の底にある骨の
ひびたふるなり、死ぬ時はわるる 事もあり・・云々 これは法華経の行者
を、そしりしゆえに当たりし罰とはしらずや 」
現代流に訳せば心身が完全に破壊され尽くし、正邪の区別が正しく判断できない程に悩乱し人類に対して決定的な数々の悪行を成し、以てこの罪を背負うのであるが、只単に死刑に値するのみならず、考え得るあらゆる制裁行為を民衆から受ける様子を指して、頭七分とも心破七分の罪とも表現されるのでありましょう。
上記が如くのネオコン組織全員のメンバー連中は、過去戦争によって数知れない何の罪もない無辜(むこ)の善人を殺戮する罪を犯した連中であり、仏典によればこの様な人物は二度と再び人間界に輪廻転生する事が無い・・と説きます。
宇宙の意志とは、何処までも清浄なる善根の倫理(人間道)で貫かれております。
悪心を我々人間が抱くのは、この地球上と云う厳しい現世での試練であり・修行の場であり、この修羅場で己の悪心を克服し、清浄なる己心を観られるように努力せよ・・と神羅万象は人間を、さような形に作り給うたものでありましょうか・・。
ここに人間道を極める為に、倫理・哲学・生きる智慧が人として必要である本源的な要諦があると感じる次第です。
ご参考までに世界の軍需費の実態を掲載しておきます。
米国・・6100億$
中国・・2160億$
ロシア・845億$
日本・・458億$
ここ10年間の変遷・・中国はダントツで1位の2.67倍の増加
我が日本は−3.7%減の14位
全世界で使われている軍備費と暴力に絡む費用の総合計は、13.6兆$で、世界の富であるGDP
合計の13.3%(日本の GDP 4.1兆$の3.3倍)に相当。
この途方もない資金を地球上で、人類に取って真の意味で有効に使ったら・・と想像します。
子孫に残すべき有用な地球資源を、我ら人類は無駄に平然と棄損しております。
当然この報いは受けねばならない事は、火を見るより明らかでありましょう。
別の視点から申せば、この金子を使わないと安全に生活出来ない程、我ら人類は愚かである!
とも申せます。
一体何時になれば、自分で自分の首を絞めている事に気が付くのでありましょうか???
正しく頭破七分の精神異常を来した連中が、愚かな権力を振り回していると考えば・・う〜ん!
ともかく正義に目覚めた庶民が立ち上がらない限り、この悲惨な世相は無くならないと見えます。
知性が発達した宇宙人から見れば、この地球人は地球と云う監獄に繋がれた囚人である・・と
この愚かな知性から脱皮しない限り、宇宙と云う広大無辺な世界には羽ばたけないであろう・・と
羽ばたく前に愚かな行為により、資源を食い尽くして自滅するであろう・・と
能天気に宴会を開いている時間は残されていないよ・・と 地球外生命から揶揄されているように
思えるのですが、如何でありましょうや。
本日はここまでとさせて頂きます。 では又次回に・・爺拝
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爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
徒然草の12月号をお届けします。
爺の喫茶室の運筆が著しく鈍っており、読者の方々の期待に応えられず申し訳なく思っております。
今年最後の徒然草は、アメリカ大統領選挙に関連した情報の所感を記述し、皆さまのご参考に供してみたいと思います。
世界の潮流
今年は世相を変えるターニングポイントの年になる・・と考えるべき重大な社会現象が勃発しました。
その一つはイギリスのEUからの離脱に関する国民投票の結果です。
次はアメリカの大統領選挙でトランプ大統領候補が、選挙人選挙で勝利した事です。
この二つの現象には何の脈絡も無いように見えますが、実は社会を根底から変革しようとする、その底流には巨大なマグマが波打っているように思えます。
その巨大なマグマの正体を、爺の浅智慧で料理してみようと考えます。
中産階級の没落現象
我が国の国情を見渡しても お分かりの通り、俗に言われる我々庶民と呼ばれるごく普通に暮らす大多数の国民(中産階級)の経済力が近年著しく削がれ、その生活環境が悪化する様相を呈しております。
その一方で、我が国でも年収が1200万円以上の上流層では、その年収規模は年々上昇を続けております。
その一方で平均的な年収400〜500万円クラスの大多数の庶民は、年々経済的に追い込まれ、正規・非正規採用を問わず、実質的な収入低下(税率の肥大化など)がここ数十年単位で続いており、特に製造業に於いてその傾向が著しいと見えます。
富める者はますます富んで行き、中産階級以下はますます貧困化に向かう社会現象です。
このような社会を分断する現象は、我が国のみならず地球規模でごく普通に見られ、全体として貧困化が進行する現象であります。
そもそも正規・非正規雇用と分ける事こそが問題の本質です。
この貧富の差がますます拡大する方向で、世界中の経済活動が為されて来ました。
今回はこの現象にスポットを当て考えてみましょう。
貧困化の一例
既にご存知の通り、アメリカでは1%の人が90%の富を独り占めする社会である・・と云われて、実に久しい時間が経過しております。
特にアメリカでは五大湖周辺の各州に於いて、産業構造の変化に伴い職場が大きく棄損しております。
(過去繁栄した鉄鋼・自動車産業の集積地)
これに起因し平均年収が激しく低下すると云う現象が生じている。・・との報道があります。
アメリカではこの五大湖周辺の工業地帯を別名、ラストベルト地帯・・と呼ぶそうです。
このラストベルト地帯では、疾病率が高く且つ自殺率も高いと云う社会現象を呈しているようです。
白人系男子の平均健康年齢が69歳(日本75歳)との報道があります。(出典:某日本の経済評論家)
その根本要因は、極端な自由主義貿易経済を実行した結果、五大湖周辺の各企業は安い労働力を求めてメキシコに移転した。
その結果、中産階級を形成する白人層の職場が奪われ、生活環境が大きく低下する事に繋がった。
病気になっても職場を失ったが故に、世界一高い医療費が払えず・疾病しても医者にかかれず、将来を儚み自殺の道を選択する民衆が多いとの悲報があります。
加えて若年層の失業率が14%を超えるとの報道があります。(日本の3倍以上)
更に米国では子弟を一流大学に行かせたくても、その学費は卒業までに2000万円は軽く超える。
奨学金を得て進学しても卒業時には就職先は無く、若くして自己破産に追い込まれる。
このような社会現象の如く、白人系アメリカ人の中間層の没落現象が激しく起きており、社会全体の不安定要因になっているとの報道があります。
一方イギリスを含むEU諸国においては、元々階層社会の構造でありましたが、EUの移民政策によって他民族の受け入れを促進した。
その結果人口比で他民族が拡大の一途を遂げ、この反動で中間層の平均賃金を著しく押し下げた。
イギリスでもアメリカと同じく、若い世代が大学を卒業しても職場が無いという若年失業率が年々高くなると云う矛盾に苛まれております。
これはヨーロッパ全域に於いて、普遍的に見られる現象だそうです。
イギリスのEU離脱
上記EUの政策は、イギリス1国の判断で移民の流入を止める事が出来ず、EUとの経済関係を締結している以上、自由に国策を変更できないという事情があります。
加えて中東・北アフリカ地域に於ける政変で難民が頻発し、ドイツを含むEU諸国が難民を積極的に受け入れた結果、社会全体の構造体質に激しい歪みが生じ、これが原因で社会騒乱を招いているようです。
これに対し、国民の不満が溜まりに溜まった結果、終に国民投票を実施しないと国体が護持出来ない処まで為政者が追い込まれ、そして国民投票に至った・・と云う経緯を辿っております。
EUの素晴らしい理念だけでは、個々の国内事情を統べる事が出来ない状況に追い込まれている。
これがEU諸国全体に流れる社会潮流になっているようです。
即ち統一した価値観によってヨーロッパ全域を統べるのは、元来無理があるのではないか・・と云う議論が有りましたが、事ここに至ってその綻びが明らかになって来たと申せましょう。
分かり易く表現すれば、移民・難民によってその国独自の、国体(文化・伝統・民族意識など)が維持出来ない程の騒乱を引き起こしている・・と申せます。
中産階級没落の根本要因とは・・一体何か?
世界中で惹起しているこのような社会現象の根本要因とは一体何でありましょうか?
その要因を作り出している集団は何処に?
この事を深く理解する必要があります。
世界中で横行する、ワールドワイドでの自由主義貿易が極端に進んだ(悪しきグローバリズム)結果、返って各国の民衆を苦しめる要因になっている。
この事実から目が離せません。
即ち行き過ぎたグローバリズムは労働者賃金のデフレ化現象を招き寄せると共に、ごく一握りの富める階層に富が集中するという経済の仕組みが出来上がっております。
資本家はますます富・労働者階層はますます貧困化を招く・・と云う社会現象を惹起しております。
更にこの困窮を極める大衆社会に対し、大量の政治難民が押し寄せこれを受け入れる必要があると云う、政治的圧迫が世界各地で繰り広げられている。
この政治難民の中には、混乱に乗じて移民が相当数混じっているとの報道もあります。
ともあれ、この行き過ぎた悪しきグローバリズムを構築し、経済活動を実施する仕組みを創設した、闇の集団が存在するという事実を爺は指摘します。
富は富を呼ぶ事を熱望する、さような悪辣非道な陰謀を企む闇の集団が存在する。
結論から先に申せば、アメリカ社会を根底から歪めた張本人は、ウォール街を代表する一握りのバンカー連中である・・と指弾されます。
そのバンカーの中でもロックフェラー財団のロスチャイルト家(ヨーロッパの貴族・財閥)に代表される、ごく一握りの極悪人集団が浮かび上がります。
これらの陰謀を追及するジャーナリストに依って、裏社会を告発する情報があります。
又これを実証する為の各種証拠が、ウィキリークスに依ってネット上で沢山暴露されておりますが、この裏社会の有名なバンカーの一人が既に独白しております。(悪事を指摘されて開き直り)
即ち公開された明らかな証拠によれば、曰くアメリカ大統領をも影で自由に意のままに使うが如き事は・・我々は返ってそれを誇りに思う・・とまで言い切っております。
庶民の苦しみはまったく意中に無く、己の繁栄を極限まで追求する組織の存在が有るという事実です。
人の不幸の上に己の集団のみ繁栄の極みを目指す・・さような極悪非道の集団が白日の下に晒されております。
裏社会と表社会の実態例を・・
少し怖い話ですが、既にネット上でよく知られた一例を上げます。
ヒラリークリントン女史が政権側で起こした陰謀と極悪非道について・・です。
アフリカのリビア国カダフィー大統領が失脚した事件については、裏でアメリカのCIAを含む極悪政治家集団の陰謀と策略があった事が既に暴露されております。
その陰謀の根っ子は、アメリカの裏社会を牛耳る上記陰謀組織からの働きかけで、政治が歪められた・・
との情報です。
何故この事件が巨悪で深刻か?
独裁者を排除し苦しむリビアの民衆を解放する・・表側の顔はこの正義をかざし、実はその裏では深刻な陰謀が張り巡らされ進行していた・・
その後のリビアの混乱は、皆さまご承知の通りの経過を辿り、著しい規模の悲惨な政治難民を生んでおります。
この国の民主化を邪魔する勢力である極悪集団、ISIL(アイシル)がリビア国にも入り込み、国内を掻きまわし民衆を殺戮し社会騒乱を起した。
カダフィー大統領時代にはISILの如き集団は、入り込む余地はまったくありませんでしたが、彼を大統領の座から軍事力で排除した結果、この惨事です。
このISILを創設したのは、実はアメリカのCIA組織とネオコン連中である事は有名な事実です。
では何の目的でこのような騒乱を策謀したか? 裏社会の狙いは一体何か?
第一義的には、ネオコン組織と呼ばれる、軍事産業と政治の癒着により、爆弾などの軍事消費の拡大を企図する利益追求です。(死の商人の暗逆)
第二には、当時アメリカはリビアの石油利権を狙っていた・・との情報があり、加えてリビアを爆撃した後に、その復興建設にアメリカの建設会社を関与させて暴利を貪る・・と云う筋書きの陰謀が張り巡らされていた。
アメリカのネオコンと呼ばれる軍事産業集団と政治家集団は、上記ウォール街の裏ボスからの指示を受けてこの挙に及びます。
そのネオコン組織の手先が、政治屋であるクリントン家族なのです。
この家族の政治資金を裏から支える、クリントン財団には中国の影も色濃く見られ、莫大な違法献金が提供された事実が存在します。
即ちこのヒラリークリントン女史はその在職中に、裏でリビア壊滅作戦に直接関与し、カダフィー大統領暗殺指令を出した張本人であると・・既に報道機関などで暴露されております。
この情報はウィキリークスによって、アメリカの裏社会の恥部情報としてネット上で広く拡散し、世界中で知られた存在です。
これが直接原因となり、廻り回って終にイギリスのEUからの脱退と云う政変まで完全に裏で繋がっております。
即ちアフリカ系・中東系移民がイギリス国に溢れ、社会システムを錯乱する事態に立ち至った分けで、イギリスの特に中産階級の民衆が苦しめられる因となる。
このように世界の出来事は全て裏で完全に繋がっております。
アメリカの裏組織の実態を知ろう!
表の顔はさも正義を装い、その裏ではさような極悪非道極まる陰謀が企図され、己の利益拡大を目指す事のみに拘泥し狂奔する。
己の欲望に駆られた、富を差配する闇の集団の暗逆がここ(表側)に浮かび上がって参ります。
その闇の手先には、政治資金で縛られたオバマ大統領も、一蓮托生であると云われております。
事実シリア問題で、ISILを空爆し排除しようと作戦を立てたものの、さっばりその効果が見えなかった。
ところがロシア空軍が空爆に関与した結果、急激にその効果が顕れISILは衰退に向かった。
これはオバマ大統領が空爆する振りし、世界を騙していた証左であると既に暴露されております。
更にそのISIL誕生に至る経過の途中で、ネオコン組織が仕掛けた空恐ろしい事件が存在します。
深くは触れませんが、マンハッタンの世界貿易センタービル2棟に突っ込んだ、アルカイダ組織によるビル破壊事件です。
実は この9.11事件は、ネオコン組織が闇で仕組んだ自作自演であった・・と云うのです。
これをトランプ新大統領の元で、この闇を暴く・・と宣言したと云われますが、果たして??
あの9.11事件で世界貿易センタービルが崩壊した時、実に考えられない崩れ方をしたのを中継画像で皆さん目にした筈です。
あの崩壊現象は、爆破によるビル解体と同じ崩れ方であった・・垂直方向に全体の躯体が崩壊する事は、物理的に絶対あり得ない現象。
救命に駆け付けた消防士によれば、爆破音を聴いたとの証言が沢山存在しますが、この証言は闇から闇に葬られて、最終報告書にも記載がありません。
ビルに突っ込んだ行為は確かにアルカイダ組織ですが、この実行に手を貸したのは、又もやCIA組織と当時の為政者(ネオコン組織)だったのです。
つまりアメリカがイラク戦争に突っ込むには、それなりの尤もらしい理由が欲しかった。
第二のパールハーバー作戦と裏社会では呼ぶそうです。
自分の金の為なら、数千にも及ぶ自国民すら平然と殺害するこの狂気・・爺にはとても信じられない光景です。
イラク戦争で巨費をアメリカ及びその協力国は提供しました。
我が日本も巨額な資金をこの裏世界に献じた事になります。
巨額な戦費を食った連中は、裏社会の連中です。
事さような迄にアメリカ社会は、この裏社会に牛耳られ膿み腐り果てております。
TPPの条約締結内容も、この裏社会からの指示でアメリカ政治が動かされている・・との情報があります。
即ち、表の顔は自由貿易を促進するとの、さも最もらしい お題目を掲げ、実はその裏では世界の富をアメリカの裏社会が吸い尽くす仕掛けを企図している。
TPPの仕掛けは、さような恐ろしい条約内容だと云うのです。
その条約内容は、肝心要な部分は日本の国会議員にすら公開されておらず、それを読めるのは条約締結国の、ごく一部の経営者集団に限られるとの事です。
TPPの国会審議では、黒く塗られた資料を翳して、さも尤もらしく口から泡を飛ばす光景を中継画像で目にされた筈です。
闇の力は国家をも欺き、国家権力すら介在を許さない形で条約締結に向けて進行していた・・これが真実の姿であるとの報道があります。(この情報の出典元は信用出来ます)
当然我が国の経団連の上層部しか知らない情報で、条約が締結されようとしております。
この条約締結に向けての審議スタイルはアメリカでも同様に扱われ、アメリカ議会ですら正しい情報が公開されていない・・この審議スタイルは条約交渉参加国全て同じく秘密扱い。
ここまでアメリカ社会の闇組織は世界の経済を牛耳っております。
その闇社会から差配されたアメリカの政治家集団(ネオコン組織)は、日本の政治家に強烈な圧力をかけて、これを推進するように仕向けており、これを忠実に守り従っているのが阿部総理をはじめとする、我が国の官僚組織であります。
(たぶん真実を知らされないまま踊っているのでありましょう。知ってても知らない振りする事も・・)
表向きは政治生命をかけて困難な条約交渉を進めている・・これは事実でしょう。
しかしトータルで巧妙に仕組まれた交易内容は、全て自由貿易促進の名の元・・裏社会に莫大な利益が転がり込む仕組みである・・と報道されております。
(日本の一部の識者が理解している話で、ネットでも閲覧可能です・元外務省のモルドバ国大使の発言など)
そのロスチャイルド家までもが、更に世界の闇組織の手先に過ぎない・・との情報が存在します。
その組織は、経済支配を企図する組織・政治を企図する組織・闇社会から表の世界をコントロールする暴力組織(闇の殺し屋集団・・暴力行為は外注され、自らは絶対に手を汚さないで企図するだけ)
から成り立っており、世界に君臨している・・と。
この集団は具体的には、世界の歴史上に登場して来る貴族社会の末裔軍団であるらしい・・と。
ここを深く追及すると生命が危ないと云われますので止めます。
ともかくも、ウィキリークス等によって世界の暗部・恥部が抉り出され、表社会で正しく理解されるようになって参りました。
トランプ大統領候補の勝利
裏社会の陰謀はここまでとし、何故トランプ候補が大統領の選挙人選挙で勝利したか・・
この点に話を移します。
元々トランプ候補は泡沫候補とされ、大統領候補に選出された事は、一番その本人が驚いているとの事です。
上記のアメリカ五大湖周辺のラストベルト地帯と呼ばれる各州は、元々クリントン候補の票田であった。
しかし今回の選挙戦では、この白人票をトランプ候補が奪ったが故に、勝利に結びついたとの解説があります。
この地域に住む白人の、中産階級を形成する人々の共感を得た故勝利した・・とアメリカの専門家は分析しております。
このラストベルト地帯にあるUS資本の空調メーカは、つい先だってメキシコに工場を移転しようとした。
本件に絡みトランプ氏に脅かされ、移転するなら重税をかける・・と。
この事で移転を中止したとの報道があります。(この大手空調メーカの親会社は軍事産業です)
この事に代表されるが如く、雇用を創出するとの公約に沿った形で既に行動を起こしており、更に大統領に就任した当日に、即刻TPP交渉から離脱すると報道されております。
行き過ぎた自由主義経済を是正するとの強い意志がここに見て取れます。
世界の民衆が富める手段として、確かに自由貿易主義経済は表向きには効果が存在します。
国境を全て取り払い、行き過ぎたグローバル主義思想に基づくTPP条約を導入し、これを強行すれば各国の社会構造に根底から影響を与え、その国の社会構造の成り立ちを根こそぎ破壊し尽くす事は、火を見るより明でありましょう。
その結果、各国は混乱の極に陥り必ずそのしっぺ返しを食らう。
人類に取ってこのTPPシステム(条約)は、その誕生からして実に胡散臭く、人々の生活を破壊し尽くす威力を秘めていると爺は考えます。
加えて交易条件はアメリカ一国に有利になる一方的な条約構造である・・との報道には開いた口が塞がりません。(条約文中に巧妙に隠されている)
其処には共存・共栄の仕組みは存在せず、弱肉強食の論理に差配された人類破壊の論理がまかり通るだけです。
この裏社会の陰謀の片棒を担いでいる、阿部政権は目を覚ます必要があります。
既にアメリカではトランプ候補によってTPPの行き過ぎた交易条件を潰す事をアメリカ社会は選択しました。
裏社会からの既得権益をかけて、トランプ候補に妥協を迫っている(脅迫)・・との報道があります。
結果は、彼が選択する新政府を構成する人事内容に顕れるでありましょう。
かつてのケネディー大統領の如く、トランプ氏は裏社会から命を狙われる危険性が高いとの報道があります。
アメリカではネオコン組織の存在に、戦後社会が全て牛耳られて来た。
アメリカが企図して起こした世界中での戦争は、悉くこのネオコン組織の仕業によるもので、自らの利益拡大手段として、全世界で軍事紛争を企図しこれを実行し、悪用して来た歴史的事実が存在します。
自国の大統領でさえ平然と殺害してみせる極悪集団です。
このネオコン組織の連中によって、我が日本国の政治・官僚・経済組織も大きく影響され、引っ掻き回されて来た戦後史でもあります。
この反作用として、アメリカの一般大衆が貧困化した事に伴い、今回の大統領選挙で国民が声を上げた・・
と理解出る・・このように米国では総括されております。
ネオコン組織により完全に資本関係に組み込まれ、牛耳られたCNNをはじめとする米報道機関は、トランプ潰しに狂奔・躍起となり、その情報をそのまま垂れ流し続けた、我が国報道機関も実に情けない姿をさらけ出しております。(一部識者は警鐘を流しておりましたが、真実が見えない状況であった。)
アメリカ追随の我が政府も、そろそろ目を覚まし地球平和への独自路線(平和への連帯とそのシステム構想)を打ち出すべきだ!と考える者です。
甚だ残念ながら、トランプ氏の陣営に上記ネオコン組織の人材が多数送り込まれ、トランプ氏もネオコン組織に包み込まれる危険性が高い・・と爺には見えます。(・・でないと彼は命が危ない)
ともかく上記裏社会の存在を加味し、米国の動向を注意深く観察する必要があり、我が国の政治・行政組織は
アメリカの悪意に乗せられないように、最大限の注意を払い国策を誤り無く遂行すべきでありましょう。
恐るべき中国の暗逆
隣国中国は、既に経済的に詰んでおり爺も指摘した如く、そろそろ自爆する時節が到来しました。
それを国民に隠す目的で、東シナ海で日本相手に暴れる可能性が高いと報道されております。
我が国の領土である尖閣を、奪い取る為の軍備を猛烈な勢いで準備している事は事実です。
(最新鋭の軍艦を一挙に20隻建造など、気が完全に狂っております)
その先の沖縄まで奪う軍事戦略まで練られているとの報道があります。
海洋進出の名の元に、狂った覇権主義を堂々と唱え、国際法を平然と無視し他国を犯す事を企図しております。
これが狂った習近平を頭とする中国指導部の実態です。
既に国際社会に対して南京事件の被害者は正式に30万人に及ぶと、平然と嘘を垂れ流す始末です。
(当時の同市関連被害人口は、最大数万人程度とも云われます)
ダイオキシンに汚染された上海蟹が輸出禁止処分にされた・重金属で汚染された米が中国産の70%を占める・養殖された淡水魚は禁止薬物にまみれており、とても食用に適さない(養殖業者自ら告白)・空気は・・云々
記述したら際限が無い程に環境汚染が進み、とてもまともな国家とは言い難い。
しかし唯一共産党上級幹部のみは、汚染とは無縁の農作物を口にする事が出来るシステムが存在する・・
との報には唖然としました。(専用の農場が存在するとの事)
何れにせよ、この国は阿鼻叫喚の中で自滅して行くのは必然・・との感を強く抱きます。
人間の道理という普遍的価値観からは、あまりにも遠く逸脱した行為を平然となす・・
その心理は爺に理解不能です。
現在の上級指導者は、ネオコン組織の裏社会の心理レベルとまったく同等、人類に毒害を垂れ流す連中だと断じます。
加えて、上記ネオコン組織は日中の尖閣問題で、また一儲けを企んでいる事でありましょう。
さような輩を跋扈放置させておいては、世界は破滅に向かいましょう。
我ら庶民が声を上げ、それらの妄動を表に晒し民衆が正しい情報を共有し、為政者の誤った行動をあらゆる言論戦を使って矯正する必要がある・・とは思いませんか?
日本の役割
世界情勢は恐ろしい勢いで変化しております。
ともかくこの世界には想像を絶する程、世界経済を闇で牛耳る巨悪組織が存在し、富を得る為には手段を選ばない、狂った連中が蠢いている事を正しくご理解下さい。
この組織の実態がネット社会の効用でかなり暴かれようとしております。
さような絶対悪とは、徹して戦う価値があるとは思いませんか?。
この地球(ほし)の大多数の住民が平和で暮らせる正しいプロセスを、経済先進国である我が日本から発信する義務と責任がある・・と考えますが皆様如何でありましょうか?
もうそろそろ我が国も目を覚ましましょう!
TPP問題も正しい公開情報が開示されなければ、国民は判断出来ません。
黒塗りの資料を翳して、これで審議せよ・・と国会では迫っており、まったくの茶番劇としか爺には見えませんが、皆様如何でありましょうか?
その黒く塗られた裏には、実に恐ろしい陰謀が隠されている・・と。
日ごろテレビに出して貰えない、経済評論家諸氏はこの正しい資料を探り追い求め、秘匿された真実を明らかにすべく活躍されておられます。
日本のTPP交渉を自ら先導した人物が、その交渉の顛末を出版しようと試みた処、何処か困る闇組織の権限?で出版停止の憂き目に遭っております。
(既に製本用原稿の全てが市中に流布されたとありますが・・)
ウィキリークスに持ち込めば流布が可能でありましょうが・・(笑)
ともあれ・・我が国は早く現在のデフレ状態から脱却する必要があります。
日銀内部は、誤った経済理論を振り回す御用学者に乗っ取られ、正しい経済運営が出来ない事、4年・・にして
誤った国家運営をつい先だって記者会見で認めましたが、まだ完全ではありません。
日本に今必要な事は、この少子高齢化社会に於いては一人当たりの生産性向上が全てでありましょう。
この目的を達成するには、1:技術投資 2:人材投資 3:設備投資 4:公共投資 であります。
少子高齢化で移民を受け入れる・・の議論がありますが、この日本には社会的・文化的に馴染まず、社会に大混乱を与える事は上記の例より、火を見るより明らかな事であり、移民政策は愚の骨頂でありましょう。
人不足を解消するには、上記の一人当たりの生産性向上以外に手段がありません。
デフレ時代は国家が公共予算を正しく編成し、新たなる需要を創出するしか、現在の困難な経済様態を救くう手段が無いと見えます。
この事に関し財務省の役人が悉く邪魔をして、国家存立を危うくしております。
国の借金1000兆円と云う偽情報をばら撒いており、しかも国民の借金であると毒害を平然と垂れ流しておりますが、債権者はあくまで国民であり、借金を背負っているのは政府であって嘘情報に踊らされはなりません。
この政府には、借金の片側の帳簿覧には巨額な資産があります。
この現金化可能な巨額資産と借金を差し引いた、純負債額は概ねチャラであると、財務省OBの経済学者が申しております。(その借金も日銀が国債を買い入れる事で、借金は事実上 既にチャラになっております。)
国民は財務省のプロパガンダに煽られないよう・騙されないようにクレバーに振舞う必要がありましょう。
世界の経済専門家は、日本が世界一の純債権国であり概ね350兆円以上の対外資産を持っており、決して債務国では無く、世界中で一番豊な国である事を正しく認識しております。
故に我が国が倒産する云々・・は、財務省の愚かな役人によるプロパガンダであり、国民は絶対騙されない事が肝要です。
税収が欲しければ、まず投資を・・こんな理屈も分からない程度の、低レベルの官吏でありましょうか?
デフレ期の増税は愚の骨頂でありましょう。(経済のイロハです)
昨今の財務省は為替相場管理すらまともに出来ない程、劣化が激しいようです。
これには、怒りすら湧いて来ます。
また企業レベルでは、内部留保で貯めた概ね370兆円以上の資産を、上記3項目(4項以外)に投資しないと、未来への展望が開けない理屈です。
(これ程の巨額を一体何に使う心算?最低でも従業員に還元すべき財産)
さような単純な経営的論理が分からない程、暗愚な連中が会社経営を担っている・・とは笑止千万!!。
反論あれば質問コーナに書き込みを・・。
日本を支える技術者の職場を奪うような経営者は、我が国では塵芥と同じ存在でありその座を即刻明け渡すべき! 隣国・中国の経営者にも劣る程に劣化が進んでいると思うと悲しくなります。
(例:有機ELパネルの技術開発と市場導入・・EL:エレクトロ ルミネッセンス)
これは単なる爺の無駄な悪足掻きでありましょうか・・日々自問自答しております。
日ごろサボった分だけ、長文となり大変失礼致しました&お疲れ様でした。
最後まで拝読頂き真に恐縮至極です。
我が日本国は、世界最高水準を誇る文化と秩序とを備えた、素晴らしい国家であり民族である事は間違いありません。
何れにせよ来る2017年の世界が平穏無事で、民衆が幸せに暮らせる地球(ほし)である事を、願わずにはおれません。
皆様方におかれましては、ご家族揃って良いお年をお迎え下さい。
では又新年度にお目にかかります。
爺も70歳の峠を踏み超え、順調に劣化が進行しております。(笑)
爺拝
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爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
ご愛読を頂く皆さま
大変長きに渡りご無沙汰致しております。
7月号の徒然草をUpした後に筆が完全に止まっており、大変失礼致しております。
早いもので10月も下旬を迎えました、その後の激変を含め世相を考えてみたいと存じます。
最後までお付き合いください。
はじめに
日本の周囲を取り巻く国際環境は、ますます息苦しさを増しております。
その後発生した案件を羅列するだけで、数年分の出来事が一気呵成に押し寄せて来た感がします。
小生が常にワッチしております隣国・中国の動向だけを見ても、目まぐるしく動いております。
繰り返しになりますが、一体この国は何処へ暴走するのでありましょうか???
そしてその暴走程度がますますエスカレートしております。
その原動力は一体何処から発生するのであろう・・と思考しておりました。
そして今回の一文を書こうと思い立つ切っ掛けになった記事を読み、長年に渡って感じていた疑問が解ける思いがしました。
記事紹介
その一文とは・・中国関連のジャーナリスト福島香織氏が顕した、広西チワン族自治区に於ける「文化大革命時代の大虐殺」と題する、人間の精神が完全に破壊した社会現象を描いている、おぞましい内容の記事に触れたからです。
(10月19日付けの日経ビジネスDigital版)
詳細は下記(全5ページ)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/218009/101800068/?P=1
若干記事を転用しますと・・
この記事に登場する宋教授は、中国的特色と申し以下の4点を上げておられます。
?地方政府が意図的に作り出した無政府状態。
?高度な組織化による虐殺。
?虐殺の目的が階級の敵の生命を絶つことから、殺戮に伴う官能と快楽を得ることになっている。
?一族郎党を絶滅させるという方式が採られているが、これはその一族の財産(女性も含む)を奪
うという動機が潜んでいる。
文化大革命だけが特異的な現象では無く、その他の全ての事柄はこの共産党政治を支える基本思想に基ずく政治の結果、騒乱状態がもたらされたもので、基本的には同じ状態であり程度の差は有れ、現代でも続いている・・との結論です。
即ち常軌を逸した騒乱の程度が理解出来ないでおりましたが、これでその本質が見えた思いです。
過去に中国共産党は自国民を総計4000万人以上を平気で殺戮し迫害したと記憶しますが、その程度が人間として信じられない程の狂乱ぶりであり、その因を探しておりました。・・
毛沢東と言う狂人がその因のようです。
と申しますか、共産党と言う全体主義の猛威を目の当たりにした思いです。
この記事は文字にするのも憚られ、とても「おぞましい気分」にさせられます。
(小生には表現不可能な、おぞましいレベル・例・・人肉を食う表現)
しかし彼の国の実態を正しく理解するには、避けて通れない内容であり、是非お読みください。
中国概観
この一文には、まさに仏典に説く地獄絵の姿が、そのまま表現されている・・と感じました。
毛沢東の権力争いに、罪なき人民が巻き込まれた結果、悲惨な地獄絵が展開された歴史的な事実が報道されております。
ここに真に恐ろしい中国共産党のDNAとしての生命傾向があり、この路線上で考えると、現在世界を相手に漢民族が起している、全ての波乱の辻褄が合います。
ある経済評論家曰く、現在の中国の世相は18世紀の人間が営んでいた空間で、起っていた現象と何ら変わらない事に加え、経済的に発展した21世紀の現代に於いては、その悪影響度は計り知れない規模である・・と表現しましたが、翻って日本の18世紀の世であっても、この記事に記載された程に荒んだ世相では無かった筈であり、そこに漢民族の残忍さを感じ取った次第です。
この破廉恥な経済実態は国家機密事項として秘匿されて来ましたが、最近になって隠せ切れなくなり、やっとその実態が見えて来たようです。
曰く負債額は公式には2600兆円と申しておりますが、実態は3300兆円を超える規模だと申します。
この途方も無く巨額な負債を如何にして始末するのでしょうか??
呑気に軍拡に明け暮れているのが不思議であり、何とも理解出来ない彼らです。
国際政治の中で平然と他国を嘘のレッテルを張って、陥れる事などはまだ可愛い所業のレベルでありましょう。(ユネスコ事件)
この辺は韓国の所業も似ておりましょう。(中国支配が歴史的に長く文化が似ている)
そして日中の中間点付近に石油掘削の櫓を増設し、既に生産を始める勢いです。
儲けると分かったら、何処までも一直線に猛進するのが、彼の民族の習性です。
黄海に於ける漁業資源が枯渇し、結果三陸の沖合まで進出し、その漁船軍団が行う漁は恐ろしい分量に到達しておりますが、資源枯渇の心配など彼らの頭には存在しません。
近年鯵・鯖などの青物の漁獲高が激減している原因は彼らの仕業です。
儲けると分かったら、突き当りまで猛進しないと目が覚めません。
否・永遠に目が覚めない・・と感じさせる怖さと実行力を彼らは持ち合わせており、且つ儲けが限界と理解したら、これも平気で他の儲ける手段を探し出して、これに急展開します。
その手練れと言ったら見事・・と表現する程です。(太陽電池事件がその代表)
正に頭が腐ったら、尻尾まで腐る・・この表現のままの現象が、現代中国で またその周辺諸国で騒動を起している次第です。
現代中国人のマナーの悪さを指摘されておりますが、実は新中国が誕生する以前の1940年頃までは、東洋人としてのモラルは存在していた・・と中国の知人から伺いました。
これを徹底的に破壊したのが、中国共産党であったと説明を受けました。
中国人旅行者のモラルが無きに等しいのは、共産党政権下ではモラル事体が存在しない・・と考えるのが正しい解釈であると、中国の知人から教えられた次第です。
(共産党に盲従するのが良い人と教え込まれる)
人としての人間道とは何か?・・この視点がゼロの教育が為された結果の病弊が顕れているに過ぎない・・と、知人は指摘しております。
自分の権力しか関心が無く、愚劣極まるワイロしか頭に無い為政者に、国を乗っ取られた結果としての現象であると・・知人は申しております。
これは改革開放以降の江沢民時代から急激に始まった・・と説明されました。
小生もさような時代に、中国に本格的に乗り込んで仕事を始めた分けです。
漢民族と付き合って35年以上経過しましたが、中国本土で見た生活限界以下の悪環境下で生きる、民衆の塗炭の苦しみが・・叫びが・・我が胸中に浮かぶと共に、強い痛みが伴う思いです。
経済的繁栄から完全に見放された約2.6億人とも云われる民衆は、農民工と呼ばれ経済不況を因と
して既に流民状態に陥っている(経済流民)・・との報道があります。
加えて一人っ子政策を強行した結果、戸籍を認められない民が一説によると数千万人から1億人程度存在し、人としての生きるあらゆる権利(生きる為の基本的人権)から見放された存在であるとの報道があります。(政権は人数を把握すらしてない)
共産党統治下での実に恐ろしい社会現象です・・支配される側の人の生命を平気で殺せる価値観。
その一方で、軍拡と称して年間20兆円以上の国費を投入し、世界を相手に拡張主義を声高に叫び
ながら、猪突猛進している姿は滑稽ですらあります。
アフリカ地域ではその国事行為(国際援助と称する資源略奪行為)が徹底的に批判・糾弾され、あらゆるプロジェクトが行き詰まり、アフリカの大地に生きる民から猛反撃を受けております。
雨期で雨が溜まった道路を行くと、感電して怖くて行けない道路・簡単に壊れるインフラ・・クレーム付けたら追加の修理工事分は別に資金を出せ・・と
その道路は資源を中国に運び出す為に作られた・・と
工事で派遣された中国人への殺害事件が多発しているとの報道があります。
安倍首相が最近アフリカに乗り込んで、国際品質を担保したインフラ援助・・云々の背景がここにあります。
中国共産党はアフリカから資源を強奪する事しか頭にない・・これが現実です。
眼を東洋に転じれば・・ご存じの通りの国際法無視・中国の金融機関は魑魅魍魎の世界と化し、インドネシアの新幹線工事はワイロ攻勢で他国を押しのけて奪う・国際取引の常識は無視・・等
今後起こるであろう破綻現象は、世界の各国を巻き込んで深刻な世相を呈しており、混乱は今後ますますエスカレートする事は容易に想像出来ます。
南シナ海問題は、既に報道の通り傍若無人ぶりには呆れ果てます。
こんな事が現代社会で許されて良い分けはありません。
因果応報で必ず落ち着く処に収斂しましょう。
しかし、国際物流の大半を担うこの海域で、中国が好き勝手すれば必ず大きな軋轢を生み、我が国
の生き死にに係わる重要事項でもあり、シーレーン防衛上で戦争状態を惹起すると見えます。
古来より自然エネルギーを他国に頼る国は、覇権を握れない・・これが人間としての性である!
との考え方が存在します。
動物次元では、お山のボスが覇権を握るのは暴力的な力と経済力(養う力)が必要です。
それには、これを担保する為の基本エネルギーを自前で揃える必要がありましょう。
故に、東シナ海で自前の油田を掘る事にやっきになっております。
尖閣問題もこの範疇から一歩も出られません。
後だしジャンケンで・・ここは俺のものだ・・と強面で脅迫する姿は、実に下劣でさすが・・法の支配が及ばない国の成す行為であります。
14億の民が云う事を1億の民は聴くべき・・聴いて当然との精神的幼稚さが言わしめます。
我が国は防衛力強化で、法の支配を無視する国家に、当面は対峙するしかありません。
この問題は、民意が低い連中(人間道が分からない幼稚な精神)には論理が通じないので、未来永劫に続く・・この覚悟が我らには必要でありましょう。
その上で、彼らと付き合う方途を模索するしか手段がありません。
その1つの手段が、下記の平和への連帯構想の実現でありましょう。
中国政府発表の経済指標は全て嘘で固められており、満天下に大手を振って歩く社会体制。
今月発表の成長率6%台は、これも捏造された数字でデマの類・・
これをもっともらしく報道する日本の新聞・テレビ・・まったく何に遠慮してデマをまき散らすのか?理解不能であり、日本の報道機関も一蓮托生の罪深き存在である・・と感じます。
こんな彼らに料金を支払う気が起きない・・。
金融バブル期に日本人が犯した事と同じく、現在世界中で不動産の買い漁りに明け暮れており、オーストラリアのタスマニア島は、既に中国人に占拠された・・との報道があります。
日本でも北海道の広大な土地を買い占め等、その社会的影響が既に出始め、既に日本国内にも正規・非正規を含めた中国人移住は100万人を超えると言われております。
外界に向けた「ほとばしる」この恐ろしい程の、エネルギーは一体何処に向かうのでしょうか? 生活が不可能になった祖国を捨て、全世界に漢民族が飛散しているのが現状ではないでしょうか。
過去何度も記述しました如く、住むに水無く・重金属に汚染された土地ではその食料生産はおぼつかず・空気は激しく汚染され・人心は糜爛の限りを尽くし・生きる為の基本的人権は蹂躙され・
この14億の民はいったい何処へ向かうと云うのでありましょうか。
一説には貧乏人と病気を抱える民しか、自国には留まれない・・との話まであります。
現在は中国国内における悪影響の混乱が、地球的規模で拡散&汚染している・・さような時代にあると考える者です。
仏法で説く処の依正不二の理屈で申せば、中国と言う悪人に地球が乗っ取られるのを現在目の当たりにしている・・そんな時代であると感じます。
結果、悪に染まった地球は全般的に滅亡への道を歩むのでしょうか?
平和への道
しかし人類の智慧はそうでは無い筈です。
民主主義が確立した現代は、この悪人を善人が倒す・・この修正が必ず起こる筈であると確信します。
この絶対悪を許せば、世界は・社会は必ず崩壊します。
この宇宙船地球号と言う上に生かされている民は、互いに手を取り合って善なる連帯を構築して行かないと、地球事体から滅亡の烙印を押される事は間違いない処でありましょう。
よく中国人が旅行で日本に来ると、泣く程に感激すると言われます。
日本の民衆の礼儀正しさ・優れたモラルの上に構築された全ての社会現象・美しい国土に接し、これこそが人間が住む楽園であると・・
中国の為政者に刷り込まれた、間違った日本人へのイメージで、我が国を訪問すると人生観が大きく変貌するようです。
爆買いに代表される他国への訪問は、経済活動のみならず自国の置かれた現実世界を、わが身に直接感じ取れる機会となっております。
その意味では、国を開き中国の民衆が海外に出かけ、日本人と直接接する姿がここにあります。
(相互理解への現実的な第一歩の次元)
小生は互いに尊重し合う素地は、互いに正しい人間性を理解し合う処からしか出発出来ない・・
この事を声高に主張したいと思います。
為政者からの偏向を受けた、誤った知識による刷り込みを排除し、真に正しい情報に基づき進歩
ある人類史を築けるよう、隣人として努力するしか、この地球号の上で住み暮らす方途が無い・・と感じる次第です。
この困難な時代であるからこそ、軍備にのみ頼らない真の人間融和への努力こそが最大限に求道せねばならない時代が到来した・・と考える者です。
武器は何処まで行っても武器を呼び・悪意は悪意を呼ぶ怨念の連鎖は、人智でこれを遮断し、善意への連帯を構築する努力こそ、只今求められている・・と感じる次第です。
しかし武器を持って我が命を奪わんと攻められる・・この現実には、用心深くこれを排除する智慧も、同時に必要である事は論を待ちません。
小生は某政党が如く戦争法案反対と叫ぶ程、頭がお花畑の状態ではありません。
平和を望む仲間を、この東洋の地に結集させる事こそが急務だと感じます。
悪を包み込む平和への連帯を構築すべく、我が日本は積極的に国際貢献すべきでありましょう。
(その意味で我が国の外交姿勢は正しいと感じます)
加えて申します・・この人の不幸の上に己の繁栄と安寧を築くが如き、絶対悪は必ず自滅するでありましょうし、その自滅への道をばく進しているのが、隣国の姿であると思います。
悪は滅びる・・これが人間道から見た歴史上の事実であります。
隣国の経済的な崩壊は既に目に見える段階に到達しましたが、この悪影響に対して国家として身構える準備を怠る事無く進めるべきでありましょう。
その意味で、先だって経団連が約250名の経営者を率いて中国に出かけ、中国から経営撤退する時
の諸手続きと体制改善を強く求めた事実があります。
中国撤退に絡み、過去数多の日本の中小企業が巨額の各種損失を被っております。
中小企業の損失は、詐欺に等しい被害に遭っており、国家間での話し合いが急務であると、ず〜っと考えておりました。
日本のみならず、アメリカ資本は日本より早く逃げ出しました。
ヨーロッパ資本は逃げるタイミングを失いつつあります。
国際社会の中で理不尽な行為に及べば、各国から見捨てられるのは当然の理でありましょう。
しかし盲目の韓国は今だに中国に積極投資をしておりますが・・果たして大丈夫???
この隣国は一度完全に崩壊しないと再生は不可能である・・と最近強く思うようになりました。
平和なモラルの高い我が国を同時に誇らしく思う次第です。
民族と民族が手を取り合い、平和に暮らす事が困難な人間と言う精神の本質を正しく理解し、世相をより良い形にしない限り、この宇宙船地球号の上で連続して生存する事は叶わない事を、より広く一般大衆が認識すべきであると考えますが、皆様如何でありましようか。
今月はこの辺りで失礼させて頂きます。
Audio関連記事で、読者の皆様から頂戴しました質問事項への回答記事も、引き続き執筆を続けておりますので、関連ブログをご覧下さい。
リタイア爺拝
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爺の喫茶室へようこそお越し下さいました。
徒然草
大変ご無沙汰致しております。
Audio寄稿が完了した事で、やる気が萎えていたのでは・・とご指摘の声も聞こえたりしますが・・
実は寄稿文の全面的な見直しと、目次を付けて製本化が可能なように編集作業をしておりました。
何らかの形で音工房Z様からアナウンスあると思います??
世間が騒がしくなって参りました。
世相を扱うこの徒然草でも、無視できない問題がてんこ盛りの状態となり、爺の意見を少し記述してみようと思い立ちここに認めます。
暴走中国
まず何と云っても隣国中国の暴走でありましょう。
旧産経新聞社の元特派員である福島 香織氏(中国ウオッチャー)のご意見を引用させて頂き
ます。
文化大革命時代には知識人の自殺者が多発したそうですが、今習近平政権になってから文化人と
呼ばれる知識階層の自殺が多発しているそうです。
この現象を氏は、良心的知識人の死は中国の死であると説いておられます。
自己表現を自由に出来ない思想統制に会い、精神が破壊され鬱状態に追い込まれ死に至る・・
真に痛ましく、良心の拠所的な重要人物を次々と失うのは、国家の損失と云わずして何と表現しましょうか?
特に2015年8月に中国人民最高検察院名義で「八項目の禁令」が出された以降に自殺者が急増しているとの事です。
悲しみと絶望の現実社会から抜け出さないと考えた知識人は、精神を病んでおります。
そしてその国家は国際法を無視し、国際社会の中で暴走を始めております。
この行く末は既に見ておりましょう。 即ちかつて日本が歩んだ自滅への道です・・
さように悩乱した政治首領を頂いた国民は、真に哀れ・・としか表現しようがありません。
国際社会の中で自ら調印した条約を平気で無視し、軍拡に走っております。
他国の権益を平気で蹂躙し居直る姿に、各国の心ある人々は眉を顰め中国の蛮行を見ております。
さような国の真の姿を報道統制された一般民衆は知りません。(ネット遮断し知る術が無い)
この現代社会と言う場に、中世の国家の領地は他国を切り取り次第・・と云う論理を平然と持ち込む狂気が平気で持ち込まれ、世界を混沌の極に引きずり込んでおります。
年間20兆円以上の規模で軍備拡張した結果、隣国の脅威は桁外れて高まっており、日本国内では
戦争法案反対・・と自己防衛の意味をまったく考えない 喚くだけの、お花畑の政党を筆頭に平和
ボケした姿をそこに見ます。
そのお先棒を担ぐ宇宙人と呼ばれた元宰相が中国に擦り寄っている・・AIIB理事長に担ぎ出し日本人を懐柔する作に出た習近平・・これに乗った宇宙人も悩乱の極みとか。
爺はこの危なっかしい世相に心底憂慮しております。
加えて左翼系報道機関の責任も甚だ大きいと感じている者です。
国民の民意を誘導する報道メディアは正しい報道をし、国民が正しい判断が出来るリソースを提供
する蓋然性が彼らには有る・・と申したいのです。
何方か申しておりましたが、甚だ残念ながら軍事力を背景とした交渉をしないと、この病んだ国との交渉は成立せず、暴走を止める事が出来ない・・と。 しかし爺は別の世界観を持ちます。
確かに自己防衛能力の整備を怠る事は自殺行為でありましょう・・と同時に、平和への胎動を自ら興す必要があります。
それは平和と言う衣でこの暴走国家を丸ごと包み込む実行力が、同時に必要であります。
即ち、民主国家と呼ばれる価値観を共有できる国家と連携を図り、地球規模で暴走国家の息の根を絶つ連帯行動です。
阿部首相は地球儀を俯瞰する平和外交を展開しており、今の処は爺の指向にマッチしております。
即ち日本人としての影響力を、今ほど発揮せねばならない時期は無かろうと考えます。
あらゆる国際平和ネットワークを使い、この地球上で中国流の生き方をすれば自滅する事を彼らに悟らせる必要があります。
現在の現象は、かつて日本が旧満州国を政治的に植民地化し、国際社会から非難され国際連盟を
脱退した・・さような時代に正しく重なります。
この事を歴史から正しく学んでいない中国社会の元凶が今でありましょう。
正しく一党支配の中国共産党の姿を、旧日本軍部に置き換えれば完全に重なります。
僅かばかり豊かになった・・これを機会に外に向けて自己権益を拡張する事しか考えない、さよう
な共産党幹部の思想が狂っているとしか表現しようがありません。
今の繁栄を支える日本の莫大な支援を、まったく無視し恩義どころか後ろ足で砂かけるが如き行為
を平然と為す神経には唖然とさせられます。(支援は当然との価値観)
彼らの暴走を止める手段は、政治倫理的には国際社会で孤立させ、これに依って経済的にも孤立を深め彼らの生産物をこの地球上から排除する手段に出て、国家としての経済破綻に追い込んで行く。
共存共栄出来ない彼らの政治体制を崩壊させる手段に出るしかない・・と考えます。
彼らの体制下で富を蓄えた結果、さような暴挙に出た分けであり逆に経済的手段で、民衆の眼を醒ませる方向に国際社会は動くべきでありましょう。
彼らは中華思想に拘泥し、天下は我が物とする思想であります。
最近は尖閣の次は、沖縄県を手に入れる事を国家戦略として真剣に考えているとか・・その手先が
現沖縄県知事であるとの有力な報道が有ります。
(中国領事館・九州から政治活動資金供与の事実があると・・日本公安部も把握済とか)
この現象は 「頭が腐ったら、尻尾まで腐る・・」の典型的な事例であります。
近未来を俯瞰すれば、この隣国は経済的にも完全に行き詰まり長期停滞を余儀なくされ、かつての世界の工場と云われた時代は、二度と再びやってこない世の中になると見えます。
加えて飲む水に事欠き・土壌は毒で汚染され・空気は汚れ・国土は極端に荒れ果て・国内に動乱は
数知れず・この現象は全てその地に住む民族万般の精神の荒廃に直結しております。
先哲によれば民衆の心勝ればその土は栄え、民衆の心破ればその土も乱れる・・云々とあります。
正しくこの言葉を現実社会の上で証明して見せてくれておりますが、その一方で我が国は如何な
有様でありましょうや?
世界中を見渡しても、最水は澄み・森林力は旺盛にして空気は澄み・治安は保たれ・平和な世界で
あり・民意は高く隣国とは真逆の国家形態を呈しており、このような民度を形成する国家は日本
だけです。
道に落ちた財布が戻って来る・・さような社会は世界中で日本だけであると断言出来ます。
正しくこれは先哲の申す通りの社会現象です。
土が穢れる根本的次元は、その国土を統べる政治システムに重大な問題があると考える者です。
為政者トップから末端までワイロが支配し、一部の富める者はますます富み・これを再配分せず・我が懐をひたすら満たす為には手段を選ばず・これが為に国土は荒れ放題・挙句の果てには富を
懐にしてその国家を捨てる・・
さような社会現象で国家の富約200兆円以上が、闇から闇に葬られているとの報道があります。
さような国に豊かな未来を想像出来ましょうか?・・否としか答えが出ません。
すべからく共存共栄の思想は無くひたすら人の不幸の上に、更に収奪によって己の富を求めるこの
14憶の民の未来は露頭にさ迷うしか無い・・と感じる次第です。
羲農の世とは中国から教えて頂いた文化国家の典型ですが、その民が落ちぶれ・全世界から見捨て
られるような事を平然と為すのは、真に不幸の極みとしか表現しようがありません。
自分の命をかけた政治闘争を今でも繰り広げる文化を改めない限り、彼らの頭上には真の安息は
やって来ないと見えます。
(習近平氏は就任以来6度暗殺の危機に遭うと言う)
やはり民主的手段で為政者が交代するシステムを導入するまで、この混乱は続くと見えます。
共産党の一党支配のシステムは、人類史的に見ても既に破綻しており一刻も早く転換すべきであり
ましょう。
国連海洋法条約の無視
ハーグにある国際裁判所での判決が出ましたが、中国のみならず我が国の領土権益にも影響が及ぶ
との識者見解です。
即ち沖の鳥島は、島では無く人の住めない単なる岩礁であると規定されれば、条約で言う処の
排他的経済水域(EEZ)の権益は認められず、その周辺に存在する豊かな漁場と地球資源は主張
出来ない・・これを中国は狙っている・・と。
正に己に都合の良い処だけ頂戴して条約を読む・・のは中国の真骨頂でありましょう。
マンガン団塊として有益な地球資源を中国は狙っており、何でも我が物にする生きる彼らの生き方
に照らせば、当然の帰結であります。
三陸沖で摂れるサンマ漁は、根こそぎ中国漁船がサルベージする手法で漁獲しており、サンマが
高級魚に変身した理由はここにあります。
同じ論理でレアメタル鉱山でも、中国の自然が大きく破壊され尽くしており、儲けさえすれば手段
を選ばない・・と云う手法が採られ、その鉱毒に住民は泣いております。
他国が権益を持つ豊かな漁場に密漁船団を派遣し、根こそぎ荒らしまわる被害が地球規模で発生
しており、中国人による被害は後を絶ちません。
これらの世相は、全て彼らの生きる文化的退廃がもたらした以外の何物でもないと考えます。
今や世界的な厄介者集団と化している・・この国をまともな文化国家に誘導するには、正しい知識
階層の人によって、その国を統べるしか手段が無いと感じる次第です。
その貴重な良心的知識人を次々と自殺に追い込んでおり、この国の未来は暗澹たる世界が広がる・・と感じる次第です。
ミサイルや爆弾では決して明るい未来は開けないが爺の心情です。
暴走を止めるには、迂遠ながら経済的制裁を以て臨以外に手段が無いように感じます。
彼らの良心のある知識人との交流を広め、迂遠ながらも辛抱強く世代を超えて彼ら・彼女らと向き
合うしか手段が無いと考える者です。
爆買いで日本を訪れた中国人によって、日本人の正しいイメージが広がっております。
中国政府の間違った、日本を陥れるプロパガンダに犯された一般民衆が、これらの人々の口を
介して正しい日本観が広まりつつあるのは喜ばしい事であります。
事さように・・日本の一般民衆の力で狂った政治を正して行くしか手段が無いと見えます。
微力ながら爺も民間交流に参加させて頂いております。(中国の良心的知識人相手に交流)
発展途上国のインフラ整備
このインフラ整備の施工品質問題を中国は世界各地で起こしております。
アフリカでは雨が降った時に、その道を歩けば感電死する事故・ちょっと使っただけで穴が開く
道路この手抜き資金は全て現地を統べる為政者の懐に直行する・・典型的な中国流です。
手抜き工事へクレーム付ければ、改修工事には追加資金が必要・・と宣う。
高速鉄道をバナナの叩き売りする中国!
曰くこの技術は全て自主開発だ・・と、特許を世界に出す厚顔無恥!
これらが日本の新幹線輸出の国策の前に、競争者として立ちはだかる。
メキシコ・ベネズエラ・米国・ミャンマーで計画がとん挫!・・そろそろ中国の噴飯物である
新幹線技術が世界にバレて 来ております。
最近は領土紛争があるフィリピンに鉄道を敷設するから、海洋権益は見て見ぬ振りせよ・・と
懐柔策に乗り出している模様。
しかも中国が逃げ帰って建設放棄した通勤用電車線路を日本が肩代わりした物件を、再び厚かま
しくも再提案する・・と呆れて物が言えませんが・・そこは袖の下を使うテクニックで・・。
日本は邪魔だから・・どけ!と
さような中国の口車に、アメリカ嫌いで国際感覚が欠如していると見られる、フィリピンの新大統領は乗るか?乗せられるか?・・注目しております。
この手の懐柔策は、中国は天下一品の切れ味を示します・・よ。(笑)
さような如くこの地球環境万般をこの中国と言う民が汚染し、我ら隣人は迷惑を被っております。
中国経済の近況
あと一つ記述します。
それは中国に技術指導した宝山製鉄に代表される鉄鋼問題です。
中国では世界生産量の1/2の分量の鉄鋼を作っており、これをダンピング輸出し全世界の鉄鋼業を
疲弊させております。
自国の年間消費量は、約4億トン(日本の4倍)と云われますが、生産設備の能力は8憶トン以上
あると云われます。
その余った余剰鉄鋼製品を只みたいな安い価格で、世界に向けて投げ売りしている様子です。
鉄鋼1トン売って牛乳1杯分以下の利益・・と。(実態は大赤字)
アメリカでは報復関税をかけて自国製品を保護しておりますが、この動きを含め国際的に大問題に
なっており各国から追及の火の手が挙がっております。
中国の4億トンの設備を廃棄するように中国政府に要求を突き付けている事はご案内の通りですが、これらの鉄鋼会社は全て国営であり、潰せば180万人規模で失業者が巷に溢れると・・。
それでなくても現在中国では経済運営の失敗で、農民工と呼ばれる失業者が2億3000万人程存在
すると言われます。
それやこれやで鉄鋼生産設備の廃棄もままならない・・と、しかし世界規模で批判される対象に
なっております。
経済的に見ても四面楚歌の状態であり、ここ10年位は中国経済が立ち直れない・・との予測が
あります。
中国経済の特徴として、儲けると分かれば需要の有無に関係なくワ〜〜!と投資する癖があり、
爺の業界であるエレクトロニクス関連でも、液晶(EL関連も)ディスプレイ関連と半導体関連に国家戦略と称して自由経済圏ではあり得ない巨額投資を平気で為します。
当然技術は当然お得意のパクリで・・。
ますますこれら業界にビジネス上で大混乱を惹起する事となり、特に上記2分野では今後脅威が
深まる・・と関連者は頭を抱えております。
過去太陽電池パネルでもそうでしたが・・価格破壊を起こし粗悪品質パネルを世界にバラ撒き
ましたが、このビジネスモデルを継承した半導体版とディスプレイ版が今後世界を恐慌に陥れそう
です。
彼らには市場原理を知らず・・儲けられる!と確信すれば突き当りまで投資し、短期間に儲けて
終われば市場を破壊して、逃げてしまします。
それまで先進国で営々と築いて来た技術開発投資にはまったく関心がありません。
最近は、最新技術を中国には教えないと言う戦略に、ビジネス環境が変化しております。
しかしこれにヘコタレル彼らではありません。
そ〜です・・ネットでパクる のです。
無い技術は盗むのが彼らの流儀であり、特に安全に対して無防備な日本企業が狙われております。
何処まで行っても彼らの傍若無人さは、業態の差を越えて同じ生活パターンのようです。
さような隣人と如何に付き合うか???
ここら辺りで真剣且つ深刻に考えるべき時期に来ている事だけは事実でありましょう。
しかし最近スーパコンピュータの世界で、その処理能力が正解No-1の地位を占めるに至っており
ます。
しかもそのCPUは自国生産であるそうです。更に加えて省エネルギー化技術でも世界3位を
占めるに至っております。
(省エネ型スパコンの世界No-1と2はこのコラムでも紹介しました日本の会社です)
この開発に使った中国の予算は10兆円だそうです。それに比べ日本の次世代スパコンの予算は
1500憶円程度の規模と言います。
軍事に繋がる予算である・・との事(しかし軍事予算にはカウントされず)です。
明らかに中国の技術も一部で工業先進国を凌駕する時代を迎えており、変化の萌芽が見られます。
中国の負債
これら国家予算の運営である資金の原資が不透明極まる・・一説によれば中国の負債金額は
現在2400兆円規模を国全体で抱え込んでおり、しかも未だ肥大中で近々に2800兆円を超えると
見積もられており、ある評論家氏は3300兆円規模と推定しており、この天文学的な数字の負債は
処理不可能である・・との報道があります。
その金額の55%は国レベルの債務であると・・(国営企業が多い)
一例上げれば、中国の国営鉄道会社の不債は約5.6兆円規模のグロス残高が有り、返済は不可能と
云われており、開けてびっくり玉手箱ではありませんが・・この後始末を如何に付けるか?
中国進出の日本企業も中国が破産すれば甚大な損害を被る事は間違い無い所でありましょう。
外貨準備高が300兆円あると報道されておりますが、その殆どが海外投資で焦げ付いているとの報道もあります。(実質的には財布は空だと見る評価です)
これが破裂したら・・世界的規模で混乱の極に達するのでは・・と懸念しており正しく国家破産の
懸念が年々高まっており、世界に与える経済的なインパクトは想像を絶する規模に膨らむのでは・・と推定されます。
USのモルガン銀行が中国の裏社会の経済規模と資金の流れを追っているようですが、中国が発表する各種統計は全て嘘で塗り固められており、破裂の危険が迫っているとの報道もあります。
何もかもやる事のスケールが並外れてハチャメチャの規模で進行しており、爆発すれば収拾する
事は不可能・・との報道もあります。
よってこの被害を考えた場合、日本は海を越えてやって来る数百万人単位の難民問題に直面するで
あろう・・事が予測されるようになりました。
さような光景は見たくありませんが・・正しく巨大な国難に遭遇する可能性を想定した準備をして
おく必要があると考えますが、皆さまは如何お考えでありましょうか?
この事態の収拾は不可能かも・・
今回も又中国問題に終始しました・・しかし地球上で騒ぎまわる漢民族相手に如何に渡り合うか?
日本国民全般の問題と思い、記してみました。
では又次の機会にお目にかかります。 ご愛読ありがとうございます。
2016年7月吉日 爺 拝
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